ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『猫語の教科書』

2006-06-23 05:02:07 | わたしの読書

猫語の教科書』 ポール・ギャリコ

これは、猫による猫のための教科書である。
いかにして、人間の家をのっとるのかについて、いかにして、おいしいものを頂戴できるかについて、いかにして、フカフカのベッドで寝れるかについて、その方法を、具体的に教授してくれている。なんと、人間についての考察では、男女の違いにも触れ、対応策が書かれている。

猫を飼っている人は、もちろんのこと、猫が好きな人なら誰でも、大笑いしながら?納得しながら?読むことでしょう。「猫のことなんて、なんとも思ってないわ」という人にもお勧め。明日には、猫と一緒に暮らしてみたいと思うことでしょう。
私は、実家の猫ちゃん達との暮らしを思い出して、大笑い。すっかり、幸せな気分にななっちゃいました。本当に猫って、魅力的~♪

よほど、楽しそうに読んでいたのでしょうね。そのうちに「なに?なに?」と息子が覗き込んできました。あんまりしつこいので、「子ども向きの本じゃないからね。」と前置きしつつ、一章を朗読。かなり長かったのですが、息子は、大喜びで聞いておりました。そして、「もっと読んで!」と。
ううむ。この量を読み聞かせするのは、ちと無理があるような気が・・・
それでも、図書館から「次に予約が入っていますから」コールがかかるまでは、借り続けてあげようかしら。それほど、魅力的な本でした(笑)。