ぼちぼち日記

大切な日々のこと

図書館での『おはなし会』

2006-01-27 15:22:12 | お話し会のこと

一ヶ月ぶりの図書館での『おはなし会』。
天気が良かったので、お客さんは少ないかな~と思っていたのですが、寒いせいでしょうか?
小さなお話しの部屋が、一杯になる位のお客さんの数でした。
プログラムは・・・

1.ここは、ここは(手遊び)
2.『おおきくおおきく おおきくなあれ』 まついのりこ 作 ・童心社
3.『しろくまちゃんのほっとけーき』 わかやまけん 作 ・こぐま社
4.ケーキをつくろう(手遊び)
5.『てのなかなーんだ? 』きうちかつ 作 ・ やまうちふじえ 絵
6.手袋人形の作り方紹介
7.『このゆきだるま だーれ?』 岸田衿子 文 ・山脇百合子 絵 ・福音館
8.『まんまるちゃん』(パネルシアター)
9.ここは、ここは(手遊び)

私は、『しろくまちゃんのほっとけーき』と『このゆきだるま だーれ?』。それから、覚えたての『ケーキをつくろう』の手遊びうたと、『まんまるちゃん』のパネルシアターを担当しました。

『ケーキをつくろう』は、リトミックの教材にのっていたものを、職場で(組んで仕事をしている指導員と)勉強したのです。
「ケーキをつくろ~!ケーキをつくろ~!小さな(大きな)ケーキを~!」とうたいながら、手のひらにのっているハズのケーキに、クリームをぬったり、いちごをのせていきます。

仕事では、重度の障害の方に対して行うので、職員が、リズミカルに利用者の方の身体を触っていく形でやりましたが、ここでは、まさにリトミックの教科書通り。
教科書通りにやる方が緊張するというのは、なんだかおかしい話なんですが・・・
障害のある方と一緒に歌う経験の方が長いので、仕方ないですね。

お母さんに、大きなケーキを作ってあげるシーンでは、恥ずかしくてあげられない子が一人いましたが、私が、代わりにプレゼントしたら、嬉しそうに笑っていてくれて、こちらまで嬉しくなってしまいました。
プレゼントをもらったお母さんが、モグモグとおいしそうに食べてくれたおかげ。
本当に、お客さんたちに育ててもらっているなぁと実感します。

子どもたちの笑い声のおかげで、寒さも少し緩んだようでした。


『ワニのライルは、会社のにんきもの』

2006-01-27 06:43:03 | 息子と読んだ本のこと・絵本

『ワニのライルは、会社のにんきもの』
バーナード・ウェーバーさく  小杉 佐恵子やく


『クロコダイル・ワニのライルは、愉快なワニです。』で始まる、おなじみライルシリーズ。
我が家では、これが6冊目となるライルくんだ。

ライルがいるだけで、
誰もが楽しくなってしまうものだから、公園やスーパーで働いてくれないだろうか?歯磨きの広告に使わせてくれないだろうか?と、ライルは引っ張りだこ。
けれど、『ライルは、今のままが幸せだから』と、どれも、プリムさんは断ります。
そんなある日、ライルは広告会社のプリムさんの会社に行って、仕事をいろいろ手伝ううちに…。


この本は、本当に不思議。
ライルには、ちっとも台詞がない。台詞があって、性格づけがしっかりされているのは、一緒に暮らすプリムさんたちだけ。
けれど、何故か、物語に出てくる人々と同じように、強烈にライルくんに惹かれてしまうのです。
何か訴える訳でもなく、何かを感じさせる訳でもない、笑わせたり、ヒヤヒヤさせることもない、この物語。
でも、読んでいると、なんだかアッタカイ気持ちになるんだなあ。
たまには、こんな物語で、親子でほっと一息。
笑顔で、温かい気持ちで眠りにつくためには、欠かせない本の一つです。