

正しい思考とふるまいを
早いうちに習慣化させるべきだ。」
バフェットの持つ世界有数の資産は
すべて自力で築き上げたものだ。
両親からは財産は受け継いでいない。
受け継いだのはすぐれた価値観と
人としての誇り高い生き方だった。
それは財産以上に大切なものだった。
なぜなら早い時期に身につけた習慣は長い人生の中で
そう変わるものではないからだ。
バフェットは米国独立宣言起草委員で科学者でもあった
ベンジャミン・フランクリンを尊敬している。
フランクリンは、いかなる時にも正しく生活するために、
生まれながらの性癖を克服したいと考えた。
そして、あらゆる徳目を13にまとめた
節制、沈黙、規律、決断、節約、勤勉、誠実、
正義、中庸、清潔、平静、純潔、謙虚だ。
そして一定の期間はどれか一つに集中し、
習得できたら次の特に移り、
十三の徳をすべて身に付けようとした
バフェットも幼い日に両親に教えられた
価値観や生き方を守り続けることで
大きな成功を手にしている
「ルールを読むだけでは何もならない。
ルールどおりに生きなければならない」

桑原 晃弥 著



もう一度、記載しみよう
節制、沈黙、規律、決断、節約、勤勉、誠実、
正義、中庸、清潔、平静、純潔、謙虚
どれをとっても、
日本人が得意とする徳であって
神世の昔から受け継いできたものばかり
バフェットにしろフランクリンにしろ
日本人と同じ遺伝子に支えられているように思う
これら13の徳については
アメリカやヨーロッパの人々には
理解できないような得ではないだろうか
アメリカ人が最も尊ぶ「自由」
と距離をおくものばかり・・・
でもアメリカの偉人たちはこ
うした徳を学び身につけ
行動に移しているのだからすごい
我々日本人は元来備わっている徳を
ただただ行動に移せばいいだけなのだから
そのアドバンテージを活かしたいものだ
とはいえ、行動に移すということはとても難しいこと
ましてやこの13を行動に移すとなると至難の技
僕自身、まず最初の節制からしてそのハードルは高い
年金をいただくような歳になって
「今さら節制もあったものじゃない...!」
と心の中の自分がそう囁く・・・
でもこの歳だからこそ、
節制なのだと自制して暮らさなければと思うのだが
アメリカ人のバフェットやフランクリンの
優れた生活習慣を見習わなければ・・・



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