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早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

刃を研ぐ時間などない...!

2016年11月15日 04時25分35秒 | 読書







 森の中で、必死で

木を切り倒そうとしてる人に出会ったとしよう。


「何をしているんです?」

とあなたは聞く。


すると男は投げやりに答える。

「見ればわかるだろう。この木を切っているんだ」


「疲れているみたいですね。

いつからやっているんですか?」

あなたは大声で尋ねる。


「もう5時間だ。くたくただよ。大変な仕事だ」


「それなら、少し休んで、

ノコギリの刃を研いだらどうです?

そうすれば、もっとはかどりますよ」

とあなたは助言する。


すると男ははき出すように言う。

「切るのに忙しくて、

刃を研ぐ時間なんかあるもんか!」


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 「刃を研ぐ」

なんてあまり考えないこと

包丁を研ぐことはたまにあるけど

それもよほど切れ味が悪くなって

トマトが切れないくらいに

歯が丸くなってきた時しか刃を研ぐなんてしない

砥石もあるのにあまり使わない


でもプロの調理人や職人は

刃を研ぐことを日韓にしている

それだけ、切れ味を大切にしているんだと思うし

道具に愛着を感じているんだろう

さすがにプロ意識、

僕のようなボンクラでは稼げないわけだ...!

人と違う努力をなんとも思わず

日課にできることほど素晴らしいことはない

僕も刃を研ぐこと、

これから自分の日課にも取り入れようと思う


ところで、ここでは直接的に

ノコギリヤ包丁の刃を例に取ったけど

実生活でノコギリヤ包丁に匹敵する道具

物書きならペンというよりも

発想力・想像力といったほうがいいかもしれない

技術とか知識とかそういうソフト面の

カミソリも刃を研ぐ必要があるのかもしれない



     早起き鳥




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相手を自分のクローンに改造...!

2016年11月14日 04時10分53秒 | 読書







 内面が安定していない人は、

どんな現実でも自分のパラダイムに

当てはめられると思っている。

自分の考え方の枠に他者を押し込め、

自分のクローンに改造しようとする。


自分とは違うものの見方、

考え方を知ることこそ

人間関係がもたらす利点であるのに、

その事実に気づかないのだ。


同一と一致は違うのである。

本当の意味での一致というのは

補い合って一つにまとまることであって、

同一になることではない。


同一になることはクリエティブではないし、

つまらないものである。

自分と他者の違いに価値を置くことが

シナジーの本質である。


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 人間関係に努めようとする相手方を

自分のクローン人間に改造しようとしている

とは全く面白い

と同時に本当に的を得た表現である


相手のことを考えられる人間でなければ、

悪意はなくても

自分のクローン人間にしようと思うのは

至極当然である

この至極当然のことが大きくなった

究極の結果が戦争なのかもしれない

いうことを聞かないのなら

武力・暴力に訴えるしかない


アメリカと日本が戦った場合

武力・国力の差は差は歴然としている

アメリカの挑発に乗って手を挙げたとすれば

それは手を上げた瞬間に敗北を意味する

どんな暴力・暴言にも決して

感情をむき出しにすることはなく

ただひたすらに正義を物申す


そして歴史の結果は敗戦国日本、

この負い目は日本人の心の奥底に刻み込まれた

しかし、強い相手に対して、

反応的に感情的になることの愚かさを思い知った

以後、日本の国はどんな相手にも

手をあげることはないだろう


もしアメリカが思いやりがあって

もう少し、日本のことを考えてくれていたら

あのような戦争の歴史ではなく

相手国を思いやるシナジーの政策が登場し

素晴らしい日米関係が出来上がっていたに違いない


こうして勉強してきて、

一番大切なことまず最初に肝心なことは

自分自身の人格の問題、

相手を思いやる心がなければ一歩も前に進まない

ということを思い知った


     早起き鳥




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キャンプより母の方が大切...!

2016年11月13日 07時34分25秒 | 読書







 ある男性が、

今年の長期休暇は家族と湖に旅行して、

キャンプと釣りを楽しみたいと

思っているとしよう。

彼にとっては

1年前から温めてきた大切な計画だ。

湖畔のコテージを予約し、

ボートのレンタルも手配してある。

息子たちもこのバカンスを心待ちにしている。


ところが妻はこの休暇を利用して

年老いて病床にある母親を

見舞いたいと思っている。

母親は遠く離れた場所にいるから、

頻繁に会いにいくことはできない。

彼女にとって長期休暇は

絶好のチャンスなのである。


夫と妻の希望の違いは

大きな争いの原因になりかねない


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 「キャンプより母の方が大切だわ!」妻

「君の夫と息子たちの方が

お母さんより大事だと思うがね!」夫


多分この考え方の違いは平行線

交わることがないだろう

どうやって長期休暇の使い方を解決するのだだろう


僕ならお互いの考えを尊重して

半分は義母のお見舞い

半分は家族でキャンプ

お互いの妥協点を探すだろう



でもこれならお互いに腹一杯にならないだろうし

息子たちにすれば

目一杯キャンプをして遊びたいだろう

互いに違う行動をとったとしても、

家族一緒でないという不安定は幸福感は半減

本当に難しい課題であるが

家族であれば日常茶飯事の出来事である



こんな時、どうすれば解決策が見つかるか

お互いが妥協するのではなく、

第三の案を考えるとこの本にはある

第三の案とはどんな案なのか

家族みんながお互いを尊重し会いながら

相手中心になって第三の案を考えるのである


いろんな考え方があるだろう

遠く離れている義母とのご無沙汰解消のために

近いうちに妻が休暇をとって母親を見舞う

その間の家事は夫が引き受ける


また義母の家の近くのキャンプ場を探す

などなど・・・


ともかく相手の身になって第三の案を考えること

これが重要なのだとこの本にはある

なんとも崇高な目からウロコ...!

そしてこれこそが

シナジー(相乗効果)と言えるのかもしれない

その基本にあるのが相手の身になって、

相手中心の価値観であることを忘れまい



     早起き鳥




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心を開いて正直に...!

2016年11月12日 04時35分38秒 | 読書







 カールロジャース(米国の心理学者)は

「もっとも個人的なことは

もっとも一般的なことである」

と教えている。


自分の本当の姿を見せ、

自信を失った経験も含めて

自分のことを素直に話すほど、

それを聞いている人たちは

自分の経験を正直に話しても

大丈夫なのだという気持ちになる。


するとあなたの正直さが

相手の精神を養い、

そこに真の創造的な共感が生まれ、

新たな洞察や学びがもたらされる。

こうして次第に気持ちが高揚していき、

冒険心が刺激されて、

コミュニケーションのプロセスは

シナジーへと向かっていく。


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 「シナジー」を大辞林で調べれば

「相乗作用」とある

1プラス1が3にも4にも

いやそれ以上にもなるということを学んだが

人と人とのコミュニケーションで

相手を理解することほど難しいものはない


ついぞ、自分のことが相手には

全く理解してもらえないと

不満や苛立ちをどうすることもできず

ずっと僕自身も悩み苦しんだ

でも結局は自分自身が

相手を理解していないのに

相手が僕を理解してれるなどあり得ないこと

それが道理であり大原則


まずは自分が正直に心のままに包み隠さず話せば

相手も心を少しずつでも開いてくれるもの

自分の本当の姿を見せない限り

相手方とのコミュニケーションなど

うまくいくはずがない

でもこんな簡単なことがなぜできないのか

不思議で仕方がない

そしてそれが現実なのだから如何ともしがたい


やはりそこには自己中心的である限り

一歩も前に進まないのかもしれない

相手中心の価値観にブレイクスルーできたとしたら

その瞬間に新しい未来が見えるのかもしれない


     早起き鳥




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自然界はシナジーの宝庫...?

2016年11月11日 04時37分16秒 | 読書







 シナジーとは、簡単に言えば

全体の合計は個々の部分の総和より

大きくなるということである。


自然界はシナジーの宝庫だ。

例えば、二種類の植物を隣り合わせて植えると、

根が土中で入り組み、土壌を肥やし、

一種類だけを植えた場合よりもよく育つ。


日本の木材を重ねれば、

一本ずつで支えられる重量の和より

はるかに重いものを支えられる。

全体は各部分の総和よりも大きくなるのである。

1プラス1が3にもそれ以上にもなる。


ところが自然から学べる

この創造的協力の原則を

人間関係に応用するのはそう簡単なことではない。


家庭には、シナジーを観察し練習する

多くの機会がある。

男女の結びつきが

この世に新しい命を送り出すことこそが、

まさにシナジーである。


シナジーの本質は、

お互いの違いを認め、尊重し、

自分の強みを伸ばし、

弱いところを補うことである。


  「七つの習慣」

          スティーブン・コビナー 著
     









 1プラス1が2ではなく、

3にも4にもそれ以上にも無限大にも拡大する

それは想像を絶する

人との人との関わりによって生じるすさまじい力

それをシナジーというのだそうだ


自分を顧みれば、

そんなことはあり得ないと思っていた

1プラス1は2、でもうまくいかなければ、

1プラス1は1のままであったり、

マイナスになってしまうことがよくある

そんなことにならないように気をつけなければならない


人間二人寄れば何もかもダブル、二馬力なんだから

うまくお互いの人間関係を保ち

良い効果を産むように

譲り合って我慢しながら耐えながら努めたい

とそんなふうに考えていた


それが違っていた

本当の人間関係とはそして正しいリーダーシップとは

1プラス1が3にも4にもそれ以上にもなる

発展的人間関係なのだと学んだ

すごい崇高なシナジーに根ざした生き方である


自分が常にしっかりとした

人格の基盤に支えられながら、主体性を持って、

相手の身になって物事を考える



さほど難しいことではないのだが、

自分がいろんなことを

自分本位に考えてしまう稚拙さゆえに

この崇高なシナジーに達し得ないのだろう


     早起き鳥




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