

木を切り倒そうとしてる人に出会ったとしよう。
「何をしているんです?」
とあなたは聞く。
すると男は投げやりに答える。
「見ればわかるだろう。この木を切っているんだ」
「疲れているみたいですね。
いつからやっているんですか?」
あなたは大声で尋ねる。
「もう5時間だ。くたくただよ。大変な仕事だ」
「それなら、少し休んで、
ノコギリの刃を研いだらどうです?
そうすれば、もっとはかどりますよ」
とあなたは助言する。
すると男ははき出すように言う。
「切るのに忙しくて、
刃を研ぐ時間なんかあるもんか!」

スティーブン・コビナー 著



なんてあまり考えないこと
包丁を研ぐことはたまにあるけど
それもよほど切れ味が悪くなって
トマトが切れないくらいに
歯が丸くなってきた時しか刃を研ぐなんてしない
砥石もあるのにあまり使わない
でもプロの調理人や職人は
刃を研ぐことを日韓にしている
それだけ、切れ味を大切にしているんだと思うし
道具に愛着を感じているんだろう
さすがにプロ意識、
僕のようなボンクラでは稼げないわけだ...!
人と違う努力をなんとも思わず
日課にできることほど素晴らしいことはない
僕も刃を研ぐこと、
これから自分の日課にも取り入れようと思う
ところで、ここでは直接的に
ノコギリヤ包丁の刃を例に取ったけど
実生活でノコギリヤ包丁に匹敵する道具
物書きならペンというよりも
発想力・想像力といったほうがいいかもしれない
技術とか知識とかそういうソフト面の
カミソリも刃を研ぐ必要があるのかもしれない



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