早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

時勢のゆくすえを見抜く藤堂高虎

2011年04月23日 04時47分05秒 | 読書






明智氏がほろび、

このあと羽柴氏が勃興した

高虎は時勢のゆくすえを見ぬき、

縁をもとめて

秀吉の実弟の秀長につかえた。

この機敏さもさることながら、

高虎にはそれだけの実力もあった。

それまでに四度主家を変えてきたが、

どの主家のもとに居たときでも

一度ははなばなしい武功をたてた。

「峠」 著 司馬 遼太郎










仕える主家を転々とし、

常に戦場で人目につく働きをして

武勇、成功を修めた高虎

そして結果的に犬死にする事無く

天命をまっとうした。


そして長岡藩にこだわった継之助

同じ武士といっても、

その生き様には大きな隔たりがある。

自分自身、胸に手をあてて、

考えて見るに

権勢を揺るがす実力者との御縁もないし、

いろんなタイプのトップに

合わせられるほどの度量もない。

ましては常に成功というヒットを

飛ばせることなど夢のまた夢

御縁のあった組織で、

そのトップとの御縁を大切に

その中で生きるしかない!

だからこそ継之助の生き様に

好感を抱くのかもしれない…!

   早起き鳥







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