早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

宇宙膨張説、ハッブルの大発見・・・

2017年09月01日 04時05分58秒 | 読書




 天動説から地動説という

コペルニクス的転回を経たものの、

まだ宇宙に関する知識は

ごくごくわずかなものでしかありませんでした。

その後、宇宙に関して大きな発見をした人物が、

アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルです。


彼は1929年に巨大な望遠鏡を使って、

宇宙が膨張しているということを発見しました。

ではどうやって宇宙が広がっている

ということを発見したのでしょう。


そのことを理解するために音に関する

「ドップラー効果」というものを説明しましょう。

例えば救急車のサイレンは近づいてくるときと

遠ざかるときとで音の高さが違って聞こえます。

このドップラー効果は光に関しても同じです。

つまり宇宙の様々な星が動いている時に、

近づいてくる星から出る光は

青みがかって見えるのに対して

遠ざかっていく星から出る光は

赤みががって見えるのです。


ハッブルが巨大な望遠鏡で宇宙を調べてみると、

銀河系の外にある星はどれも

赤みががっていることがわかりました。

赤みががっているということは、

どの星も地球から遠ざかっているということです。

ということは宇宙は広がっているのではないだろうか。

ハッブルはこのように考えて

「宇宙膨張説」を提唱したのです。


   おとなの教養  池上 彰 著



     








 宇宙がビッグバンに発して

常に膨張しているということは

自分の知識の知る範疇

でもこの宇宙膨張説をハッブル望遠鏡を作った

ハッブルが提唱した説

だったということは知らなかった


それにしても宇宙は停止しているのでなく、

どんどん膨張しているなどという

非常識があっていいのだろうか

知識という理解は曖昧なもので

自分には膨張の実感はまるでない

自分の存在だってその宇宙膨張の今まさに今、

膨張という現象の中にいるわけだから

自分の体も意識も何らかの

影響を受けているのかもしれない・・・


こんな宇宙膨張説は

天動説から地動説への転換を唱えることに

匹敵するような気がする


今、ハタと思ってしまった

自分の体はこの肉体であって

今は膨張などせず、老い衰える過程にある

でも自分の意識というものは

子供の頃と比べれば

それはそれは日々膨張しているように思う

たくさんの知識を吸い込み

たくさんの経験をしていいこともよくないことも

何もかも吸い込んで膨張しているようである

この歳になっても池上先生のご本で

また一段と膨張させてもらっている

自分の意識というものは

不可解な宇宙に似ている気がする


       早起き鳥




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