世の中の人々が
天動説から地動説への
すんなり考えを変えたわけではありません。
キリスト教が支配していた社会では、
地球が宇宙の中心であるという天動説が
教会公認の考え方でした。
したがって天動説に異を唱えるとことは、
キリスト教を批判することに他なりません。
近代以前のヨーロッパでは
キリスト教の権威は圧倒的だったので、
地動説を発表することは
命がけのものでもあったのです。
実際、コペルニクスは
自分の著作を生前には発表せずに
死後に発表されるようにしていました。
ガリレオもキリスト教の教義に
反するとして宗教裁判にかけられ、
地動説を捨てるように命じられます。
おとなの教養 池上 彰 著
キリスト教は地動説を認めなかったということ
多分それは想像できることだが
宗教を取り巻く社会組織は
封建的でなくてはならないだろうから
新しい考え方とか法則というものなど
全く受け入れられなかったのだろう
凝り固まった古い考え方を打ち破るのは
それはそれは大きなエネルギーが必要で
我が身を犠牲にすることもあると思う
それも天動説から地動説
それは神の冒涜と誹りを受けるようなもの
コペルニクスもガリレオも
命をかけた戦いであったことだろう
今でいえば、ノーベル賞もの!
いやもっとすごいことかもしれない
宗教から科学の進歩による新しい法則の発見
こんなすごい発見が
これからもあるのかもしれない
例えば子供の頃に運動中には
水を飲むなと厳しい指導を受けて来たが
今でいえば自殺行為、
でも本当に暑い日に水を飲むと腹を壊すから
禁止行為の第1位だったことを思い出す
地動説、天動説などからすれば
取るに足らないことだが・・・
これから先にも宇宙論、人体の神秘
こういう分野で新しい法則の発見を待ち望みたい・・・
早起き鳥
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