第二次世界大戦後は
東西冷戦時代と言って、
世界はアメリカグループと
ソ連グループに二分されていました。
いつ核戦争が起きるかもしれない
という非常に深刻な緊張状態が続いていた。
だから1989年にベルリンの壁が崩壊したとき、
「やっぱり歴史は進歩するんだ。
やっと平和な時代が来るんだ」と、
多くの人が喜んだわけです。
ところが、その後の世界はどうでしょう。
現在の中東でもアフリカでも、
東西冷戦時代にはなかったような紛争やテロが
あちこちで起きるようになっています。
これは進歩でしょうか、退歩でしょうか。
こうした例を見ると、
もはや「歴史は進歩する」というような
一つの歴史観で世界を見ることは、
非常に難しくなっていることに気付かされます。
おとなの教養 池上 彰 著
「歴史は進歩する・・・・?」
などとは到底思えない
自分の今の暮らしを考えた時
便利快適であることは申し分ない
20年、30年前を考えれば
格段に人々の暮らしは豊かになった
でも人々の心はどうか?
と考えれば荒む一方
それは僕自身の問題であることはいうまでもない
「歴史は進歩する」
という常識に物申す立場でもないが
国家財政は歪んだままでもう元に戻しようがない
その歪んだ国家財政に支えられて、
今の僕たちの便利快適な暮らしが成り立っている
「科学は進歩する・・・」
そして技術革新は目覚しい
これだけ便利快適なのに、
より便利により快適に
そのうち、人間は動かなくなるような気がする
そのうち考えることさえ
しなくなるのではあるまいか
間違った方向に歴史が誘導しているような
気がしてならない
でもそれが神様の意思なのだろうか・・・
早起き鳥
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