早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

歴史の真実

2017年09月19日 05時25分08秒 | 読書




 歴史は新しい研究結果によって、

次々に書き換えられていくものです。

「史実」と呼ばれているものは、

過去にさかのぼればさかのぼるほど、

確定させることが難しい。

だからこそ歴史家や歴史学にとって

チャレンジしがいのある領域、

ということになるのですが。


高校入試や大学入試では歴史を

暗記科目として勉強するので

私たちは歴史の勉強とは

定まった史実を覚えることのように

思い込んでしまっています。


でも史実を覚えることは

歴史にとって本質的なことではありません。

出来事と出来事の間に

どういう論理や因果関係が見て取れるのか、

残されている史実を読み解くと、

どういう出来事があったと推測されるのか。

そういったところに、

歴史を学ぶ面白さがあるのです。



   おとなの教養  池上 彰 著



     








 歴史と聞けば本当にトラウマ

学生時代を思い出すと

本当に悔しいけど、歴史は苦手

記憶力の乏しい僕には

苦痛でしかなかった


でも一夜漬けで必死に集中して

頭に叩き込み試験に臨んだ

試験が済めば見事に忘れたものである

こんな歴史が

将来何の役に立つのだろうと思いつつ

読書など全くせず、

部活の目標に全力で臨む毎日を過ごした


そして社会人となってから

読書の習慣が身につき

そして読み始めた歴史小説、

司馬遼太郎の数々の名作をむさぼり読んだ

こんな小説を通して

いろんな出来事の意味や人々の思いを感じ取る時

それがフィクションであったにせよ、

何とも言えない味わい深いもの・・・


歴史が新しい研究成果によって

次々に書き換えられていくものだとするなら

今持っている情報の中で

自分で想いを巡らせて

自分なりの史実を構成して楽しみたいものである


坂本龍馬が暗殺されずに生きていたら

後の時代はどうなっていたのだろうか

なんてことを思うとワクワクしてくる


       早起き鳥




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