大空に輝くたった一つの月も手で水をすくえば手の中にすることができる。
一本の菊の花でも手に持って楽しめば、
その香りが衣服に染み込んでくる。
たった一つの真理も、
みんなの手にすることができる。
ただそのために一つの条件がある。
それは自分で楽しむことだ
「生き方。死に方。」 著 西村 惠信
水をすくえば手の中に月がこんな風流なこと
経験したことがない
是非月夜のとき
やってみようと思う
まずは池に行って、水面に坐り
月を映す
その映った月を両手ですくう
手のひらではなかなか難しかろう
どんぶりで試してみようか
いや手のひらが良い…
とは言っても、素敵な風流は
自分が楽しまなくちゃ
早起き鳥
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