わたしは延命の願をしました
まず始めは啄木の年を越えることでした
それを越えることができた時
第二の願をしました
それは子規の年を越えることでした
それを越えた時
第三の願をしました
お父さん
あなたの年齢を超えることでした
それはわたしの必死の願いでした
ところがそれも越えることができたのです
では第四の願は?
それはお母さん
あなたのお年に達することです
もしそれも越えることができたら
最後の願をしたいのです
それは世尊と同じ齢までいきたいことです
これ以上決して願はかけませんからお守りください
随筆集「みぐりあいのふしぎ」
著 坂村 真民
啄木27、子規36、世尊80、
父母とも80を越え健在
そして、我、58
健康には悩むこと無く
元気に生かして貰っている。
ありがたい事である。
延命の願
この詩の主人公は
きっと健康に不安があって
毎年元気で生きていけることを
神仏に手を合わせて
祈り続けているのだと思う。
自分が長寿をまっとうできることなど、
思いもよらなかったことだろう…!
生かしていただいてありがたい
との感謝の気持ち
忘れないでいたいものだ。
早起き鳥
このたびの大地震、大津波で
被災された皆様、
心からお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧
元通りの暮らしが戻りますよう
お祈りしています。
早起き鳥
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