およそ人の禍は多くは得意時代に萌すもので、
得意の時は誰しも
調子に乗るという傾向があるから、
禍害はこの欠陥に喰い入るのである、
されば人の世に処するには
この点に注意し、
得意時代だからとて気を緩さず、
失意の時だからとて落胆せず、
情操をもって道理を踏み通すように
心掛けて出ることが肝要である。
「論語と算盤」著 渋沢 栄一
長い失意時代をどういきるか？得意時代をいかに謙虚にいきるか？
得意時代、失意時代とにかかわらず、
いつも穏やかに楽しく過ごしたいものである。
あるのは得意と思う気持ち、
失意と思う気持ちだけで、
状況は人が変われば、
その気持ちは変わるかもしれない。
失意をそう思わない。
得意をそう思わない。
その状況を感謝して楽しめたら
素晴らしいことだろう。
神様がいるとしたら、
本当に自分を痛めつけたりするだろうか？
早起き鳥
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