桃源郷

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硝子の引き戸を開けて外に出た。
寒い…！身を切るような霜が肩に降り懸かるようだ。
微かに屋内の漏れる灯で見える湯船は檜つくりだ間口が五メートル奥行き二メートルくらいの座って十分肩まで浸かる深さがある。
天には夜露をしのぐ屋根がある。何とも豪華な露天風呂だろう！
灯の漏れる屋内を見ると何と一番奥に白い大理石の微笑む観音様が手招きをしている…！
何とありがたい光景だと思わず檜の浴槽で正座して手を合せた。
窓は一枚張りのデッカイ硝子窓でみごとに磨かれており、曇り一つ無い！
そして一本、みごとな竹！
観音様が恥じらうように枝振りが何とも美しい！
身体を休ませて、目の保養をして御利益あれば何とも有り難い！
こんな露天風呂こそ、
わが桃源郷
　

桃の節句

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人間関係の騒ぎ！

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まわりの人たちが
あれこれ言ったって
気にしなきゃ良いんだ！
台風は上陸したって
半日で過去る
大雨はいくら降っても
二日とはつづかない
大自然でさえこの程度なんだ
人間関係の騒ぎなんて
気にすることはないのさ…！
老子

気にするなといっても
自分の未熟さが
いつもくよくよ悩むハメに！
情けない話だ
どうすれば
どう付き合えば
気が晴れるだろうか？
老子は自然な方に目をむけよ！
と言ってる
天や地の大きな姿でもいいけれど、小鳥の鳴き声に耳を傾けるだけでも良い…！
心が和むようだ
頑張れ早起き鳥