早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

晩年の太閤

2006年09月28日 02時49分47秒 | 読書


「太閤の晩年の政治はことごとくあの治部少輔が代行した
政治というものは全ての人が満足できるようなものではない
一方によければ一方に悪い!
その悪い方が太閤を恨むわけにはゆかぬため
恨みをことごとく治部少輔にもってゆく
人の恨みを矢に例えれば、
三成は全身ハリネズミのごとく矢が立っている
太閤はその陰ににあって
一矢も傷つかず幸福な晩年を送られた
治部少輔の評判の悪さはことごとく太閤のためであって
彼の人柄のせいではござらんわな!」
 関が原 司馬 遼太郎

何事も低い頭とこころが肝心
100人仲間がいれば100人に常に頭低く接する
「わしが偉いと思えば終わりだな…」
石田三成に聞かせてやりたいけれど、
秀吉はその点、一生涯頭を低く生きたのではなかろうか
なかなかできることではない…!
  がんばれ早起き鳥