早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

その日のために

2006年08月20日 04時03分48秒 | 読書


終末医療に関わっていつも思うんです
「その日」を見つめて最後の日々を過ごすことは実は幸せなことかもしれない
自分の生きてきて意味や、死んでいく意味について
ちゃんと考えることが出来ます
あとに残される人の方もそうじゃないですか
でも、どんなにそれを考えても答えは出ないんですけれど…!

和美が「忘れてもいいよ」と言ったのは
最後の最期に和美が得た結論だったのかも、
それとも答えにたどり着けなかったからこそ
そう言ったのだろうか…?
 その日のまえに 重松 清

プールで泳いでいていつも思う
何度も何度も同じコースを言ったりきたり、
何の変化も何も無い…!
ただプールの壁が来るとターンしてまた泳ぎだす
そして数を数えながら泳ぎ続ける
30分も続けていると瞑想状態に入って行く
このまま死ねたらいいだろうななんて思うことがある
でも死ぬってそういうことなのかもしれない

人生とは社会というプールを行ったりきたり
ただひたすら泳ぎ続けているのではないか、
愚痴や不満を行っている間はまだまだ
でもしっかり生きていればもう辛い気持ちなんか飛んでしまって
瞑想状態、幸せの世界に入っていくのでは
このまま死ねたらいいだろうななんて!
肩の力を抜いて無限小の力でコツコツ、凡事徹底
アスファルトを突き抜ける雑草のごとく…!
  頑張れ早起き鳥