僕は家に帰りついた
でもなぜかパパもママもちっとも怒っていない
二人はタクシーの運転手さんの目の前で僕をギュッと抱きしめた
パパは文句一つ言わずにタクシー代の半分もチップを払った
ママはすぐに温かいココアとハムのサンドイッチを作ってくれた
「どうしてこんなことをしたんだい…！
ありのままを話してくれれば良かったのに…！」
とパパは言った。
「ものすごく恥ずかしかったから！」
「した事をそのとおりに話せば良い、そうすればすべて上手くいく。」
「はい…！」
「覚えておくんだよ、いいね…！」
「はい、これからは本当のことを話すよ」
と僕は言った。
次の日僕は学校を休んで良いことになった。
うそつきの天才 「ウルフ・スタイル」
過ちを犯すことはしょっちゅうだ
故意にすることも、間が刺すことも
誰かのわなにはまる事も…！
でも犯した後「しまった…！」
と思って反省している自分がいる
家に帰って、正直に話すと
頭ごなしに「アホ馬鹿の味噌糞」に言われる
「もう二度と正直に話すものか」
僕は過ちを犯した人の気持ちがわかる優しい心が欲しい
どんな過ちを犯そうと
その人を尊重してあげられる度量を持ちたい
ましてその人が家族ならなおさらだ
頑張れ早起き鳥
