ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

8月末、まるで梅雨のような北海道名寄へ。(その3)

2013-09-10 14:30:34 | 北海道
旭川から名寄へのアクセスはJRかクルマがある。
(他に高速バスというのもある)
クルマの場合、ほとんどの人は道央道を和寒(わっさむ)まで向かい、そこからは国道を走れば、
わずか1時間ちょっとで到着してしまうだろう。
しかしずっと山の中を走るため周辺の景色が期待できず、
また降りようと思ってもなかなかインターがない。

JRの場合は宗谷本線の特急か快速で、特急だとやはり1時間、快速で1時間半ほど。
こちらはやや景色が期待できるが、防風林に隔てられている区間が意外と長く、
もう何度も乗車経験のある私たちはすぐに眠くなってしまうだろう。

クルマはJRレンタカーで調達。
店は旭川駅構内を通り過ぎたガード下にあり、真っ白いフィットが用意されていた。
まだ新しく良く走りそうだ。

この日の天気はほぼ晴れで、雲があちこちにプカリプカリと浮いてはいたものの、
北海道特有の澄んだ空気のせいで空が広く、
気温は20度前後と低かったがまあまあのドライブ日和だった。

さあ、ドライブ開始だ。

私たちは高速を使わず40号線をひたすら北上することにした。
40号線は以前吹雪でJRが不通になった際、チェーンを巻いた臨時バスで3時間掛けて走った道で、
その時は外が真っ白で何にも見えなかったためリベンジしたかったというのもあった。

旭川の市街地を抜け塩狩峠を越えると、周囲は広大な田畑になるのだが、
40号線はわずかばかりの集落を回避するように走っている。
(というか40号線が集落より先にあったのかも)
そのため信号が少なく、スピードを維持することが容易なのだが何かつまらない。

そこで思い切って40号線を外れて田畑の真ん中を走ることにした。
どうせ北海道の道は碁盤の目なんだから、
間違えてもなんとかなるっしょ。

おお!気持ちいい!

その道はほぼ40号線と平行に通っていて、
トラクターなどが走るせいで汚れている箇所もあったが、
40号線の半分も交通量がなく、信号も少なかった。
途中何度も、まるで美瑛にあるような丘を見つけ写真を撮った。
美瑛は観光客のために見せる意識があるのだろうが、
こちらは誰のためでもなく自然にきれいなのだ。

歩道に花が植えてある箇所や牛がたくさん住んでいる牛舎などもあり、
本当に癒される風景だ。
これでもうちょっと天気が良ければなあ。
景色を見ながらノンビリと走っているといつのまにか剣淵だ。

どうせだから朱鞠内湖(しゅまりないこ)も見てみようよ。

私たちは士別から朱鞠内湖へ向かった。
(もうこの辺になると東京人はほとんどわからないだろうなあ。)



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8月末、まるで梅雨のような北海道名寄へ。(その2)

2013-09-09 12:07:51 | 北海道
ホテルパコのフロントは20時を回っていたこともありガラガラで、
スムーズにチェックインすることができた。
今回の私達の部屋は3階の中央付近で眺めは良くない。

一息ついた後、夕食をどうしようか迷ったが、
旭川は閉店時間が早くあちこちを探し歩くのも面倒なので、
ホテル14階のレストラントマトへ。
ここは昼間は眺めの良いレストランで、メニューも和洋中豊富にある。
食べログの上位にも掲載されているほどだ。
広い店内に先客は数名で、私たちはハンバーグやパスタを注文。
お肉は大きく野菜たっぷりの、とっても満足できる食事をゆったりといただくことができた。

食事の後は温泉、おんせーん!

セキュリティーのため、温泉入口のお姉さんにカードを提出。
脱衣場に入ると、以前はどこにでもあるように棚にカゴが置いてある方式だったのが、
すべてキー付きのロッカーになっていて、狭く感じた。
ううむ。
改装とはこのことだったか。
日帰り入浴のお客さんが多いのかな。
ま。しょうがないのかな。

浴場内は以前と変わっておらず、
ただ、洗い場は館内が空いているためか半分ほどが使用中止になっていたが、
入浴客は数名しかいなかったため問題なし。
ゆっくりと温まることができた。

翌朝はまたゆっくりと温泉に入った後、
昨夜のレストランでバイキングをいただくことにする。
店内はすでに9時過ぎと遅い時間だったせいでガラガラに空いていて、
眺めの良い窓際の席に陣取ることができた。
バイキングのメニューも和洋豊富で満腹になった。

さあ、チェックアウトしたらレンタカーで名寄までドライブだ。

※画像はレストランからの眺望、北海道の空は広く、雲がダイナミックだ。








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8月末、まるで梅雨のような北海道名寄へ。(その1)

2013-09-06 11:37:46 | 北海道
まるで梅雨のようなというタイトルは以前にも使ったがまいいか。

台風、大雨、竜巻、猛暑と各地で甚大な被害が出ている。
先日、気象庁より今年の天候は異常気象だとの発表もあった。
東京は梅雨明けからの猛暑が続いているが、北海道は雨が多く低温のようだ。

そんな8月末、久しぶりに北海道名寄へ出かけた。
目的は知人の墓参りおよび主のいなくなった住宅の点検等。

往路の出発は水曜午後、渋谷のマークシティからリムジンで羽田に向かう。
その日も猛暑で34度ぐらいはあっただろうか。
マークシティ5階のバス乗り場でリムジンを待つ10分ほどの時間にも、
汗がじわりと出てくる。

羽田空港にはもう夏休みの喧噪はなく空いていた。
一番端のエアドゥカウンターももちろんガラガラで、
あっという間ににチェックインが完了。
その後はラウンジでしばしの休憩をし、
旭川行きの機内に乗り込むと中央の後部側にはかなりの空席があった。

羽田の上空では青空が見えたのだが、
すぐに雲の中に入り、通過して上空に到達すると、
空一面を覆い尽くす見事な雲海の上に、夕陽の左右に虹が出ていた。
虹と言っても通常の円形のものではなく、
縦の直線に見える虹だった。(画像)

機は順調に飛行しオンタイムで旭川空港に到着。
機内から一歩外に踏み出した瞬間に寒さを感じ、
空港出口の気温計を見たら18度しかなかった。
急いで1枚だけ持ってきた長袖のカットソーを着ることに。

この晩の宿泊は以前に何度かお世話になったことがあるホテルパコだ。
このホテルには温泉があり気に入っているのだが、
さらにどこかの改装が行われたようなので楽しみだ。
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