Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

2018年9月1日(初土) 御聖体降福式 栄えの玄義―第5玄義の黙想 「聖母の戴冠」

2018年11月02日 | お説教・霊的講話
栄えの玄義 第5玄義の黙想
(2018年9月1日(初土)御聖体降福式にて 小野田神父)


『栄えの玄義 第5玄義:この一連を捧げて、聖母が天使と人類との元后に立てられ給いしを黙想し、その御取次ぎによりて永福の冠を乞い願わん。』


御聖体の秘跡の内に真に在し給うイエズス様の御前で、マリア様の汚れなき御心に対して犯される罪を償う為に、15分間、ロザリオの玄義を黙想致しましょう。

この前の8月15日の被昇天の続き、マリア様が天と地の元后に立てられ給いたるを黙想する事を提案します。しかし自由に選んで下さい。


あれほど貧しく、謙遜に、人知れず、沈黙の内に、普通の女性の一人であるかのように生活していたマリア様。ユダヤの、世界の果ての片隅で、名もなく隠れて生活されていたマリア様。

その外面とは裏腹に、天主に対するイエズス・キリストに対する愛の生活を送っていました。外見上のご活動とは全く裏腹に、マリア様の行動は、そのお考え1つ1つは、その苦しみは、その祈りは、天主の御前に極めて深い喜びと、最高の栄光を与えていました。

主の婢女、そしてご謙遜に、イエズス様の苦しみに全く一致して、主の御旨の通り、罪無くして苦しまれたマリア様が、イエズス様のすぐ右に、天のいと高き所に上げられたのは、全く当然でした。

「マリア様、御身は天のいとも高き所で、燦然と御稜威に輝いておられます。全ての天使と聖人たちがマリア様を誉め讃えて、御身の1つの祈りでも、イエズス様からどのようなものでも、お恵みも、奇跡も、お願いさえすれば得る事ができます。祈りによって全能の御方であるからです。

御身の愛のまなざしをどうぞ向けて下さい。

御身がお望みになれば、御子イエズス様は全能の力を、奇跡を起こす事もできますし、死者をよみがえらせる事もできます。」

イエズスの聖心の最高傑作、無原罪の御母聖マリア。そう美しく極めて美しく、極めて気高く、崇高なマリア様の汚れなき御心。この地上での金銀、宝石、ダイヤモンド、サファイア、輝く太陽も、マリア様の前では、ドロンと濁ったものにすぎません。

マリア様のこの地上での苦しみは、祈りは、イエズス様への愛は、全て、栄光に変わりました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。