アヴェ・マリア!
ピストイア教会会議って知っていましたか?
1786年、トスカナのピストイアというところで教会会議(シノドゥス)が開かれました。この教会会議ではカトリックの教えが繰り返され、良い部分がたくさんありました。しかし、この教会会議はピオ六世教皇によって悪しきものであると排斥されました。
何故でしょうか?
何故なら「あいまいな言葉によってことを定義せずに」命題を主張して(Dz 2604)異端をほのめかしていたからです。
また「トリエント公会議が信仰箇条として決定して、荘厳な信仰宣言の中に含まれている「全実体変化」という言葉を省略したから」です。「このように不幸なそして疑わしい省略によって、信仰箇条、および教会が異端に対して行う信仰宣言を取り除き、その結果として、この表現を忘れさせ、単なる学問上の問題であるかの印象を与えるから」(Dz 2629)です。
ピストイア教会会議は、「全実体変化」を否定したわけではありませんでした!
「全実体変化」を単なる昔の「理論」にすぎない、単なる学問上の問題である、などと主張してこれを否定したわけではありませんでした!
ただ「全実体変化」という言葉を使わなかった、それだけだったのです!
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