アヴェ・マリア！
愛する兄弟姉妹の皆様、
聖水曜日ですね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか？
Sobre lo que supondría que el Papa celebrara la Santa Misa in Cena Domini según la "forma extraordinaria"
聖木曜日に教皇様が聖伝のミサをするかもしれない、という噂があったと思ったら、（それを妨害するかのように？）マスメディアが教皇様攻撃を始めました。
世界キリスト教情報 第1001信（2010.03.29）によると、
● 米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は、ウィスコンシン州の大司教がバチカン（ローマ教皇庁）に報告したものの、処罰されていなかったことが分かったと報じています。バチカン教理省に報告が上がった１９９６年当時に同省長官を務めていたのは教皇ベネディクト１６世。同省はその際、何の回答もしなかった・・・。
● ドイツの神学者ハンス・キュンク神父が教皇とドイツの教会組織（ヒエラルキー）に疑惑を投げ掛けた論文を発表、バチカン（ローマ教皇庁）機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』のジャン・ヴィアン主幹が、反論。
教皇（当時のラッツィンガー枢機卿）が責任を負っていたミュンヘン・フライジング教区の性的虐待司祭の配置について、ヴィアン主幹は、「キュンク神父やメディアが報じたのと事実は異なる」と指摘。ヴィアン主幹は、教皇やロベルト・ツォリッシュ大司教に対するキュンク神父の攻撃が、何か特定の問題を解決するよりも「固定観念を維持する」ために書かれているようだと発言。
● 枢機卿時代に米国の神父の児童性的虐待をもみ消したとの疑惑がニューヨーク・タイムズ紙などで報じられた教皇ベネディクト１６世は３月２８日、復活祭前の「しゅろの日曜日）」のミサで、信者らに流言に惑わされないよう呼びかけた。
■ これについては、Pope John Paul II's Path to Sainthood Now in Doubtによると、ラッツィンガー枢機卿は、ヨハネ・パウロ二世にこの問題を取り上げるように強く要請していたのだけれども、ヨハネ・パウロ二世がそれを拒否したと、オーストリアのシェンボーン司教が語っているとのことです。バチカンの反ラッツィンガー勢力（ソダノ枢機卿ら）が、そうすることをヨハネ・パウロ二世に押したようです。
私たちは続けて教皇様のためにお祈りしましょう。
【おまけ】
● バチカン（ローマ教皇庁）は、バチカン図書館所蔵の文書数千点のデジタル化を進めている。「バチカン図書館に委ねられた資産を保全する中で文化を豊かにするという壮大な計画」は完成までに数十年かかる、という。
バチカン図書館は、世界で最古の一つとされており、手稿約７万５０００点を所蔵している。総数では４０００万ページという。総数は１００万冊を超えるとも言われる。
所蔵品の中では４世紀に作られたギリシア語旧新約聖書の『バチカン写本』が有名。シナイ写本、アレクサンドリア写本と並び現存する三大ギリシャ語写本の一つ。１４７５年以来、蔵書目録に記録されている。またプロコピオスが６世紀のローマ皇帝ユスティニアヌス時代の裏面史を描いた『秘史』も所蔵している。
バチカン図書館は、２００７年に改築のため閉鎖されたが、その際試験的に２３文書のデジタル化を始めた。米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が開発した"非常に高度な"技術を利用している、とイタリアのＡＮＳＡ通信は報じている。
【おまけ２】
主よ、我らを憐れみ給え！
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え！
愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように！
トマス小野田圭志神父（聖ピオ十世会司祭）
愛する兄弟姉妹の皆様、
聖水曜日ですね。いかがお過ごしでいらっしゃいますか？
Sobre lo que supondría que el Papa celebrara la Santa Misa in Cena Domini según la "forma extraordinaria"
聖木曜日に教皇様が聖伝のミサをするかもしれない、という噂があったと思ったら、（それを妨害するかのように？）マスメディアが教皇様攻撃を始めました。
世界キリスト教情報 第1001信（2010.03.29）によると、
● 米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は、ウィスコンシン州の大司教がバチカン（ローマ教皇庁）に報告したものの、処罰されていなかったことが分かったと報じています。バチカン教理省に報告が上がった１９９６年当時に同省長官を務めていたのは教皇ベネディクト１６世。同省はその際、何の回答もしなかった・・・。
● ドイツの神学者ハンス・キュンク神父が教皇とドイツの教会組織（ヒエラルキー）に疑惑を投げ掛けた論文を発表、バチカン（ローマ教皇庁）機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』のジャン・ヴィアン主幹が、反論。
教皇（当時のラッツィンガー枢機卿）が責任を負っていたミュンヘン・フライジング教区の性的虐待司祭の配置について、ヴィアン主幹は、「キュンク神父やメディアが報じたのと事実は異なる」と指摘。ヴィアン主幹は、教皇やロベルト・ツォリッシュ大司教に対するキュンク神父の攻撃が、何か特定の問題を解決するよりも「固定観念を維持する」ために書かれているようだと発言。
● 枢機卿時代に米国の神父の児童性的虐待をもみ消したとの疑惑がニューヨーク・タイムズ紙などで報じられた教皇ベネディクト１６世は３月２８日、復活祭前の「しゅろの日曜日）」のミサで、信者らに流言に惑わされないよう呼びかけた。
■ これについては、Pope John Paul II's Path to Sainthood Now in Doubtによると、ラッツィンガー枢機卿は、ヨハネ・パウロ二世にこの問題を取り上げるように強く要請していたのだけれども、ヨハネ・パウロ二世がそれを拒否したと、オーストリアのシェンボーン司教が語っているとのことです。バチカンの反ラッツィンガー勢力（ソダノ枢機卿ら）が、そうすることをヨハネ・パウロ二世に押したようです。
私たちは続けて教皇様のためにお祈りしましょう。
【おまけ】
● バチカン（ローマ教皇庁）は、バチカン図書館所蔵の文書数千点のデジタル化を進めている。「バチカン図書館に委ねられた資産を保全する中で文化を豊かにするという壮大な計画」は完成までに数十年かかる、という。
バチカン図書館は、世界で最古の一つとされており、手稿約７万５０００点を所蔵している。総数では４０００万ページという。総数は１００万冊を超えるとも言われる。
所蔵品の中では４世紀に作られたギリシア語旧新約聖書の『バチカン写本』が有名。シナイ写本、アレクサンドリア写本と並び現存する三大ギリシャ語写本の一つ。１４７５年以来、蔵書目録に記録されている。またプロコピオスが６世紀のローマ皇帝ユスティニアヌス時代の裏面史を描いた『秘史』も所蔵している。
バチカン図書館は、２００７年に改築のため閉鎖されたが、その際試験的に２３文書のデジタル化を始めた。米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が開発した"非常に高度な"技術を利用している、とイタリアのＡＮＳＡ通信は報じている。
【おまけ２】
主よ、我らを憐れみ給え！
聖母の汚れなき御心よ、我らのために祈り給え！
愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように！
トマス小野田圭志神父（聖ピオ十世会司祭）
中南米風でありますが、土着宗教が持つ素朴な健全さは全く感じられませんね。
少々キリスト教風でもありますが、キリスト教の荘厳さは微塵にも無く、大手新興宗教特有の大衆迎合的なショーに思われます。
私には良く分からないのですが、これは何処のカルト教団なのでしょうか？
今週は聖週間、今度の日曜日(4/4)が復活祭で、神父様はとてもお忙しいと思いますので、私が見た範囲で答えさせていただきます。間違いがありましたら、お気づきの方はお教え下さい。
動画のタイトルは、
Los Angeles Religious Education Congress 2010 となっています。
2010年（カリフォルニア州）ロサンゼルス宗教教育会議での「閉会ミサ」でしょうか。
未信者未満さんは日本のカトリック教会で御ミサに与られたことがありますか？ミサの式次第をご覧になったことはありますか？
もしおありなら、思い出して下さい。
日曜日なら、お説教が終わって、立って信仰宣言を唱えて、共同祈願（信者の祈り）が終わると、皆座ります。献金袋が回ってきた後、聖堂の後ろから祭壇までパンやぶどう酒やささげものを運ぶ行列がありますね。
この奉納行列から、ビデオに収録されています。7/12とあるように、その後の映像もありました。
この映像はまぎれもなくアメリカのカトリック教会のミサです。会場は教会の聖堂ではなく、イヴェント会場を使用しているようですが、第2バチカン公会議後制定された「新しいミサ」に違いありません。
しかも、祭壇中央におられるのは司教様（普通の神父様より高位の聖職者）です。その両隣におられるお二人は、助祭です。
大会の閉会ミサですから、祭壇奥右の方には他の司教様方もおられます。この続きのビデオでは、祭壇内陣におられたキリスト教他教派の2人のビショップ（司教？主教？）と共に紹介されていました。
教皇庁教理省が「新しいミサ」でこういうことはしてはいけません、と数々の文書を出していますが、このビデオでは撮影されている部分だけでも、数々の禁則を犯しています。
7：40～9：10の歌は、サンクトゥス：聖なるかな（感謝の賛歌）のつもりのようです。
ぶどう酒を入れるカリスもガラス（ワイングラス）のようで、聖杯とは言えません。ガラスは割れるので使用してはいけない、とされています。
この先、聖変化や聖体拝領がどのようなのか気になるので、早送りで後のビデオを見てみました。予想通りでした。言葉は悪いですが、お菓子の立ち食い、ワインの立ち飲みに見えました。ご覧にならないほうがいいです。
未信者未満さんが書かれました。
＞キリスト教の荘厳さは微塵にも無く、
＞大手新興宗教特有の大衆迎合的なショーに思われます。
私もそう思います。こんなイヴェントに、もし不運にも遭遇したら、さっさと退場するのが賢明だと思います。目の毒ですね。
過去のコメントを拝見しました。ミッションスクールご出身で、基礎的なカテキズムもご存じで、ロザリオもお祈りになっているのですね。
聖伝の御ミサにいらっしゃって本物を経験されれば、ああいう「大衆迎合的なショー」には関わりたくないという気持ちになられると思います。未信者の方もおられますよ。
こちらのページをのぞかれたのも何かのご縁ですので、ぜひどうぞ。
サント、サント…。あのサンクトゥスもどきです。コマーシャルソングのような音の配列は許容範囲を超えていると就寝前に感じたので、記憶に残ってしまったのですね。会衆に繰り返して歌えと促すように手を差し出す…。
後のビデオのアニュス・デイは一応ラテン語ですが、これまたおよそ聖なるミサ通常文をのせるにはふさわしくないと思われる軽い音列で構成されていました。
上に祭壇中央におられるのが司教様だと書きましたが、あのズケット（カロッタ）の色は微妙ですが緋色にも見えます。それなら、枢機卿様ですね。
いずれにせよ悪夢です。
でもあの「新しいミサ」のビデオで試みられている一つ一つの要素は、現在の日本でも見られます。天井の飾り→祭壇に風船を飾る、とか、奉納行列にショー的なダンスの要素を取り入れるとか、ミサ中祭壇内陣にキリスト教諸教派の祭服をまとった聖職者を入れるとか…。
よりによって宗教教育会議の閉会ミサということは、要理教育担当者や学校の先生などが与っておられるのでしょう。
大司教様（枢機卿様）がその場にいて、認めておられるのだから、うちの教会でもうちの学校でもこの要素を取り入れましょう、で世界中のミサがおかしくなるのですね。
このようなミサで育てられる子どもたちはかわいそうです。