Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

エコンの神学校

2008年11月04日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、

 アジア管区長のクチュール神父様のお望みで、私は八名のアジア管区のブラザーたちを連れて、スイスにあるエコンの神学校を訪問しました。神学校の学頭の神父様をはじめ、教授の神父様たちや神学生らの歓迎を受けました。天主様に感謝!

 エコンには、約六十名の神学生が、司祭になる準備をしています。以前、日本におられたフランス軍人のヒィリップ・デュミエールさんの息子さんも、今、神学校の五年生でエコンで学んでいます。愛する兄弟の皆様のお祈りをお願いいたします。

 ちなみに、パリの外国宣教会の神学校で今、在学の神学生は、十五名だそうです。

 ヌヴェールの聖ベルナデッタの修道院には、今では、六名のシスターしかいないそうです。しかも、そのうち、三名は七十才以上の高齢者シスターだそうです!!

 中傷、軽蔑、讒言、迫害にもかかわらず、聖伝に多くの召し出しをくださる天主様に感謝!天主の御母聖マリア様に感謝!聖ヨゼフに感謝!聖ピオ十世に感謝!日本の愛する兄弟の皆様に、感謝!

天主様の祝福が愛する兄弟の皆様に、このブログを読んでくださる愛する兄弟の皆様に、豊かにありますように!

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

創造の目的

2008年11月04日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、

 いかがお過ごしでしょうか。11月は死者の月ですから、私たちは死者のこと、私たちの最期、私たちの創造の目的について考えが行きます。

 私たちは天主様によって創造されましたが、それは永遠の至福、天国の福楽のためでした。この無限の幸福のために創造されたことを思い起こします。

 私たちは天主イエズス・キリストによって購われましたが、それは永遠の至福、天国の福楽のため、無限の幸福のためでした。

 天国の諸聖人は、私たちがこの目的を到達することができるように、私たちのために祈り、取り次いでくれています。

 私たちは、知らないことを望むことができません。私たちが望むためには、知らなければなりません。だから、私たちは、天国のことを知り望まなければなりません。

 だから、私たちは、天主様のことを知らなければなりません。私たちは信仰を持たなければならないのです。

 私たちの存在が、すべて天主様に依存しているように、真理も天主様の真理に全く依存しています。私たちの知性は啓示された信仰の真理に服従しなければなりません。信仰無しに、天国に行くことは不可能です。

 私たち人間にとって、天主様は全てです。私たち人間は、天主様のおかげでのみ存在しているのです。掟・法・戒律は、私たち人間が天国へ行く道を示しています。全ての法は、私たち人間が全てを天主様のために生きることを教えています。人間にとって、天主様は全てです。

 諸聖人は、天主様のために、天主様を中心に、天主様を全てに超えて愛して生涯過ごしました。これが、天主教の教え、カトリックの教えです。天主様で十分。Dios, basta! 諸聖人の秘密は、天主様をそのあるべき場所に置く、ということでした。つまり、天主様のあるべき場所とは、全ての場所です。天主様は私たちの全てですから。

 私たちの救い、私たちの救霊、これこそ私たちの最大の関心でなければなりません。私たちの創造の目的を達成すること、私たちが至福の天国に到達することによって、天主様に栄光を帰すること、これです。

 諸聖人よ、我らのために祈り給え!我らのために取り次ぎ給え!我らのために祈り、取り次ぎ給え!天主に感謝!

天主様の祝福が愛する兄弟の皆様の上に豊かにありますように!

エコンの神学校にて、

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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