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新しいミサについて、典礼聖省の新しい事務総長ランジット大司教様のインタビュー

2006年08月13日 | ミサ聖祭


アヴェ・マリア!



兄弟姉妹の皆様、


 新しいミサについて、典礼聖省の新しい事務総長であるランジット大司教様のインタビューをご紹介します。



【質問】:典礼の乱用は現実に多いのですか?


【ランジット大司教】典礼聖省は、新しいミサにおける典礼の乱用を嘆く人々からの手紙を毎日受け取っています。司祭は好き勝手なことをし、司教らは目をつぶっている、或いは司祭たちのすることを「刷新」の名によって正当化しています。・・・私たちは黙っていることができません。気を付けて見張っているのが私たちの責務です。何故なら、ついに人々はトリエント・ミサに与るようになるでしょうし、私たちの教会は空っぽになってしまうだろうからです。トリエント・ミサは、ルフェーブル派の所有物ではありません。

(2006年7月13日、ローマのIメディアのインタビューで、典礼聖省の事務総長、ランジット大司教の言葉)


Q. Les abus liturgiques sont-ils reellement si nombreux ?
R. Chaque jour, nous recevons tellement de lettres, signees, ou les gens se lamentent des nombreux abus : des pretres qui font ce qu’ils veulent, des eveques qui ferment les yeux ou, meme, justifient ce que font leurs pretres au nom du ‘renouveau’… Nous ne pouvons pas nous taire. Il est de notre responsabilite d’etre vigilants. Car, a la fin, les gens vont assister a la messe tridentine et nos eglises se vident. La messe tridentine n’appartient pas aux Lefebvristes.


【詳しくは次をご覧下さい:フランス語】
http://www.dici.org/actualite_read.php?id=1296&loc=Fr
【英語】
http://www.dici.org/actualite_read.php?id=880&loc=US

 



【質問】:聖ピオ5世のミサ典書は、現実に第二バチカン公会議以後、無効となっているのですか?


【ランジット大司教】:聖ピオ5世のミサ典書は、一度も廃止されたこともないし禁止されたこともありません。しかしルフェーブル大司教の信者らに起こったことのために、このミサはある正しくないアイデンティティーを持つようになってしまいました。
(2006年7月21日、ローマのIメディアのインタビューで、典礼聖省の事務総長、ランジット大司教の言葉)


- Le missel de saint Pie V a-t-il ete reellement invalide apres le Concile Vatican II ?
Mgr Ranjith: Il n’a jamais ete aboli ou mis au ban. Mais, a cause de ce qui s’est passe avec les fideles de Mgr Lefebvre, cette messe a pris une certaine identite qui n’est pas juste.


【詳しくは次をご覧下さい:フランス語】
http://www.dici.org/actualite_read.php?id=1296&loc=Fr
【英語】
http://www.dici.org/actualite_read.php?id=880&loc=US




【典礼聖省のランジット(Albert Malcom Ranjith Patabendige Don)大司教様については、次のサイトをご覧下さい。
http://immaculata.web.infoseek.co.jp/manila/manila329.html


ランジット大司教 司祭職の危機、司祭のアイデンティティの危機と、典礼で行われている全てのこととが深い関係がある」、「もしも私たちが教会を復興させようと思うなら、もしも私たちが教会に真の刷新をもたらそうと望むなら、私たちはそこからその中心点から始めるべきだ。」


ランジット大司教 教会において典礼と司祭職との両方に本当に問題が存在し、その両者は一緒の問題だ、ということであなた(=フェレー司教)に200%賛成します。私たちはこのことを解決しなければならず、教皇様が真のカトリックのミサを全ての人々のために解放しなければならないのは、疑う余地がありません。私は今からローマに行きますが、そこで私的なチャペルが与えられます。私はミサがそうあるべきであるように捧げるために、聖ピオ5世のミサ典書を入手しました。」

 



 ランジット大司教様の言う通り、聖伝のミサ聖祭は、聖ピオ十世会だけの所有物ではありません! たとえバチカンがエクレジア・デイ委員会を作り、聖伝のミサ聖祭を聖ピオ十世会など特別な団体だけに与え、いわば博物館(動物園?)の檻の中に閉じこめて、大昔生存していた生きている化石、とか恐竜であるかのように取り扱うのを拒否してきました。


 カトリック信仰を守るために、ルフェーブル大司教様と大司教様の創立した聖ピオ十世会はこのミサ聖祭を固守してきましたし、これからも固守します。だからと言って、聖伝のミサが「聖ピオ十世会だけのもの」であるというアイデンティティーは正しくありません!


 聖ピオ十世会は、聖伝のミサについてのそのような「特別の修道会のもの」という間違ったアイデンティティーを受け入れることができません。私たちは、聖伝のミサに、カトリック教会のミサ聖祭である「市民権」を常に主張していますし、主張し続けます。


 だから、聖ピオ十世会は例えばアメリカでイギリスでフランスでまたドイツで、全てのカトリック司祭たちに手紙を送り、聖伝のミサについての認識をもってもらうように努力してきました。

 例えばドイツ管区のこの動きについては次の報道記事「第二バチカン公会議以後の唯一の大罪」をご覧下さい。

Seit dem Konzil gibt es nur noch eine Todsuende
Ein Vertreter der Priesterbruderschaft St. Pius X. sprach in einem Interview von einer unglaublichen "Selbstzerstoerung der Liturgie".
http://www.kreuz.net/article.3662.html




 だからこそ、聖ピオ十世会は、


 まず、(1)ベネディクト十六世教皇様のために天から、トリエント・ミサと呼ばれている永遠のミサ聖祭を完全に解放するために必要な力を勝ち取るために、教皇様に百万環のロザリオの祈りを霊的花束としてお捧げしたいと思っています。


 そして、聖伝のミサの聖寵を通して(2)私たちの主イエズス・キリストの社会的王権が復興するため、また(3)聖母の汚れ無き御心が凱旋するために、祈りたいのです。



 兄弟姉妹の皆様の寛大なご協力をお願い申し上げます。



 天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)



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--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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