tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

オールド・モンク・ラム

2017-07-08 22:59:04 | 日記

ヒンズー教であるがゆえに、酒はほとんど飲まないというネパールの地元ガイドさんに勧められて買ったインドのお酒。年老いた修行僧という名前のラム。
インドではおいしいと有名なラム酒なんだそうだ。メーカーはモハン・メッケン社(インド)。

インドで良く飲まれているスピリッツは、イギリスの影響でジンやウイスキーだとばかり思っていた。ところが実際は、圧倒的にラムが飲まれていた。
インドでは砂糖はサトウキビで造られているので、ラムの原料が安く手に入るからだろう。それゆえラムの価格は非常に安く、所得の少ない人でも買うことができる。

同じブランドの高級なものは、シェリー樽で7年以上熟成されているもの。オールドパーとそっくりなボトルが印象的。
ところで、ラム酒を除く蒸留酒(ジン、ウォッカ、ウィスキーなど)は、原料が大麦、小麦、トウモロコシというわけではないらしい。インドはサトウキビの原産国のひとつ。サトウキビ畑があるところには砂糖工場もあり、サトウキビから砂糖を抽出した後に残る廃糖蜜を発酵し、蒸留してラム酒をつくる。
インド産のウィスキーは、ラム酒と同様に発酵した廃糖蜜から蒸留された中性スピリッツに10‐12%ほどのモルト・ウイスキーを混合したもの。
つまりインドのウィスキーは、インド以外ではラムとして表記されるべきもの。インドにおいてはウイスキーの分類に関する従うべきルールは存在しない。インドの自発的な基準では、ウイスキーを穀物から蒸留する必要も、熟成させる必要もないらしい。
まあ、インドでシングル・モルト・ウィスキーが全くないというわけではないのであるが。。
っていうか、世界で一番売れているウイスキーは「McDowell’s No.1」というインド国内だけで販売されているウイスキー。ジョニーウォーカーを凌ぐ販売量のようだ。
ちなみに、第3位から第7位のウイスキーもインドのウイスキー。「Officer’s Choice」、「Bagpiper」、「Royal Stag」、「Old Tavern」、「Original Choice」と続く。
そして8位にやっとジョン・ダニエル。
アルパチーノが
He may be Jack to you, son.
But when you’ve known him as long as I have……
とやったジャック・ダニエルだ。


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