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歴史散策まち歩きの記録
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鎌倉 花御堂 2014

2014-04-13 13:29:15 | 鎌倉巡り
釈迦の誕生を祝う花まつり(灌仏会(かんぶつえ))の日、鎌倉を歩く。

成就院
山門前からは、由比ヶ浜、材木座海岸が一望でき、参道の石段の両側には、「般若心経」の文字数と同じ262株のアジサイが植えられ、アジサイの名所として知られている。



これからひと月ほど鎌倉の各所のお寺でシャガな花を観ることが出来る(右)

おだやかな海が見渡せる この日多くの学校で入学式が行われ両親に連れられた新入生を見かる


極楽寺
花まつりに合わせて、本尊・木造釈迦如来像の開扉(かいひ)と開山である忍性(にんしょう・1217~1303)の墓の公開がある。






光則寺
長谷寺通りの一歩北の道 いつもは人通りはないのだがこの日は多かった。
四季折々の花を咲かせている寺院だが、本堂前にみごとに咲き誇っているハナカイドウ(花海棠)がここのメインの花といわれる。樹齢200年以上だとか。





参道脇の長谷幼稚園にも花御堂が飾られている


本覚寺
 
鎌倉えびすで知られている本覚寺は、現在本堂も夷堂も工事中である。昨年は三門が工事をしており、工事続きである。
               

妙本寺
鎌倉の桜の名所のひとつとなっており、境内も日ごろの静けさとは一味違う華やかな雰囲気につつまれている。
身延山久遠寺、池上本門寺と並ぶ750年余の歴史を有する日蓮宗最古の寺院のひとつ。
 

                
 
建長寺
鎌倉の桜の名所で、三門前の桜は幾多のポスターや表紙を飾った景色である。優美な桜が今年も建長寺を飾っている。
 

                  

杉本寺
              
杉本寺は、三体の十一面観音像を本尊とした鎌倉最古の寺院である。また、運慶作と伝えられている仁王が安置されている茅葺の三門がある。
本堂に花御堂が飾られていたが、残念ながら本堂は撮影禁止である。
本堂屋根茅葺き替え工事が行われており、苔の階段も観ることができない。
 

花御堂(はなみどう)とは、釈迦の母が、咲き誇る無憂樹(むゆうじゅ)の花の下で釈迦を産んだという花園をなぞられた。
無憂樹は、インドでは乙女の恋心をかなえる木、また、出産、誕生・結婚にかかわる「幸福の木」として愛好されている。
甘茶を注ぐことは、釈迦が生まれたときに八大竜王のうちの九頭竜王が天から香ばしい水を吐いて、釈迦に産湯を使わせたという言い伝えに基づいている。昔は五香水とか五色水という香水を使っていたが、江戸時代になって甘茶を甘露になぞらえて使うようになったといわれている。
日本ではお盆とともに仏教伝来からの歴史があり、推古天皇時代、聖徳太子の提唱で元興寺で行われたのが最初とされるというが。




この日に巡った鎌倉の桜
 
   円覚寺                    鶴岡八幡宮・源平池              横浜国大付属小学校
拡大の画像はここをクリック(残念ながら画像をクリックしても拡大しない)
       
建長寺             鶴岡八幡宮・静桜          頼朝の墓参道            荏柄神社参道


関 連 : 鎌倉花まつり2013



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