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繭玉飾りとどんど焼きの長屋門

2011-01-14 23:46:45 | 長屋門公園
繭玉飾り
小正月を前にした14日、長屋門では恒例の「繭玉飾り」が行われた。
養蚕が盛んな地域、ここ瀬谷もそうであるが、五穀豊穣を願って行われた古くからの行事である。信州のある地域では鶏の卵ほどの繭玉をつくり「大きくて立派な繭がとれてほしい」という願ったそうである。


「繭玉」は米粉をその名の通り蚕の繭の形にしたものであるが最近は造りやすいと云うことで球形になって閉まっているが、ここ長屋門でも繭形の繭玉を見たことがあるので今年も混ざっているかもしれない。        
                   


ドンド焼き
1月15日の小正月前後の14、15日に行われる日本全国に伝わるお正月の火祭り行事ある。松飾り・注連縄・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やす行事で、名称も地域によって変わり、左義長(「三毬杖」・平安時代の宮中の行事)や和泉町では「サイト焼き」、三浦・横須賀では「おんべ焼き」とも呼ばれている。

長屋門のボランティアの方々が準備をされた多くのダンゴ。

              
              空をも焦がすドンド焼きの炎

          
          分団の消防車も出動、遠い消火栓から長々とホースを引いて警戒も万全
       それなのに火事と間違えたあわてん坊がいて支署の消防署がお出ましするハプニングもあった

          
          ドンド焼きの炎で焼いたダンゴを食べると1年間無病息災だとダンゴをかざしている参加者

どんど焼きは道祖神のお祭りだとも云われてれていて、この日「中村の辻」や「阿久和の山谷」でも午後の明るい時間帯に行われた様である。


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