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梅の便りを三溪園から

2013-02-17 17:04:17 | 横浜歴史散策
鎌倉の左義長神事が行われた荏柄天神から梅の開花便りをしてひと月。
今回は横浜・本牧の三溪園からの梅の便りを・・・。


 
  三溪園のランドマーク・三重の塔下の池の近くに早咲きの梅の花が咲いている

 
  その早咲きの梅の木の花はみごとだが
 

 

 
  ガクが緑色をした緑萼梅(りょくがくばい) 

        
          臨春閣の前の梅はちらほら状態

 
  月華殿前の梅花

              

 
  竜が地を這うような枝振りの臥竜梅(がりょうばい)なまだまだ

 
 
  梅林の手前はスイセン群が咲きほころんでいる


三溪園は、古くから梅の名所としても有名で、 2月から3月にかけて、およそ600本の白梅・紅梅などが見事に花を咲かせるが、盆栽の品評会も行われている。 
 
 


では、そもそも三渓園とはどんな施設なのか。
 
三溪園は明治末から大正期にかけて製糸・生糸貿易により財を成した実業家・原三溪によって、東京湾に面した本牧三之谷と呼ばれている谷合の地につくりあげた175,000m2(53,000坪)に及ぶ施設である。
園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されている(現在、重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟)。戦後、原家から横浜市に譲渡・寄贈された。
                    


臨春閣
1948(慶安2)年建築。紀州徳川家初代藩主が和歌山・紀ノ川沿いに建てた数寄屋風書院造の別荘 。 
 

旧東慶寺仏殿
1634(寛永11)年建築。縁切寺で知れれる鎌倉・東慶寺にあった禅宗様の仏堂。
 

旧矢箆原(やのはら)家住宅(合掌造り)
江戸時代後期の建築。園内にある歴史建造物で唯一内覧出来る建物。
飛騨・白川郷にあった建物で、現存する合掌造りで最大級の民家である。
 
 
 
 

数年前から歴史講座を聞くために三溪園の近くには来ていたのだが、一度も足を向けなかった。
三溪園が梅の名所と聞き横浜市民の特権を利用して訪れた。
この日は雲が多めながら日差しがあったのだが横浜の最高温度は6.2℃であった。平年温度が10℃なので気温ははるかに低かった。おまけに北風が時間がつれるに従って強く吹くようになり、春は名のみの風の寒さよなんて言ってる場合ではないほどの体感温度であった。
三溪園の梅花も2月9日から「春の息吹を感じる観梅会」がはじまっていて、見ごろは中旬からと案内されてはいるものの、梅花の見頃なシーズンはこれからのようだ。



                 関連 : 三溪園6月の花


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