土日の散歩コースに入れたい 四谷「嘉賓（kahin）」のランチ

ＪＲ総武線信濃町駅そばにある一行院千日谷会堂で行われた告別式に参加した帰りに、１４時前なので四谷にある広東料理の店「嘉賓（kahin）」に寄った。


ここは、絶品のランチがある。ほぼ１０年以上もランチは同じメニューと記憶しており、既に完成されているメニューともいえる。
Ｎｏ２の「カキソースやきそばと鶏肉入りおかゆ」（８００円）が絶品のランチである。

「嘉賓（kahin）」は、四ッ谷駅で降り、市ヶ谷駅寄りの出口から左側、外堀通り交差点を渡り新宿のほうに緩やかな坂を１００メートルぐらい上った左側のビル２階にある。
途中に持田製薬があるのでわかりやすいと思う。



「嘉賓（kahin）」のすばらしさは、絶品のランチを年中無休で食べれることでもある。但し、ランチタイムは、１１時～１４時までであり注意を要するが、遠く離れていても、土曜日、日曜日などに思い出し立ち寄ることが出来るのでこのサービスはすばらしい。

中華料理が世界で愛される基本が出来ている。
しかも絶品の「カキソースやきそばと鶏肉入りおかゆ」は、広東料理というよりも和風に仕立て直したメニューといった印象であり、既に１０年以上提供しているローカライズのすばらしさが見られる。



「カキソースやきそば」は、具などを全て排除し、ネーミングどおりにソースとやきそばの最高の組み合わせを追求したものである。大盛１００円プラスをお薦めしたい。
このやきそばに、ネギが入ったら、モヤシが・・・・などきっと考えないだろう。
想像することすら無意味だということがわかるはずだ。

サントリー山崎のコピーで、「なにも足さない。なにも引かない。」という名コピーがあるが、
「カキソースやきそば」は、たかがやきそばではあるが、こんなスピリッツを感じる。

「鶏肉入りおかゆ」は、前日の深酒で痛んだ胃袋をいたわるやさしい母親のおこごとを感じる。
ショウガが微妙なアクセントを付け薬膳的な味わいがある。
どちらから食べるかが悩ましいが、「カキソースやきそば」を夢中になって食べ、喉が渇いて、「鶏肉入りおかゆ」をおつゆかわりに食べる。というパターンが多いのではないだろうか？

やきそばがなくなり、おかゆだけになると、やっとおかゆの味に気づく。
おっと、優しいね～　このおかゆ。

痛んだら又いらっしゃい。そんな声が聞こえてくるのだ。