(写真)ロイヤルパープルの若葉
4月初旬に若葉が出る。
この若葉は、透きとおった茶色でとても美しい。
ロイヤルパープルという名がぴったりだ。
葉が大きくなるにつれ、緑が入るようになり、色彩的には魅力が落ちる。
だが、花柄が伸び花が咲いたあとの霞のような或いは煙のような姿は幽玄そのものだが
葉は時間が経過するに従い汚れた色になっていく。
まるで、人生を見ているようだ。
秋には、一瞬だが紅葉がきれいになり、夕陽にあたる燃えるような赤は素晴らしい。
(写真)つぼみが出た葉
スモークツリー・ロイヤルパープル
・ウルシ科コティヌス属の落葉樹。
・学名は、Cotinus coggygria。英名は、smoke bush。和名ハグマノキ(白熊の木)、ケムリノキ。
・原産地、南ヨーロッパ、ヒマラヤ、中国。
・樹高は120cmで芯止めをしている。4mぐらいまで大きくなる。
・開花期は6~7月。花は目立たないが、その後に羽毛状のフワフワしたものが伸びてくる。これが煙のようにたなびく。
・耐寒性、耐暑性に強い。
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