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モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

おっと困った!小沢さん民主党代表辞任。

2009-05-11 21:42:28 | ニッポンの政治
いまうれしいと喜んでいるヒトは誰だ?
してやったりとほくそえんでいるのは誰だ?
辞任は当たり前だと思っているヒトは誰だ?

私は、正直に残念だと思っている。
何が残念かというと、 『破壊するパワー』がなくなってしまうのではないかという予感があるからだ。

民主党及び野党が参議院で多数を取ってから明らかになったことがある。
税金の無駄遣いがされているということだ。
その張本人は、高級官僚であることがうきぼりになってきた。

かつては、政治家が公共事業などの発注先から間接的に税金を還流させ政治資金或いは懐を肥やしていたが、政党助成金制度が出来てからは、危ないことに手を染める割合が減ってきたと思う。大分浄化されたと思う。

しかし、頭がいい官僚は、犯罪に手を染めることなく、自分のための或いは組織のための老後の安住の地をつくり、事業費・助成金などの名目で税金を使っている。
しかもその税金を使って実施した事業などの結果責任を問われたことがない。

やりたい放題。ぬるま湯。政治家に恩を売るとあとは我が世の春。
と思われても致し方ないことが多々あぶりだされてきた。

こんな危ない組織を改革しないで我々の未来が、子供たちの未来が期待できるのだろうか??

小沢さんは、この官僚制度にメスをいれ『破壊』できるヒトではないかと思っている。

政治家が法に違反して税金をちょろまかしても、たかが知れているし法律で罰することが出来る。しかし、官僚の無駄遣いは法律で罰することが無く、その規模は桁外れに大きそうだ。
政治家が億単位だとすると官僚の無駄遣いは兆単位のような気がする。
今回の補正予算にも今年度だけですまない来年以降も税金を使わなければならなそうな効果が疑問な施策が結構ある。
これで、新しい産業を興し、雇用を拡大し、税収入を拡大する。という施策になっているのだろうか?
この10数年緊急経済対策ばかりで、新しい産業を興すための開発支援などヒト・技術・ビジネスを育てることが出来ていないから今日がある。

自己の利権に邁進し政策立案能力がなさそうなことがわかってしまった官僚制度を破壊する必要がある。残された構造改革は官僚制度にある。

かえすがえすも小沢さんの民主党党首辞任は残念だ。
官僚とうまくやるヒトではなく、うまく出来ない破壊するヒト・政党に衆議院選挙では投票したい。

してやったりと喜んでいるヒトは・・・・お分かりですね。

これで検察も目標達成でしょうか? もちろん10年後には明らかになるでしょうが?? 
そんなことはないよね~
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総選挙近し??

2009-04-11 01:15:39 | ニッポンの政治
どうも5月に衆議院議員の選挙を狙っているようだ。

というのは、かなり核心的な投票行動の電話調査があり、その対象者になった。

質問は7つ。
Q1.今度の選挙でどの程度の確度で投票するか?
→ 絶対投票する

Q2.予定される3人の候補者のうち誰に投票するか
→ 民主党候補

Q3.その理由はつぎのうちどれか
イ、政党、ロ、政策、ハ、人柄、ニ、その他(順番は多少違う)
→ 政党

Q4.支持政党はどこか
→ 自民党

Q5.性

Q6.年齢

Q7.職業

質問は以上です。

こんな質問をし、今頃調査するのは民主党ではなく共産党でもなく自民党しかありえない。

さて、調査の解説を独断と偏見で展開します。

民主党小沢さんの政治献金問題による世論の変化、09年度予算が通り、また、プロンプターで漢字の読み間違えがなくなって自信を回復した麻生首相の支持率アップ、そしてこれから争点とするテンコ盛りの追加経済対策の予算ができそうなので、チャンスであることは間違いない。

しかし、ムードで選挙するわけには行かない。
支持率の変化を調査する必要がある。
ということでの調査のように思える。
前に(昨年)やった時はボロ負けのようであったが、今回は期待でき勝負になるのではないかと考えても不思議ではない。

さて、あなたはどうする。

個人的には、いつ選挙やってもらってもいいと思っている。
何故かというと、経済では100年に一度の大不況が起きているように、政治と行政においても100年に一度の大変革があって欲しい。というよりも大変革させたい。

政権与党と官僚は自分たちで掃除できないよどみと汚物にまみれている感がする。今度の選挙は、このよどみと汚物を掃除するために政権を変わってもらいたいたいと考えている。

行政をスリムにし、地方に予算と権限を与えることを前提に、スリムになった国家公務員は、日本の国の価値を高める政策立案機能に特化してもらいたい。
今回のような、補正予算の考えは、普通の企業の経営企画部でもデーターさえあれば立案できるし、データーをもっと分析するとこんなことは考えたくないほど当たり前すぎるような気がする。
需要の先食いをおまけで釣っているだけで、ちょっとひどすぎないかい!レベルの低さが。

政権与党の要求でこんなレベルになっているという官僚の言い訳がありそうだが、そろって退場していただき、政治と官の100年の大改革を失敗してもいいからやって欲しい。(もちろん次の選挙の投票に影響しますが・・・)

税金を有効に使っていないだけでなくチョロまかして無駄遣いしているところにメスを入れて欲しい。
政権与党と官僚が経営する”ぼったくりバー”には税金の使途を任せておけない。

自民党も一度下野して野党のつらさがわかると政策政党として脱皮できるのではないかと思う。健全な政策を競う政党が初めてはじまるように思えてならない。
日本の価値を高め、国民に自身を持たせ、税金を安く出来る経営者の出現を政党に期待したい。
そしてその日本国の経営方針を実施するために、官僚に協力してもらう人事権を持ち、従わないものの降格・配置転換・クビという当たり前の構造にして欲しい。
政治もおかしいが、それ以上におかしいのは国家公務員制度だということはご承知ですよね~麻生首相。

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鬼の目にも涙。

2009-03-25 13:24:02 | ニッポンの政治
浮きぼりになった検察組織の欠陥

昨日は、WBCで一日が終わりかけたが、夜半になって政治資金規正法違反の疑いで小沢さんの秘書が起訴され、豪腕小沢さんの記者会見があった。その目には、風邪気味なのだろうか年なのだろうか涙がたまっていた。

何故という思いがあるのだろうが、私にも何故という疑念がある。

政治家の不正蓄財を暴くのにこれまで検察は『一罰百戒』的にメスを入れてきた。これはよくやってきたのではないかと思う。
最近新たな問題になっているのは、『税金の無駄遣い』であり、日本の国の価値を高め住みやすい国づくりをするために、適正な使い方がされているかという国民の義務と権利の本質的な疑問である。

法に違反した悪は摘発した方がいい。しかも公平にすべきだ。
小沢さんだけで終わったとすると民主党の政権獲得を阻止する検察と官僚のこれまでの利権を維持したい阿吽の呼吸でのチームプレーといわれてもしょうがない。

聞くところによると、「政治家はどうしょうもない。我々(エリート)官僚が日本を動かそう!(治めようといっているに等しい)」という間違った認識を持ち、裏に隠れて何でもやれる官僚の特権を最大に活用する優れたパワー官僚が結構いるという。
この優れた官僚は、優れているがゆえにリスキーな政治家に転出しないで、税金をむさぼって責任を問われたことがない官の世界を渡り歩くという。

そろそろ、ここにメスを入れて欲しい。
こんな時期になったと思うが、メスを入れる時期が遠ざかりそうだ。最大で5年先となりかねない。

官僚の人事権を握るトップがどうも官僚出身の官房副長官となるようだ。
この官房副長官がオフレコの記者懇談会で、「政治資金規制法違反は自民党に及ばない」といったとかいわないの問題があったが、こんなことが問題になること自体“今の体制を守る”意図が透けて見える。

いまの体制を守って得をするのは誰だ!!
沖縄返還のときの日米密約説をすっぱ抜いた毎日新聞の記者の正しさは数十年後に米国の記録から証明された。この問題もいつか明らかになるのだろうが、いつかではなく今できる臭いものにはふたをせずに、開けてしまおう。

今回は、検察がおかしい。
警察・検察のトップは、民意を反映できる選挙で選ばれるなど仕組みを変えない限り、怪しげな組織になってしまいかねない。パワーエリート官僚の陰謀の巣ともなりかねない。
この疑いを払うには、裁判官同様に選ばれる仕組みがあったほうがいい。

権力を無力に出来る力がある検察に信任される制度がないこと自体おかしい。
だから、おかしなパワー官僚が権力と利権をむさぼる拠点に便利だと思い群がっている。と受け取られても致し方ない。

法律違反にメスを入れるという今回の説明だけでは納得できない。正義を振りかざした意図が感じられるがゆえにこの組織の未来に疑問を抱いてしまう。民主主義を維持するために自らの存在の正当性にもメスを入れる時期にあると思う。立法・司法・行政の三権だけでなく、実質的な四権に該当する検察・警察のトップは、民意の洗礼を受ける必要がある。

疑われても致し方ない検察。襟を正しましょう。
手をつけたので致し方ないから、『一罰百戒』ではなく、全ての政治家をまな板に上げましょう。政治資金規正法にひっかかる政治家はかなりいるのではないかと思うので。
さらに疑いを晴らすなら、我々が望んでいる官僚・行政の腐敗にメスを入れましょう。

こんなことが小沢さんの涙にあったのだろうか?
(ちがうだろうな~)

最後に、官房副長官に官僚のトップ人事権を持たせようとする動きがあるようだが、民意を反映しない今の官僚制度の最高の仕上げとなりそうだ。或いは、今回のシナリオを書き演出した論功行賞でいただくポストなのだろうか?
我々がチェックできなくなる今回の動きは最大の欠陥なのだが、この動きに注目しておいて欲しい。
官僚のトップは、選挙で洗礼を受けた政権与党の、民意が反映した政策実行の視点で選んで欲しい。

鬼の目に涙があったが、ローズマリー・ロゼウス(Rosemary Roseus)には、美しいピンクの雫があった。

(写真)ローズマリー・ロゼウス(Rosemary Roseus)の花


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『 ニッポンの気持ち 』

2009-01-02 01:32:50 | ニッポンの政治
『ニッポンの気持ち』

空気がきれいになった。
トラックが走らなくなったからだが、
電気自動車と緑が多くなった方がよい。

ゴミが少なくなった。
捨てるモノがなくなったからだが、
学ぶこともある。

休みが多くなった。
働けなくなったからだが
愚痴を言っていた忙しい頃が懐かしい。

政治家が馬鹿に見えてきた。
もっとまともなヒト達だと思っていたが
危機には鈍いということが暴露されてしまった。

人任せは危ないことがわかった。
任せたのがヒトではなく組織という機械だったので
ヒトの心を持っていなかった。

家にいる時間が多くなった。
外にでなくなったからだが
家もいいものだ。

新しい発見が多くなった。
今まで目をつぶっていたからだが、
目を開けてみるとヒトはいいものだ。

それだけでなく、街も、お隣もいいものだ。
社会があっての個人
当たり前が身にしみる年となりそうだ。

ニッポンの気持ち』独断編
いま一番欲しいものそれは、
『働く場』だと思う。特に家族を支えるお父さんと、明日の日本を支える若い世代の『働く場』だ。
『働く場』が急激に縮小し、工業化が吸収してきた雇用が弱体化している。中小企業は仕事がなくとも歯を食いしばって雇用を支えている。国際競争力がある大企業は、合理化で一顧の余地もなく首を切っている。
これでいいのだろうか?

雇用を創出することが2000年からの最大の課題だったが、『道路』と『郵便局』にだけ執着してきたので、国民が付託した税金を使って産業を興す“殖産興業”をしてこなかった。逆に、医療・福祉・介護などは産業をつぶしている。
原資がないのではなく使い方がおかしいのだ。
特に、自民党の道路族が日本の未来デザインをゆがめた張本人だと後世で評価されるはずだが、この道路への総投資額(道路特定財源+一般財源からの道路関係への支出)を産業を興し、雇用を創出する使い方に変えるだけでかなりのことが出来ると思う。

例えば
貿易立国のはずなのに、海外との輸出入の接点である「港」「空港」「鉄道」「道路」「通信ネットワーク」などのハブ機能の整備と24時間運用の投資を行ってこなかった。シンガポール、香港、韓国にこのハブ機能を奪われつつあり、国策としての企画能力の欠如が明らかになっている。

これまでは強い製造業があったので、だましだましやってこられたが、中継貿易に関しては日本を利用する価値がない以上シンガポールなどに流れることとなる。

「港」「空港」「鉄道」「道路」「通信ネットワーク」への投資は、税制の優遇政策とあわせることによりビジネスを創出し新しい雇用を創出する。しかも道路を優先して作らないが土木業の雇用確保も実現できる。
輸出入の貨物及び旅行者が増加すると周辺の道路ネットワークの改善もしなければならないので、今以上に道路への投資が明確になるだけでなく地域振興と一体化して実施できることになる。
道路をつくったからといって企業が誘致できるわけではないし、雇用は創出できない。むしろ高速道路が出来たがゆえに寂れていった市町村が結構ある。

北米、ロシア、中国、東南アジアとの中継貿易のハブとなることによって産業が創出でき雇用も創出できる。
ロシアのハブとして北海道で、中国のハブとして九州・中国地方で、東アジアのハブとして北陸地方で、オールランド対応として横浜・神戸などの復活を真剣に考えてみよう。港と空港と鉄道と道路と通信ネットワークを分散させずにトータルとしてハブ地域を開発することが条件となるが。

財源は、不況時の対策としても、道路特定財源の10年間分を前倒しに使用することによって公共事業での雇用が確保でき、産業を振興することも可能となる。付随して地域の道路ネットワークへの改善投資もリアリティが見えてくる。
車が通らない道路つくるよりも雇用をつくることに、しかも失業対策としての穴を埋めるという発想ではなく産業をつくるという切り替えが欲しい。

そしてついでにふれると、海洋資源の開発、宇宙技術の開発といった未来対応のハブをしかるべき地域に設定し、同様に構築しておきたい。国土開発の視点を日本列島改造から世界の中での日本の優位性作りに切り替える対応が相当遅れている。

企業が収益を出さない限り雇用は増えない。だから失業者を吸収するための対策は、えてして土木事業となりダムや道路を作る公共事業となりかねないが、ダムや道路が作り出す新しい需要なり価値がかつてほどではなくなったようであり、価値を生み出すものに公共事業をシフトさせるべきだというのが一つ目の論拠だ。

第二の指摘は、雇用がダブついている現在は、産業別の就業構成を変えるチャンスでもある。ロボット化された工業では、これからも労働力を維持拡大することは難しい。人不足で労働力が足らない内需産業にてこ入れし、雇用を拡大させる方策を検討する必要がある。
農業、漁業、医療・介護・福祉、教育が人材・労働力を必要としており、これらは地産地消がキーワードであり地域興しと結びつく。ここに、ロボット・環境・IT技術をミックスして、労働力だけに頼らない産業興しをすすめたいものだ。

上記の産業は、本来は小規模であるがゆえに一人の役割が広くかつ専門性が必要となる。工場で働いていた人が単純に職業転換することは難しい。
そこで中期的な政策と短期的な職業転換施策との組み合わせが求められるが、中期的には、事業として利益が出るように育成する必要がある。その理由は、日本国民の食の安全と健康の維持を守る安全コストであり、日本国民の生命と財産を守る防衛費と同価値であるということをいいたい。
安定した産業には雇用が生じ、この産業を目指す就職希望者が出る。

短期的には、失業保険申請者に職業転換の再教育の機会を提供することと、これを受け入れる事業者への助成を行うことである。事業者は、人件費を負担してもらい人員を育てることが出来る。失業者は、再教育による就職のチャンスを得ることが出来るので一石二鳥かもわからない。

何歳になっても職業訓練、或いは、学習というものが重要な意味を持ってくる。
基本は、“オン・ザ・ジョブ”で、事業者のところでの日々の仕事をしながら学習することだが、就職しない人間にもこの学習を体験できる“インターン”制度があることが望ましい。

使ったお金の割りに効果がよくわからないのが教育と言われているが、直感的に言って一人当たりのGDPにリンクしているのではないかと思う。豊かさは教育がつくってきたといったほうがわかりやすい。

しかし昨今の実態は、豊かさは維持できないのではなかろうかと思う不安感があるほど出来の悪い学生が多くなった。育とうとしないのか育てられなかったのかわからないが、教育と社会の接点がかけ離れている。

教育がこれまでの日本の成長と競争力を支えてきたが、今の大学教育ではこれが出来なくなり、社会で再教育しないと使い物にならなくなった。グローバル化している企業には、欲しい人材を世界から調達するという素材調達に近い考え方が強まり育てる発想がなくなってきた。これ自体問題ではあるが一理はある。育てられなくなった教育機関に大きな問題があることは確かだ。

高校以上の教育のカリキュラムの中に、お父さんお母さん達が働いている職場での体験学習・インターン制度を早く導入し、空虚な座学と思っているところに目標を持つと座学も悪くないという風にさせるべきかと思う。
もっと進めると、これまでのカリキュラムを廃止し、“欲しい人材像”を有している社会人の知恵を入れて改定して欲しい。

明治以降の教育は、「富国強兵」の大方針に従い、農村から工場に労働力を振り替えこの人材を育てることを目標としていた。
これからの目標は、工場から農業、漁業、医療・介護・福祉、教育に目を向けることであり、バイオ科学、海洋科学などなどに興味を持たせることかもわからない。そこから自分で学ぶ学習が始まる。

社会が求める人材を育てるのが教育だったが、ここしばらくは、社会が何も求めていなかったのだろう。育つ子は勝手に学び自分で育っていくが、育たない子のしつけが教育であり、家庭と学校に隔離されていたのではしつけが出来ない。ということだろうか?従って文部省は必要なくなり科学技術省(?)に再編したほうが良さそうだ。


土木事業が地域経済を担ったのは昔で、いまは選挙目当てとしか考えられない。この前提に立っているとしか思えない道路族は落選させるべきだと思わないでもないが、
それよりも、国の多くの政策実行費を地方に還元し、国は外交・国防などスモール化した方が天下り団体への助成金の不明朗な使い方がなくなるので良さそうだ。当然国家公務員の定数も削減し地方に渡すこととなるので、これまでの組織至上主義の政策立案の責任を取ってもらうので一石二鳥となり、国民感情としては満足するところがある。能力はあるが働き方に問題がでてきた国家公務員制度にメスを入れる時期でもある。

政策としての中身は目をつぶるが、最も困難な器を変えてくれる政党を支持したい。地方のことは地方で出来るように財源を地方に渡し、国家公務員もこれに従い大量に地方に移管することでの霞ヶ関破壊を進めて欲しい。

そしてそのあとに、自らの首を切って痛みを共有して欲しい。
当然、国会議員の定数削減、今最も冗費となっている政党助成金も見直すべきだ。政策をプランニングできない政党ではいまと同じ政党になるので、国会議員の定数削減、政党助成金を削減して浮いた金額を政策立案機能強化に使うように使途を明確にして渡すのであればよいと思う。


さて、新しい年となりましたが、明るくないことは間違いありません。他者に期待してもどうしょうもないので、自分で心に灯りをともすようにする以外なさそうです。そしてその灯りをヒトに分けてあげるようになりたいものです。

我慢・辛抱はヒトを育て、“心棒”を創る。
軸がありぶれないということは信頼につながるのでいいチャンスだ。

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レビュー2008年を振り返って:10のトピックス

2008-12-23 09:58:20 | ニッポンの政治
(写真)一輪だけ咲いているムエレリ


2008年を振り返って印象の強い出来事を10ピックアップしてみました。
さてあなたは・・・・

1.政治の私物化・幼稚化がすすんでおり、同族たらいまわしで経営危機をもたらしている。政党助成金が“ノホホン”国会議員を育ててしまったようなので廃止すべきかも!

2.アメリカ金融帝国が先端技術におぼれて自滅。世界を道連れに。そして私たちをも。

3.一次産業の逆襲、原材料の高騰と食糧危機が現実に。世界同時不況でおさまった感があるが成長の時に顔を出してくる。

4.目的レスの通り魔殺人がふえる。コメントしようがない危なさ。

5.ノーベル賞、久々の大量受賞。30年後に花開くヒトを育てられるか?

6.オリンピックの女子ソフトボール、フェンシングでメダル受賞。マイナースポーツに光を当てる。おお~久しぶりの感動モノだった。

7.アメリカ独立後232年で初めてのアフリカ系大統領が誕生。差別の国がね~。ということはやれば出来る。

8.2007年新潟中越地震に続き2008年は岩手宮城内陸地震。どこか危ない足元。

9.地球温暖化。ボディブローのように効いてくる。孫にも(いませんが)残したい美しい地球。

10.楊逸(ヤンイー)さん、日本人以外で初の芥川賞受賞。選考者に拍手。差別がなくなった手始めだろうか?

番外.関東大学ラクビーで帝京大が完全優勝。(悔しいけどおめでとう)、三浦皇成くん武豊のJRA新人年間最多勝記録を大幅に塗り替える。(来年はお世話になろうかな!)

(写真)葉の緑と花のブルーが濃くなりつつあるセミアトラータ


世界は狭くなった。というのが実感です。日本だけでは生きられないということを実感した年ではないでしょうか?
2008年は、日本の政治も経済もダメな年でした。突破する“考え”がなかったからでしょう?この停滞はしばらく続くと考えざるを得ません。考えが形になり技術や商品になるにはさらに時間が必要だからです。
タネを蒔かなければ芽は出ません。今できる種を蒔きましょう。政治には期待できません。自民党は選挙をしたくないので“よどみ”は来年の衆議院選挙まで続くことは間違いないでしょう。しかし政治が変われば、突破口が開ける可能性がありますが、予算の裏づけに四苦八苦しているようで、予算を使いどんなコトをするのかという突破口を感じさせる方針でタネを蒔かないから幻滅しているということを理解できないようです。来年は、一線を退いてもらいまともな情報収集をし、政権再獲得のために日本をデザインしてもらいたいものです。

ということは、身の丈での辛抱の時期が長くなるということす。こんな時だから、助け合う社会を小さなところから創っていきたいものです。
私たちに出来ることをやる。まずは小さなことから。
「自助・自立・互恵」が、フランス革命の上からの思想「自由・平等・博愛」に匹敵する私たちの2009年のコンセプトのようです。
成果主義を一人だけ生き残ればよいと間違って理解した是正をしましょう。社会は一人では生きていけません。家族で、仲間で、チームで、組織で、地域で、日本で、世界でが社会です。わすれていた助け合い、“互恵”を実行してみたいものです。
私たちは地球号に乗っている仲間だからとは誰かが言いましたが、まさにそうだと思います。

2009年の私のテーマ:『暖かいまなざし』としました。反省を込めて。

(写真)パイナップルセージもまだ頑張っています。


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殿、電柱ですぞ。 辛口セイジ論

2008-09-02 00:36:22 | ニッポンの政治
21時30分から2時間もテレビに釘付けになり、画面から伝わってこない”セイジ”の匂いをかいでいた。

伝わってきた匂いは、”無意味””悪臭”のようだ。

”無意味”とは、味も素っ気もなく価値がないということだが、

価値がないということに気づいていない政治家がいるところが面白いし、
政治家だけでなくテレビに出演した評論家・学者も同じ仲間ということが鮮明になった気がする。

これをあぶりだす試薬は、「自民党総裁選を派手に戦うべし」ということに対して反応を取ることだ。

組織としては、ルールがありそれにのっとって後継者を決めるのが当然だが、
これが”セイジ”の重要なことだと、この2時間はこれに終始していた。

これは、自民党という党の最大の遺産であるとともに、
こんなことに期待しない市民が増えていることに気づかない政治家、評論家、学者、メディアの政治部記者が
まだ多数いるから成立した2時間だったのだろう。
これから1ヶ月もこの調子で脳死させられるのはつらい。

これが見捨てられている最大の事のように思うがいかがだろうか?
こんなことにはうんざりしているし、飽きている。

これまでは、
優秀な官僚がいたので、日本の未来をデザインするシンクタンク機能があり、
これに乗っかってきたからシンク(辛苦かも?)機能を喪失しても、
ポリシーを具体化するという大義名分で、人事ごっこに時間と金を使う余裕があったのだろう。

優秀な官僚機構が失敗の責任を取るという民間では当たり前の”倒産・破産””解雇””降格・減俸”がなく
緊張感がなくなりこれも同じように考えることをしなくなった。
考えることは、”税収がないのでこれ以上使わない”、”借金はしない”ということばかりで、
考えた形跡がないというべきだろう。

優秀な官僚の制度疲労が自民党を或いは政党政治をだめにしたとも言える。
唯一試していないのは、政権交代で、緊張感を取り戻し官僚が立ち直れるかどうかだろう。
政権政党が替われば、政策が変わるので考えざるを得なくなり、生き返る可能性がある。


本質的には、結果責任を取らない組織は腐るのが当たり前で、
シンクタンク機能を別途創るか、官僚制度に結果責任の仕組みを導入し緊張感を取り入れることが必要だと思う。

いづれにしてもコストと時間がかかるので、いま一番即効性があるのが政権交代で優秀な官僚に立ち直って欲しい。
自民党は、無責任な責任を取り、これから政策政党としての基礎を組織・制度として構築して欲しい。

最後に、今日のメディアの評価だが、
ある民放のキャスターを除き私にとっては無意味・無価値でした。

”セージ”の香りは脳を刺激し、消毒されたかなという気分になれるが、
”セイジ”は、腹が立つ香りがしてくるから身体によくない。
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