山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

奥の細道・北陸(その14)

2012-05-07 | 街道歩き
大広間

大広間に案内されました。
この建物は傘松閣と呼ばれ1階は参拝者のための
控え室や研修・宿泊のための部屋があります。

ここはその2階です。
156畳敷きだそうです。
天井絵は著名な画家、144名による230枚の
花や鳥を中心に描かれた美しい色彩画です。

傘松閣

「傘松閣」と書かれた金文字が掲げられています。
その下には大きなダルマの墨絵がこちらを睨んで
いました。

天井絵

天井絵の1部です。
ノーフラッシュなので暗いですが、雰囲気だけでも
ご覧ください。
1枚の絵は畳半分くらいの大きさがあるそうです。


精進料理

参拝のあと、1度部屋に帰りました。
しばらくして食事場所に案内されました。
食事の作法は前日の夕食で経験しています。
これは朝食メニューです。
精進料理ということでしたが、煮物はしっかりと
味がついていました。
「どの食材も生きていて修行僧が心を込めて作りました。
感謝していただきましょう」
こんな内容のことを合唱してから食べます。
なお、お椀は必ず手で持って食べるよう注意がありました。
ご飯は1cmくらいの厚さです。
我々にはとても足りませんでした。


心得

トイレの入口に張ってありました。
常に心がけたいです。

通用門(1)

通用門です。
帰りはこの門を出て帰ります。


配置図

大きな絵が掲げられていました。
左の通用門から参拝客は出入りします。
その上の吉祥閣という建物に宿泊しました。


杉の大木

階段を挟んで大きな杉の木が並んでいます。
この階段に雪が積もった写真がポスターなどに
使われています。
「立ち入り禁止」の看板があり、これ以上
近づけませんでした。


報恩塔

写経を納める塔です。
毎朝のお勤めで祈願・供養しているそうです。

通用門(2)

通用門をでて永平寺ともお別れです。
2回の坐禅はよい体験になりました。

正門

正門をでてから振り返ってみました。
朝日が杉木立から降り注いでいました。

永平寺の街

永平寺の街です。
まだ時間が早いので、出会う人も少なかったです。


永平寺川

この川は永平寺川です。
永平寺は「ごま豆腐」が有名です。
この先のみやげ店で買い求めました。


線路跡(1)

帰りはこの線路跡を歩きます。
えちぜん鉄道の永平寺口駅まで約6キロです。
昔はここまで電車が入っていたようです。

キクザキイチゲ

道路の脇にひっそりと咲いていました。
見送りにでてくれたようです。


線路跡(2)

線路跡はまっすぐ続いています。
国道は車が走っていて危険です。
ここなら安心して歩けます。
この日は朝からよい天気でした。


◎付 録

ハンカチノキ(1)

近くの公園で咲いていました。
白く見えるのは総ホウといって葉っぱが変化したものです。


ハンカチノキ(2)

風に揺れるとハンカチを振っているように
見えます。
真ん中にある丸いものが花です。
今年出会えてよかったです。

八重のハナミズキ

八重のハナミズキです。
一重はたくさんありますが、八重はなかなか
出会えないと思います。


オオデマリ

大きな手毬(てまり)のように見えます。
遠くからでもよく目立つ花です。


コデマリ

こちらはかなり小さい花です。
植え込みなどに使われています。
この日は白い花にたくさん会いました。