山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

会津・スノーシュー(その9)

2012-03-11 | 福島の山
ヤマウルシ

こんな実がドライフラワーになっていました。
ヤマウルシの紅葉は真っ赤になってきれいです。
但し、かぶれるので触る時は要注意です。


下山(1)

間が開き過ぎたので先頭を行くガイドが待っています。
道は左のほうを大きく巻いていました。
私はこのまま真っすぐ下りました。
かなりのショートカットでした。


大内ダム

木の間から大内ダムが見えてきました。
もうすぐのようです。


登山道

前を数名の女性が歩いています。
今回は女性が19名もいましたが、グループでの
参加ではなかったようです。


ブナの根明け

ブナの根明けです。
春になるとこの穴がもっと大きくなります。
花達もまだ深い眠りについているようです。

終点

やっとバスが見えてきました。
ここが今回の終点です。
頂上から約50分で下りてきました。
この日の歩程は合計2時間30分でした。
なかなか楽しいスノーシューでした。
これからバスで大内宿に向かいます。


大内宿駐車場

約20分くらいで大内宿に着きました。
駐車場の事務所も萱葺き屋根でした。

道路(1)

雪は残っていますが、解けてシャーベット状でした。
これから宿場に入って行きます。

道路(2)

宿場の入口です。
ユキウサギが出迎えてくれました。
ここにきたら急に観光客が多くなりました。


宿場の案内板

こんな案内板がありました。
大内宿は会津若松と日光今市を結ぶ南山通り(会津西街道)の
宿場の1つだそうです。
江戸時代から物資の輸送で栄え、会津藩主も参勤交代
などの際に利用した重要な街道だったようです。
街並みは寄棟造りの建物が道路と直角に並べられているのが
特長になっているそうです。


古民家

どれも古民家風の建物です。
屋根に雪があるとまた違った趣があります。
それぞれに屋号がついていました。


マユダマ

これは私の故郷でも小正月(15日)に飾りました。
カイコのマユに似ているのでこのように呼んでいたようです。
このお餅はかなり固くなるの金槌で砕いて油で揚げて
食べました。
何もない頃の子供のおやつでした。


※今日、3月11日はあの東日本大震災から丁度1年になります。
まだ行方不明の人が3155人もいるそうです。
また、仮設住宅などで避難生活を強いられている人も34万人以上いるそうです。
1日も早い復興をお祈り申し上げます。