山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

戸倉三山(その2)

2011-02-10 | 奥多摩
大岳山と御前山

木立の奥に山が見えてきました。
右が大岳山、左が御前山です。
どちらも奥多摩の名峰です。


杉林の中の登山道

杉林の中を進みます。
この日、バス停で降りたのは我々5名だけでした。
8時間というロングコースなので、歩く人が
少ないのかも知れません。


明るい登山道

このあたりは伐採されていて明るくなっていました。
かなり急な登山道です。
最近は木の需要が少ないせいか、木ってもそのままに
しているようです。


臼杵山

最初の山、臼杵山に到着しました。
標高842.1mです。
バス停を歩き出して約2時間です。
ここには三等三角点が置かれていました。
東京都の最高峰、雲取山より立派な標識が
設置されています。
まだ新しいようでした。


標識

二つ目の山、市道山に向かいます。
80分とありますが、山歩きはその人のペースに
よって違ってきます。
地図などのコースタイムもあくまでも目安です。
最近の地図は登山者の高齢化が進み、昔よりは
遅いコースタイムになっているそうです。


松の大木

大きな松ノ木がありました。
木肌が大蛇のウロコのようです。
このあたりの歴史を静かに見続けてきている
ようです。


急な下り

急な下りが続きます。
右には枯れた松ノ木がありました。
これもかなりの古木です。
低山といえどもアップダウンが激しいコースです。


赤いテープ

時々木に赤いテープが巻いてあります。
これもルートの目印になります。
ガスなどで周りが見えない時は大いに心強い
味方になってくれます。


ミズナラ

落ち葉が積もった登山道です。
手前の木はミズナラです。
昔はこの木を切って薪にしました。
子供の頃、春になると山に入って木を切るのを
手伝いました。
大人が束ねた薪を背負って家まで運びました。
まさに二宮金次郎の世界でした。



これから向かう稜線

木立の奥に稜線が見えます。
これから向かう稜線のようです。
まだまだ先は長そうです。

登山道

木の根っこが露出しています。
ここは足を取られやすいところです。
今回のメンバーは比較的足が揃っています。
後ろから安心してみていました。



冬の日差し

かなり長い上りが続きます。
気温は10℃くらいで、山歩きには丁度よい温度です。
冬の日差しが長い影を落としていました。