山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

鎌倉街道(2-1)

2010-12-20 | 街道歩き

スタート地点

鎌倉街道歩きの2回目は今月4日でした。
集合場所は前回解散した上信鉄道の馬庭駅です。
ここからしばらく歩いたところに鎌倉街道が
あります。
実質的にはここがスタートになります。


浅間山

振り返ると真っ白に雪を抱いた山が見えます。
浅間山です。
長野県の山ですが、ここ群馬県からでも大きく見えました。


浅間山と妙義山

全体としてはこんな感じです。
左のギザギザした山は妙義山です。
ゴツゴツした岩山が幾重にも連なっています。



牧草

しばらく行くとこんなものがありました。
牧草をビニールで巻いたものです。
こうやって保管し、冬の間の家畜の餌にします。


井戸

古い井戸があります。
何か謂れがありそうな井戸です。

陣屋跡井戸

こんな説明文がありました。
吉良上野介の陣屋跡井戸だそうです。
この日は折しも赤穂浪士討ち入りの10日前でした。



吉良上野介陣屋跡

すぐ近くに空き地があり、こんな案内板が立っていました。
吉良上野介がこの地で生まれたなんて知りませんでした。
忠臣蔵では敵役となっているので、ここではご法度だそうです。


神社

ここは神社のようです。
保育園の看板は見えますが、神社の名前がありません。
左は神楽を舞う舞台のようです。



田園風景

田園風景が広がっています。
風は冷たかったですが、天気はよく晴れていました。
田んぼも春までお休みのようです。



大鳥居

神社から真っすぐ歩いたところに大きな鳥居がありました。
「正一位飯玉大明神」と書いてあります。
先ほどの神社の名前のようです。
略して「飯玉神社」と呼んでいるようです。
この長い道は参道だったようです。


馬頭観音

更に進むと「馬頭観音」がありました。
明治時代のものだそうです。
表面の字はかすれていてやっと読める程度でした。



田んぼ道

真っすぐな道が続きます。
このあたりは区画整理されていて昔の道はありません。
古い地図と昔ここを歩いたという人の記憶だけが
頼りでした。
総勢20名近い人間がザックを背負って歩いています。
さて、今回はどこまで歩けるのでしょうか?