Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

グエムル

2006-09-12 16:09:42 | 映画
今公開している映画「グエムル」です。これは韓国映画で大きな川に怪物がいてそれに子供がさらわれてしまったお父さん、そしてその家族の物語なんです。これがけっこうまじめな話かと思いきやコメディータッチの場面もたくさんあるんです。それがどうも最初はなじめなかったんですよ。やはり国民性の違いかなとか思ったり、こんな作品にソン・ガン・ホが出演しているのはなぜだろうと思ったり。でも話の初めからなんとなく匂っていたのですが、これはなかなか痛烈な「アメリカ批判」の映画だったんです。もともと怪物のもとになる水質汚染を引き起こすのもアメリカ軍だし、間違ってウイルスがいると発表しなんの関係ない人たちも隔離され、あげくに強烈な化学物質を散布して怪物をやっつけるんですが、それでまた韓国の一般人も健康被害がでる。とうのアメリカ軍はみんなガスマスクをつけているから大丈夫というわけ。この政治的にも批判する映画だからこそコメディーの要素が入っていたんだどわかりました。
でも、ソン・ガン・ホは演技のうまい人ですね。今回のふざけた役もまさにそういう人にしか見えません。きれいな顔の韓国俳優はいつも同じような役や演技ですが、この人は違います。これだけの俳優がこのような映画に出るのも納得しました。VFXもよくできています。ロードオブザリングのスタッフが作っているので。
偶然にも昨日は9月11日。アメリカという国はどこに行くつもりなのでしょうか。怪獣映画ですがそんなことを考えてしまいました。

リディック

2006-09-11 10:00:17 | 映画
ピッチブラックの続編リディックのお話。ピッチブラックで一躍有名になったヴィンディーゼルが主演したSF映画です。お話は宇宙の征服をもくろむ集団ネクロスとリディックとの戦いなんですが、そこにピッチブラックの時に助けた男性と女の子(このときは立派な女性になっていますが)がお話にからんできます。けっこう豪華な脇も俳優陣で固めていますし、VFXもCGを多用してキレイなのですが、期待していたほどではありませんでした。前作のドキドキ感や話の面白さがなくちょっと神話的な感じで、僕はそんなに好きになれませんでした。この間ケーブルテレビで、たまたまやっていたのをもう1度見ましたが、やはり同じでした(笑)。でも、ヴィンディーゼルの肉体を見るだけならピッチブラックより露出が多い分たのしめると思います。縛られたり、つるされたりもしますから(笑)
ピッチブラックだけでもよかったかもしれません。
この監督にはちょっと荷が重すぎた作品だと思います。
肉体鑑賞のためなら観てもよいと思います。なので今回の画像は彼のセクシーショットにしてみました。
今回は辛口でした(笑)。

ピッチブラック

2006-09-10 08:28:01 | 映画
映画を観にいって期待していなかった映画が意外と面白かったってことありますよね。これはそんな映画の1本。SF映画なんですが低予算ながらよくできた作品です。内容はエイリアンから襲われるのをいかにかわしてその星から逃げ出すかという単純なもの。でも設定やエイリアンの姿が低予算をいかして暗がりをうまく利用しています。この映画ではなんといってもヴィン・ディーゼルが有名になったことでしょう。最初はたんなる筋肉俳優かと思いきや、なかなか演技もできて映画の中ではカッコよく見えます。VFXもキレイにできているので、見やすいですよ。単なるSFのB級だと思っていたら、どんどん引き込まれていきます。
ゲイには、ヴィン・ディーゼルの体をみるだけでもいいかもしれません(笑)。同じ筋肉俳優でもジャン・クロード・ヴァンダムの映画とは違いますよ。
まだ観ていない方はぜひどうぞ。
次回はこの続編「リディック」のお話です。

(あれ?ケビン・スペイシー特集は?)←もっともです。あとで続きます(笑)。

ウソをつくこと

2006-09-09 08:48:29 | ゲイ
今日は友人(ゲイ)から相談されたお話。以前こんな話をされました。「掲示板にのせるプロフィールってどこまで本当のことを書くか?」この掲示板とはもちろんゲイ専用の出会い系みたいなもの。この友人は外国の人が好きなので、英語のサイトに自分のプロフィールを出していました。そして連絡が来たらしいのです。どうやらその人は外国からの旅行者で、その友人の住んでいる地域に3泊くらいするので、会いたいということだったのです。メールのやり取りが進んでくるにつれ向こうの人がかなり積極的になり、「あってヤリたい!」を連発するようになりました。その友人には特別な人がいなかったのと、その外国人のプロフィールにはかなりマッチョと書いてあり、「まあ、ヤルのもいいか」と思って会うように話が進んだそうです。そして、待ち合わせの場所に行ってみると、そこにいた外国人はすごく太って、しかもかなり年配の人だったそうです。(写真のやり取りはなかったそうです)。その友人はその人の前を素通りして、結局会うことをやめたということでした。
この話を聞いたときに、この友人のことを責める気はありませんでした。すっぽかしたことは悪いと思いますが、ヤリたいだけでしかもそんなにウソまで書いている人に、気をつかうことってあるかと思ったのです。
この世界には、いろんなことがあると思いますが、自分を偽ることで何かを得ることって難しいと思うのです。

ダイエット作戦パートⅡ

2006-09-08 08:43:54 | ゲイ
前回、お話したダイエット作戦のその後です。脂肪分の少ない食事とトレーニング、そして食事の量を通常にもどして15日、効果は出るものですね。やはりこの歳になると食事の量って大切だとつくづく感じています。いかにいままでが喰いすぎていたか!まあ、仕事のストレスもあるので(これは自分に対しての言い訳っぽいですが)、つい食いすぎてしまうんですよね。食事の量と質に気をつけて運動を少しすればわりと簡単にもとに戻ることもわかったし。
これを続けていけば、維持はできそうです。

若い時はなんにも考えなくても、それなりによかったものが、この頃はは維持することが難しいと感じる。

歳を重ねることは嫌いじゃないけど(経済的なことも含めて)、メンタルなことや、健康管理に気をつけないといけなくなることは、ちょっとめんどうくさいってのが正直な気持ちです。

この画像の人も苦労してるのかなぁ?

あと半月がんばります!!

トランスアメリカ

2006-09-06 16:47:07 | 映画
今日観てきたばかりの映画「トランスアメリカ」です。僕はゲイなので時にはすごくおもしろく、また考えさせられる映画でした。それにしても主演のフェリシティ・ハフマンの演技はものすごいです。本当はキレイな人なのに、メイクやしぐさ、声の出し方全てがトランスジェンダーそのものに見えてきます。ロードムービーの手法をとりながら話は進んでいきます。その間にさまざまなことが起こり、ラストを迎えるわけですが、そのラストが、他のトランスジェンダーを扱った映画「ボーイズドントクライ」や「クライングゲーム」のような悲しさがなく、なんとなく希望があるように終わっているのも監督のなせる業でしょう。
そして今回、ゲイとして注目なのは息子トビーを演じたケヴィン・セガーズでしょう。この男の子実はクライモリやドーンオブザデッドなどのホラーにも出演していたんです。ぜんぜん気がつかんかった!このトランスアメリカではゲイテイスト満載で、なんといっても男娼の役ですから、当然そういうシーンがあり楽しめました。体も若くてキレイでしたよ。マッチョではないのですが、均整がとれた筋肉のつき方をしています。いやーおじさんこういう男娼なら買ってしまうかも!と一人ニヤニヤして観ていました。ゲイポルノの撮影風景などもチラッと出てきます。
そんな不純な感想はさておき、トランスジェンダーやゲイなどに嫌悪感が少ない方であれば、ものすごくおもしろい作品です。
「ブロークバックマウンテン」「トランスアメリカ」と2本観てくると今年のアカデミーは本当にゲイの話が多いことに、改めて気がつかされます。「カポーティ」も近々公開されます。これもゲイであるトルーマン・カポーティが主人公です。ゲイの時代は開かれてきていますね。

セブン

2006-09-05 15:36:57 | Weblog
ケビンスペイシー特集第2弾は「セブン」です。これはブラッドピット、モーガンフリーマン、グイネス・パルトロー共演で話題になりました。たぶん映画を好きな人は必ず(?)観ている作品だと思いますが、あまり犯人であるケビン・スペイシーに脚光があたりませんね。僕はこの映画を観た時に、犯人役がものすごくインパクトありました。今までの刑事ものやサスペンスものと違い、淡々と、そして全て自分の思い通りにことを運ばせる実行力や洞察力のすごさを後半のたった40分くらいで見せてしまうあたり「すごいなあ」と感心しました。当然監督のデビッドフィンチャーの技量もすごいのですが。(僕はデビッドフィンチャーの映像は天才的だと思っています)
この時のブラッド・ピットは全くいただけないです。モーガンフリーマンの影に隠れてしまっていて、さらに存在感のあるケビンスペイシーにおされて、だめでした。
観ていない方はぜひごらんになってください。

ユージュアルサスペクツ

2006-09-04 18:10:08 | 映画
スーパーマン・リターンズにも出演している、ケビンスペイシー特集です。まずはブライアン・シンガー監督の「ユージュアルサスペクツ」です。これはスーパーマンのコンビでもあります。アカデミー賞の脚本賞も獲っているこの作品。実はものすごくよくできています。なにせ、ケビン・スペイシーのほとんど一人舞台なのですから。ケビン・スペイシーが警察であるギャングの殺人事件の目撃者として話を聞かれるのですが、この話の回想として映像が出てきます。最後まで観終わるともう1回必ず観たくなる映画です。僕は現に何回も観ています。この映画のおもしろさは、今でこそよくありますが、見えているもの全てが現実ではないというところなのです。しかも2重人格とか、実は死んでいるなどといったことではなく!
とにかく、まだ観たことない人はぜひみてください。あと、これは何回観てもいい映画という珍しいないようです。

歳には勝てません

2006-09-02 08:44:43 | ゲイ
僕は30台の折り返しの年代なんですが、なんとも歳には勝てないと感じることが最近あります。それは「脇腹の肉」です(笑)。けっこう運動もして、腹筋なんかもやってはいたんですが、脇腹に肉がついてくるんですよ。どういうわけか?でもよく考えてみたら、食生活だったんですよ。ここ最近、ストレスからか食事の量がすごく増えていたんです。パスタでも平気で2人前以上の量をゆでてしまったり、ご飯もかるく2杯以上食べていたり、そして頂き物のビール24缶がさらに追いうちをかけました。腹筋の線はしっかりあるのに、脇腹だに肉が乗るというなんとも不恰好な感じ。10日くらい前からダイエットを実行しています。というか普通の量の食事にもどして、脇腹中心の運動をしたら、10日くらいでもとに戻ってきましたが、恐ろしいですね。ちょっと油断するとすぐにこうなるとは。運動量が同じであれば簡単に脂肪がついてしまうんですよ。だから、食事をコントロールして、いつもより少し運動量を増やさないと維持が難しくなってしまいます。
体はウソをつきませんね。この画像のようにはいきませんが、なんとか今を維持できるようにしておかないと(笑)。

ダイエット作戦はまだまだ続きます!