Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

英国王のスピーチ

2011-03-04 15:37:44 | 映画
今回は今公開している映画「英国王のスピーチ」について。

アカデミーも獲ったし、やはり気になって(笑)。早々に観に行ってきました。これも相方といっしょに行ってきました(笑)。最近一緒に映画を観ることがなんか多いような気がします(笑)。

ここで内容を・・・


幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。


となっております。これは歴史の話ですから、やはり内容はだいだいわかっているものですよね。だから、余計に監督や役者の演技が重要になってきますよね~。

監督はトムフーパー。かれはイギリスのテレビ「エリザベス1世」っていうドラマを撮った人なんですよね。これケーブルでやってたので、観たんですけど、僕の好きなヘレンミレンがエリザベス1世を演じていて、なかなか見ごたえのある作品になってました。これを観たのは偶然だったんですけど(笑)。あとになって「あの人が撮ったんだぁ」ってわかって(笑)。

役者の方もベテランぞろい。とくにコリンファースはうまいですねぇ(笑)。あの言葉がなかなか出てこない様子をとてもリアルに演じていました。もちろんジェフリーラッシュもそうです。最後のラジオ演説(第2次世界大戦の始まり)はこの二人の腕の見せ所といった雰囲気もあります。お互い一歩もひかないって感じで(笑)、すばらしいです。

脚本もよくできていて、安心して楽しめる作品です。劇場でご覧になってみてくださいね。

 ここで疑問が(笑)。アカデミーを獲るくらいすごいのか?ってことが(笑)。同じイギリス映画「クイーン」は内容もよくて、好きですけど、この英国王のスピーチは良い作品ではありますが、社会に影響があるとか、大感動するとか、考えさせられるとかはあまりなく、どれも「優秀にこなしている作品だけど、特筆してすごいということもないかな」という印象が強いです。アメリカ映画界の英国の皇族好きという噂は以前からも言われていましたが、ここまでくると、それも本当だと感じずにはいられません(笑)。あと、主人公が障害を持っているというのも、賞を与えることが多いという噂もあって、これも今回は当てはまりました(笑)。

あと、この映画にガイピアーズが出てるんですけど、役作りのためなのか、太ってて(笑)。最初「似た人だなぁ」くらいしか思わなくて(笑)。しかも、コリンファースのお兄さんという役どころ。たぶんガイピアーズの方が若いと思うのですが(笑)。メメントのころのすばらしい肉体は健在なのでしょうか(笑)。



でも、良い作品であることには、間違いありませんよ(笑)。

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