ポケモンGOで乙訓へGO 京都、まちおこし活用動きも

2016-08-14 11:29:11 | 商 trading
 ススマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信が始まって約3週間。京都府乙訓地域でもいまだブームは冷めやらず、スマホ画面を見ながら車や自転車を運転したり、深夜にたむろしたりする若者が目立つ。一方で、ブームを地域活性化に生かそうとする動きも出てきた。

 「(午後)11時までには帰るんやで」。6日夜、向日市内のコンビニ駐車場。巡回中だった市少年補導委員会長の長谷川勇さん(66)は、ポケモンGOをしていた若者たちに声を掛けた。

 市内在住の男性会社役員(51)は「夜中に家の前に若者が数人集まっている光景を何度か見た。(彼らが)トラブルを起こしたり、巻き込まれたりしなければいいが…」と懸念する。

 向日町署はこれまでにポケモンGOをしながら車を運転したとして、道交法違反(携帯電話使用)の疑いで計4人に交通反則切符(青切符)を交付。自転車の高校生や大学生ら8人を口頭注意した。

 こんな中、ポケモンGOをまちおこしに活用しようとする動きも見られる。京都向日市激辛商店街は店内にいるポケモンを店員に見せれば、ギョーザや飲み物などの料金を半額にするサービスを始めた。珉珉向日町店、中楼田、かふぇくっちーなの3店舗で先行実施し、今後増やしていく予定。8月末まで。

 また、11日に向日市寺戸町の商業施設「ライフシティ東向日」で初開催される夏祭りでは、参加者に会場でポケモンGOを楽しんでもらう。ゲーム内でアイテムなどを入手できる地点「ポケストップ」に多くのポケモンが集まるようにする。スマホの充電サービスもある。夏祭りは午後4時から同9時まで。

【 2016年08月11日 09時20分 】


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