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「鉄砲からハイテクへ」と題して講演した澤田館長は、持参した実物のよろいやかぶとを、同会のメンバーに実際に着せて、戦国時代の兵士たちの装備や、弓や槍(やり)、刀などの構え方や使い方を、実演を交えながら解説した。
また、山崎の合戦でも使われた火縄銃について、日本にそれまでなかったねじが使われていたことに触れ、「日本の工業製品には、たくさんのねじが使われている。日本がハイテク国家になったのは鉄砲伝来のおかげ」と述べた。参加者は「大きな弾はどれくらい飛んだのか」「銃の筒はどうやって造ったのか」など質問し、熱心に聞き入っていた。
【 2017年02月05日 22時30分 】
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