京都府長岡京市の小学生が夏休みに取り組んだ自由研究と工作の優秀作品を展示する「第25回長岡京市小学生アイデア作品展」が30日、同市天神4丁目の市立中央公民館で始まった。根気強く調査を重ねた研究や、豊かな発想の作品が、来場者を楽しませている。
子どもの活動支援などをする市教育支援センターが毎年開いている。今年は、市内10小学校から約180点が寄せられた。
自由研究では、生物の観察や歴史の調査が多かった。チョウの一種である「ツマグロヒョウモン」を調べた長岡第十小5年の磯野志帆さん(10)=同市井ノ内=は、昨年から2年にわたって育てた成果を写真やデータ、文章を使って詳細に説明している。
磯野さんは「不思議なことがたくさんあったので、調べられて良かった」と話した。
工作では、粘土を中心に作ったタワーや飛び出す絵本、社会科の教科書を参考に縄文時代の村を再現した模型など、多彩な作品が並んでいる。31日まで。無料。
【 2014年08月31日 09時08分 】
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