長岡京で 竹開花 ハチクに続きモウソウチクも

2013-10-10 17:09:02 | 士 cerebrity
 6月にハチクが開花した京都府長岡京市井ノ内の竹林の隣接地で、今度は67年周期といわれるモウソウチクが花を咲かせているのを農家が見つけた。現地を調査した京都大大学院の研究者は「今後は周辺で一斉に開花する可能性がある」としている。

 地元の農業石田健治さん(87)=井ノ内=が9月上旬に発見した。開花したのは4本のモウソウチクで、上部の枝の先にイネに似た長さ数センチの房状の花を無数につけていた。

 石田さんは「このあたりは昭和30年代からタケノコを栽培しているが、過去に開花したことはない」と話す。

 現地調査した京都大大学院農学研究科の坂本正弘講師は「モウソウチクの開花は67年周期といわれる。今後は周辺の竹が一斉に花を咲かせる可能性がある。開花した竹は枯れるが、花が種子をつけていれば発芽して再生するはずだ」と指摘する。

 竹が開花するメカニズムは謎が多いとされ、坂本講師は花や地下茎のサンプルを採取して研究を進めている。

 別の農家が隣接地に所有する竹林では今年6月、開花周期が120年ぐらいとみられるハチクが開花し、「全国的な一斉開花の前触れでは」との見方も専門家から出ていた。

【 2013年10月09日 11時40分 】


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