イクメン奮闘 長岡京市職員、市HPに体験記

2011-09-27 13:43:16 | 民 people
育児休業中の男性職員の体験記を掲載している長岡京市のホームページ(同市役所) 長岡京市が、男性で初めて育児休業を取得した職員の育児体験記をホームページ(HP)で紹介している。市は「育児に積極的に関わるイクメンは増えており、男女共同参画の意識がさらに広がれば」としている。

 今年4月、市教委学校教育課の樋口大輔さん(29)が、1年間の予定で育児休業を取得。同じく市職員で育児休業中の妻(31)と昨年11月に生まれた長女の育児に取り組む様子を市のホームページで日記として紹介している。

 「かわいい盛りの時期にわが子と一緒に過ごしたい」と考えて育児休業取得を決意した経緯などを紹介し、離乳食や子どもの病気への対応、家事の分担などを体験する中で「妻が頑張っていたことが分かった」などと胸中を明かし、経済的なデメリットなど育児休業が取りにくい社会の状況についての意見もつづる。

 5月からホームページに育児体験記を掲載したところ、これまでに6000を超えるアクセスがあるなど市民の反応も好評という。樋口さんは「仕事などを考えると、男性が育児休業休暇が取りにくい部分は依然多いが、思い切って良かった。復帰後の仕事にこの体験を生かしていきたい」と話している。

 市の男女共同参画計画(11~15年度)では、5年間で男性職員2人の育児休業取得を打ち出す。市政策推進課は「行政が積極的に育児休業の行動計画を進める必要がある。職場復帰後の状況なども追跡して紹介していければ」としている。

【 2011年09月27日 10時10分 】

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