
今年1年間使い汚れたしめ縄を外した後、氏子16人が滋賀県で仕入れたわらをなった。鳥居を彩る大しめ縄は長さ約6メートルで、氏子たちが「よいしょ、よいしょ」と力を込めながら巻き上げた。絵馬殿などに用いる小ぶりのしめ縄も作った。
氏子総代会長の市村郁二さん(76)=同市開田=は「氏子の高齢化でしめ縄を作れる人が少なくなったが、力を合わせて作業してもらえ、ありがたい」と話した。
また、来年のえと「午(うま)」を描いた大きな絵馬(縦2・7メートル、横3・6メートル)もこの日までに鳥居前や参道に設置された。今年から京都市西京区の染織工芸作家、中井貞次さんが手がけ、参拝者が躍動感のある馬の絵を見つめていた。
【 2013年12月16日 10時50分 】
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