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ぎんぐの紅茶

紅茶初心者の奮闘記

デトロイト・メタル・シティ(紅茶が出てくる話)

2012年10月15日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー

(画像はアフィリエイトです)

あらすじ
インディーズ界デスメタル最凶のカリスマ・クラウザーII世率いるバンド「デトロイト・メタル・シティ」!! でも彼らの素顔は…!?


クラウザーII世は画像のとおり、凶悪なバンドのリーダー。
だけど、素顔はとてもおとなしい男の子。
このおとなしさを表現する小道具として、紅茶が使われている。
そう、クラウザーII世は紅茶が好き。

【エピソード1】
所属する会社のデスメタルな社長とデスメタルな部下が、主人公(素のおとなしいバージョン)の自宅に来た際、彼らに紅茶を出している。

主人公「ハーイ 紅茶入りました~~~。アップルティーがいい人~」

このシーンにびっくり。
だって、紅茶を一種類じゃなく何種類か同時に入れている!
しかも、その前の絵で、主人公がポットで紅茶を入れているシーンが写ってる!
一度にポットで複数種類の紅茶を入れるとは、何て紅茶を入れ慣れているんだ。
しかも相手は、おっかなそうなデスメタル社長とデスメタル部下。
私なら緊張のあまり、ポットを割ってしまいそう。

【エピソード2】
クラウザーII世が色々あってファンの男の子に勉強を教えるシーン。
男の子「クラウザーさん、飲み物は何にいたしますか?」
クラウザー「あっ、ミルクティーで」
男の子「えっ、ブランデーとかもありますよ?!あとワインとか」
クラウザー「そ、そうか。でも"学問の時はミルクティー"っていう恐ろしい掟もある。ミルクティーで!!」

アルコールを飲みながら勉強などできない普通のクラウザーがいい。
クラウザーのイメージを壊さないよう、「"学問の時はミルクティー"っていう恐ろしい掟もある。」が素敵だ。

漫画全体としては面白いけど、ずっとハイテンションで書かれているため(デスメタル的なテンションの高さというか)、一気に読むととても疲れる。
年のせいかもしれない。

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「赤毛のアン」のお料理BOOK

2011年12月12日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
赤毛のアンにはこれでもかというくらい、お茶のシーンが出てくる。
あまりにも素敵でおいしそうで、一度実際に見てみたいと憧れたものだった。

そのお茶のシーンを視覚化したものがこの本。
赤毛のアンが好きなら一度は目を通すべき!
撮影は(もちろん)プリンスエドワード島。
そして、ティーパーティや食べ物の写真が美しい。
赤毛のアンの世界のティーパーティは、こんな感じだったんだと感動した。
ブログに写真を掲載できないのが本当に残念。

各料理のレシピも付いてくる。
見るからに難易度の高いものもあるけど、不器用な私でも作れるかもと思える物もちらほらある。

私なら一品作るのに相当の時間がかかりそうなものも多い。
例えばアンが、誕生日のお祝いのピクニックに持って行った(とされる)メニューはこれ。

・バターカップケーキ
・ピンクや黄色のアイシングをかけたクッキー
・フィンガービスケット
・小さなジェリータルト
・サンドイッチ

私では、ピクニック前夜から用意しても間に合いそうな気がしない。
昔の人はすごかったんだなー。

【本のデータ】
「赤毛のアン」のお料理BOOK/ブッキング/2,800円


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ドコカの国にようこそ!(お茶が出てくる本)

2011年11月11日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
幼い頃、大好きだった本。
あらすじはこんな感じ。

ふとっちょでおねしょの直らないフトシは、いつもクラスメートに馬鹿にされたり、いじめられたりと憂鬱な毎日を送っています。そんな、ある日フトシに、夢のお告げとともに、不思議な手紙が届けられます。その手紙には、いつも変てこな指図ばかりです。しかし、手紙の言う通りにして「ドコカの国」にさえ行けば、おねしょが直ると信じたフトシは、周囲の目も何のその、超人的な頑張りを発揮し始めます。
(Amazonより)

あらすじだけ読むと「かわいい童話」だけど、実際は衝撃的な物語。
本の扉に書いてある10の替え歌に沿って、主人公のフトシに過酷な指図がやってくる。

これを息子に読み聞かせている。
読みながら、おどろおどろしくも惹かれる場面が脳裏に描かれていくのが楽しい。

先日、フトシが「タチアナマンションというマンションへ行き、屋上で眠っている人形を抱き上げ、服を着せ替えて靴を履かせ、頬にキスをしろ」という指図に従う場面にさしかかった。

「…タチアナマンションは、ふるいがらんとしたビルでした。フトシは、さっきのパンチでそうとうまいっていましたが、ながいかいだんをきざむようにのぼっていきました。そうして、九かいから屋上へつうじる鉄のとびらを全身の力でおしあけました。
ギッ、ギッ、ギチギチギチーッ。
そのかいだんは、クモのすでけむったようでした。フトシは、ふくろでそれをはらいはらい屋上にでました。
すみにふるぼけた毛布がしいてありました。そこには、おもちゃの家庭用品が、このふきさらしの、はだざむい応接室にきちんとおかれていました。
テーブル、ソファ、ひじかけいす、ステレオ、ピアノ、バイオリン……どれもこれもほこりにまみれていました。テーブルのうえにはコーヒーちゃわんとさらがありましたが、りょうほうともわれていて、ちゃわんには、石ころがはいっていました。
にんぎょうは、毛布から身を乗り出すかっこうでうつぶしていました。右手と左足がもげています。きたならしい、ぼろぼろの洋服。もつれたクモの糸のような髪の毛……。
フトシは、にんぎょうを手にとりました。--とたんに、ぞっとしてほうりだしました。
これほどみにくくて、きたなくて、おそろしい顔をしたにんぎょうを見たことがありませんでした。目のたまはとびだし、鼻はつぶれていました。めくれあがった青いうわくちびるのしたから、いときり歯の代が、ひっそりとのぞいていました。ひたいのかみの毛はぬけおち、ほほの肉はちぢれていました。フトシは目をそむけました。
そんなにんぎょうをかわいがった人が、いったいいたのでしょうか。いるわけがありません。フトシには、どうしてもそのにんぎょうが顔のみにくいのをかなしみ、ひと目につかないマンションの屋上にのがれて、ひとりぼっちでくらしたすえに死んでしまったとしか思えませんでした。」

(「ドコカの国にようこそ!」大海赫 ブッキング pp.24-26)

自分で読んで、脳裏に描かれた場面に絶句。
がらんとしたビルの屋上の隅にある、ふきさらしの応接セット。
自分の顔の醜いのを悲しんで、そこでひっそりと暮らす人形。
だけど、誰かに来て欲しくてお茶の用意をして待って、でもやっぱり誰も来てくれなくて。
誰も来ないまま長い時が経って、服がぼろぼろ、家具も埃まみれ、ちゃわんは劣化して割れて、待ちくたびれた人形は倒れてしまい…

「お母さん、早く読んでよ。」
息子に催促された。
あわてて続きを読み始めたものの、心は先程の屋上にあった。

私が物語の中に入れたら。
あなたの埃をはらい、コーヒーちゃわんを直そう。
石ころを除いて、きちんといすに座らせよう。
そして、一緒にお茶をしながら、あなたの王子様を待とう。

王子様はもうすぐやってくる。
今、マンションの入り口に来た。
今、階段を上っている。
クモの巣を振り払いながら、あと3歩。
あと2歩。
1歩。

ギッ、ギッ、ギチギチギチーッ。



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はずむ時間を、紅茶から(紅茶本レビュー)

2011年11月05日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
この本は基本の入れ方からアレンジティーまで、全てティーバッグという潔さ。
基本の入れ方(ストレート、ミルクティー、レモンティー、ロイヤルミルクティー)は写真付きで丁寧に書かれている。
この通りに入れれば失敗はないと思う。
ただ、ロイヤルミルクティーの場合はちょっと注意が必要かも(実際に作ってみた記事はこちら)。

また、「バナナロイヤルミルクティー」「アイスロイヤルミルクティー」「紅茶のフレンチトースト」等々、簡単ですぐに作ってみたくなるレシピが結構載っている。
(面倒そうなレシピもあるけど)
例えば、アイスロイヤルミルクティーはこんな感じ。

■材料(二杯分)
ティーバッグ…2袋
牛乳…200cc
熱湯…100cc
氷…適量

■作り方
1.ティーバッグと熱湯で、かなり濃いめのホットティーを作る。
2.氷をたっぷり入れたグラスに冷たい牛乳を注ぐ。
3.その上から1.のホットティーを注いでできあがり。
(できたミルクティーは、下が牛乳、上が紅茶のセパレートティーになる)


最初のページから、紅茶の入れ方をわかりやすく解説しているのも嬉しい。
また、カラフルで読みやすい。
読んでいると、「試しに本のとおりに入れてみよう」「紅茶を入れて飲むと楽しいかも」と思えてくるのがいい。
お勧め。

【本のデータ】
リプトンおいしい楽しい紅茶推進チーム編/旭屋出版/1,500円


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紅茶 おいしいたて方(紅茶本レビュー)

2011年11月01日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
これは、7年くらい前に買った。
単独で使うことはあまりなくて、何か疑問があると他の本と併用して読んでいる。

この本は、最初に「おいしい紅茶を入れる前に」と題して、「どんな水を使えばいいか」「湯の量はどれくらい」「茶葉の量り方」について解説。
次にストレートやミルクティー等の各種入れ方を、大きな写真付きで紹介。
多くの紅茶本は歴史や茶葉の解説や、敷居が高く見えるアレンジティーのレシピから始まっているのだけど、この本は出だしから見やすい。
「紅茶の入れ方をわかりやすく知りたい」というニーズに、十分応えていると思う。

ただ、茶葉の量り方がゆるめに設定(ティースプーン○杯)されている。
茶葉の量には個々の好みがあるし、茶葉によって大きさも違うので、一律にグラムで言い切れないのは分かるけど、ここは独断で言い切って欲しい。
言い切ることで、本への信頼感のようなものが生まれるので。
(それに上記のような注意事項に気を配らなくても、普通は分かるのではと思ったり)

また、一見詳しく見える入れ方についても、初心者が失敗しやすいポイントは書かれていないと思う。
例えば、私は本で紹介されているオン・ザ・ロックのアイスティーに何度も挑戦し、玉砕してきた。
この本を読むと、オン・ザ・ロックのアイスティーなんて楽に作れるように見えるんだよね。
でも、どれだけ本のとおりに入れても濁ってしまう。
それは、(少なくとも私が)失敗しやすい「大事な所」が書かれていないから。
これはわざと書かれていないのではなく、プロだから意識せずに気をつけることができるため、書かれていないのだと思う。
(諸事情により、「大事な所」については伏せさせていただきますm(_ _)m)

こんなことを書いたけど、敷居が高く(お高く止まって)見える紅茶本の中では、わかりやすくて良い本。

【本のデータ】
高野健次著/新星出版社/1,500円


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紅茶をもっと楽しむ12ヶ月(紅茶本レビュー)

2011年10月25日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
全190ページ中、最初の75ページが各月の旬の紅茶のうんちくとアレンジティーの提案。
例えば1月の構成はこんなふう。

・ダージリンオータムナルの解説
・オータムナルの楽しみ方(オータムナルでのティーパーティーの提案。オータムナルに合わせるお菓子や食器について書かれている)
・オータムナルに合うお菓子を写真付きで紹介
・1月のバリエーションティー2種類のレシピ
・紅茶についての更なる解説(1月は紅茶とお菓子の組み合わせについて)


それから紅茶の入れ方に20ページ割かれて、残りの約100ページが紅茶の等級や産地、歴史についての解説。

私自身は紅茶に合わせるお菓子の解説(どんな風に味が合うのか書いてある)や、各国のお茶の楽しみ方とか楽しく読んだ。
だけど、紅茶に興味持ち始めた頃の私が読んだら「どこに入れ方が書いてあるか全然分からない!いれ方に割かれたページも少ないから、簡単に(いい加減に)書いてるのでは?」と思ったと思う。
初心者向きじゃない。

ちなみに、紅茶関連本を読んだ時の私の第一印象について。
本に占めるうんちくの割合が多く、紅茶の入れ方に少ししか割かれていない場合は、入れ方がしっかり書かれていても、手を抜いて解説しているように見える。
もしくは、「他に入れ方のポイントがあるけど省いているんじゃないか」という疑念を抱く。
これは今も昔も変わらない。

【本のデータ】
日本紅茶協会監修/講談社/1,524円


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紅茶のすべてがわかる事典(紅茶本レビュー)

2011年10月23日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
歴史に茶葉の解説にブレンドにアレンジティーに、ティーフードに紅茶のブランドに陶器のブランド(つ、疲れた)…と盛りだくさんな内容。
フルカラーで、一つ一つの内容に詳しい解説が付いている。
文字通り「事典」。
とても読み切れない。
最初から完璧に紅茶のすべてを知りたいなら、すごくいい本。
だけど、とりあえず入れ方を知りたい場合は、うんちくや周辺知識の量に圧倒されると思う。
そして紅茶への壁を感じそう…。

私はコラム的に挟まれている「映画、文学で感じる紅茶の世界」とか「紅茶の楽しい利用法」が好き。
小公女ってそんなに紅茶が出てくるシーンがあったんだと思ったり、「リンス代わりに紅茶を利用」にえーっと思ったり。
他にも読んでいくと「そうなのかー」と感じることが多々ある。

この手の「紅茶に関する全てを書きました!」的な本は好きではないけど、これは読み応えがあっていい。
これだけ細かく書かれているると、分からないことがあった時の辞書代わりに使えそう。
今までは「紅茶 おいしさのコツ」が私の辞書だったけど、また違った入れ方やブレンド等が新鮮。
図書館で借りたものだけど買おうかな。

【本のデータ】
Cha Tea紅茶教室監修/ナツメ社/1,500円


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紅茶図鑑 131ブランド800点(紅茶本レビュー)

2011年10月19日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー
谷口安宏監修/日本文芸社出版/1,400円

「本書では、2003年現在日本で購入することのできる紅茶をできる限り(131ブランド)掲載しています」とあるとおり、本のほとんどが紅茶ブランドと紅茶缶や箱、味の説明で占められている。
知らないブランドがたくさんあって、「日本で売られている紅茶だけでこんなにあるのか」と気が遠くなる。
紅茶の世界は広いなあ…。

全ページフルカラー&写真なので、眺めるだけで結構楽しい。
また本が書かれている時期が2003年なので、「あの頃はこんな味の紅茶が出ていたのか」という目でも見てしまう。

ただ、「紅茶の入れ方を知りたい」とか「紅茶全般について知りたい」というニーズには応えることができない本。
全287ページ中、紅茶の入れ方・買い方・保存法について書かれているのは僅かに8ページ。
ここまで紅茶ブランドを紹介することに割り切っているからこそ、眺め応えのある本になっているとも言える。


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紅茶 おいしさの「コツ」(磯淵猛)

2011年10月11日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー


紅茶のマニュアル本にありがちな「紅茶の歴史を解説して、いれ方も軽く解説して、ブランドも解説しました」という広く浅くな内容ではない。
筆者も言うとおりの「つくっているプロの立場になって、紅茶好きの客側になって、「どうして」という気持ちをそのまま文章にしました」なので、いれ方や入れた紅茶の保存方法など、とにかく紅茶を入れる事に関して詳しく書かれている。
Q&A式なので比較的短く読みやすい。

例えばこんな感じ。


「二度どりで渋みを生かしたアイスティーは作れるか?」で、アイスティー用の茶葉のブレンド例をいくつか紹介。
茶葉の比率や、できあがりのアイスティーの水色、味と香りの特徴まで細かく書いてある。

「このミルクにこの紅茶」で、紅茶に入れるミルクのバリエーションがいくつか書かれている。
通常の牛乳と生クリーム、コンデンスミルク、エバミルクを組み合わせた紅茶に適したミルクを5種類が書かれている。
各ミルクに合う茶葉も紹介されている。



私は紅茶に興味を持った時から今まで、分からない事があった時の辞書としてこの本を使っている。
そして、未だに全ての内容を読み(使い)切れていない。
難を言えば、白黒で字が多いこと。
紅茶本ではあまり見ないタイプなので(紅茶本はフルカラーでイラストも沢山なことが多い)、見た目は専門書っぽく見えて取っ付きにくさを感じる人もいるかも。


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紅茶の時間1~3(山田詩子)

2011年10月08日 | お茶が出てくる本&紅茶関係の本レビュー


この本はよかった~。
久しぶりに買って良かったと思った紅茶本。

この本は3冊のシリーズ物。
1はホットの紅茶の入れ方等について、2はアイスティーの入れ方等について、3はミルクティーの入れ方等について書かれている。
1冊につき約60ページの薄くて小さな本。
そして、その半分はアレンジティーやお菓子のレシピ。
紅茶の入れ方等について書かれているのは30ページ程度しかない。

だけど(だからこそ?)、紅茶を入れるにあたり「絶対おさえておくべきこと」が、きっぱりと書かれている。
それが合うかどうかは別としても、私は言い切られた指針のようなものが欲しかった。
この本は、そんなニーズにぴったり。
例えば、ティーパーティーを開くにあたり、必要なものは次の3つと断言されている。

「1…お茶はたっぷり正しく入れて2種類は用意する。
 2…お茶菓子もできれば2種類以上用意する。
 3…花を飾る。
この3点をおさえれば、小さいけれどすてきなティーパーティーがひらけます。」

これを知らない私は、お客様を迎えるに当たってあんなことこんなことをして試行錯誤していた。
手探り状態だから、お客様を迎える時も自信がなくて、内心どきどきだった。
これを知っていたら、もう少し自信を持つことができたと思う。

そして、ティーパーティーに必要なものや、準備については詳しく補足されている。
(でも、わかりやすい)

他の項目もこんな感じ。
なお、どの項目も見開き2ページで簡潔しているので、頭に入りやすい。
愛用している「紅茶 おいしさのコツ」は詳しすぎるんだよね。
辞書としては使えるけど、始めから読むには気合いがいるんだよ…。


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