マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

香りのバラ・ランキングから

2017-03-13 20:04:15 | マルガリータの庭・3月
朝からどんよりとうすら寒く、雨が降るのか降らないのか落ち着かない一日、
昨日からの<香るバラ>探しの続きで、
≪香りのバラ・ランキング≫と検索したら、参考になる「ランキング」を2件みつけた。
~気をよくして、マルガリータの庭にあるランキング入りのバラを取り出してみた。

<参考になった記事>
イギリスの園芸週刊紙Amateur Gardening が選ぶ香りのバラTOP10
① ‘Louise Odier’ ルイーズ・オディエ  オールドローズ.ブルボンローズ
② ‘Madame Isaac Pereire’ マダム・アイザック・ペーリエ
③‘De Resht’  起源がよく分からないくらい古くからあるバラだとか。
④‘Professeur Emile Perrot’ (syn.‘Kazanlik’)  プロフェスール・エミル・ペロ (カザンラク)  バラの谷の名
⑤‘Jude the Obscure’ジュード・ジ・オブスキュア (ER)のフルーツ香の代表格。
⑥‘Quatre Saisons’ クウォーター・シーズンズ 世界最古のバラの一つ
⑦‘Great Maiden’s Blush’ グレート・メイデンズ・ブラッシュ アルバローズ。
⑧‘Sir Frederick Ashton’ サー・フレデリック・アシュトン この中では唯一の純白の花。
⑨‘Gertrude Jekyll’ ガートルード・ジェキル
 典型的なバラの香り、バランスの取れたOR系でもっとも濃厚に香るひとつ
⑩‘Madame Alfred Carrière’ マダム・アルフレッド・キャリエール ERティーとフルーツの混じった香り


ロザリアンのブログ JUDEの庭と薔薇のカヲリ
・概ね開花する度いつも強香で一輪でもかなり強く香っている物、超強香種と呼ばれる薔薇。
  ガートルードジェキル ER
 ジュードジオブスキュア ER
  フランシスデュブリュイ OR T
・強香種だと言っても良いと思える品種、咲く度に香りがしっかりと確認できるもの。
  アンブリッジローズ ER
  アブラハムダービー ER
  ジェネラスガーデナー ER
  ジェントルハーマイオニー ER
  シャリファアスマ ER
  ジュビリーセレブレーション ER
  ストロベリーヒル ER
  セプタードアイル ER
  フェアビアンカ ER
  プリンセスアレキサンドラオブケント ER
  ブラザーカドフィール ER
  イングリッシュヘリテージ ER
  ヤングリシダス ER
  レディエマハミルトン ER
  マダムイサークプレール OR B
  ブールドネージュ OR B
   ナエマ Del
  ローズポンパドゥール Del
  シャンテロゼミサト Del
  ブリーズ Del
  ラローズドゥモリナール Del
  ソニアリキエル Guillot
・ある程度香る薔薇 
  アランティッチマーシュ ER
  モーティマーサックラー
  ウィリアムモリス ER
  グラハムトーマス ER
  ナエマ Del
  デュセスドゥブラバン OR T
  マダムピエールオジェ OR B
  レーヌヴィクトリア OR B
  バロンジロードラン OR HP
  ソフィーズパーペチュアル OR Ch
  ルイーズオディエ OR B
・強香種のはずだが条件が合ってないと全く香らなく、条件が合えば時々しっかり香っている品種
 フォールスタッフ ER
 ムンステッドウッド ER
 ロイヤルジュビリー ER
 エモーションブルー(ローズシネルジック)Del



マルガリータの庭から<香りのバラ・ランキング>上位のバラをあげてみると… 
~写真は<マルガリータのつぶやき>過去記事から抜粋しています。
 
●ジュードジオブスキュア ER
 
 左はシャンテロゼミサト

●フランシスデュブリュイ OR T

●ルイーズ・オディエ  OR
 

●マダム・イザーク・ペレール‘Madame Isaac Pereire’
'16,4,30 
 

●マダム・アルフレッド・キャリエールMadame Alfred Carrière’ER

●アブラハムダービー ER
  
●ジュビリーセレブレーション ER
  
●レディエマハミルトン ER
 
  
●ナエマ Del
  
●シャンテロゼミサト Del
 

●ブリーズ Del
 

●ラローズドゥモリナール Del
 

●ソニアリキエル Guillot

●ウィリアムモリス ER
 

●グラハムトーマス ER

●マダムピエールオジェ OR B
   
●バロンジロードラン OR HP
 

●エモーションブルー(ローズシネルジック)Del
 







『裸の華』 桜木紫乃;ダンス・ミュージックにひたりながら

2017-03-12 14:02:25 | 本 MEMO
 
 桜木紫乃 『裸の華』2016,6,集英社

 <桜木紫乃の釧路>を離れて、札幌、すすきののディープな世界、
怪我で引退した人気ストリッパーが、デヴューした店の近くに<ダンスシアター>を開く。
 性格が違う二人の若いダンサーに、わけありバーテンダー、
開店から閉店までの半年余り、

<水商売、裏社会>の皆が真面目で必死、真剣勝負ですがすがしい。
日銭勘定のやりくりも身にせまるし、それぞれののっぴきならない恋物語は、
相変わらずの<昭和の気配>を濃厚に、<水もの>顛末記に終わらせない。
筆者が「ストリップ」を愛し、いかにのめりこんでいるか、
長年書きたかったものをここに思う存分書きこんだか、そんな気がしてくるような抜け感だった。

さっと読んだ後、2度目は背景に出てくるミュージックをききながら、
まるで映画を見ているような感覚で、ページをくっていった。
 スタンダードの名曲に女たちの踊りをだぶらせて読む快感に浸り、
桜木のなかでも異色だし、異端の世界への親しい距離感が古来あまたの小説にない新しさだ。
 
<オープン>の夜のナンバー
(1)ヨーヨーマ・リベルタンゴ
   ヨーヨーマ・リベルタンゴ 振り付き
(2)シング、シング、シングSING,SING,SING
(3)ライディングハイ Riding High
(4)フライミー・トゥー・ザ・ムーン
(5)アラベスクーMidnight dancer
(6)ルパン三世のテーマ
(7)HAVANA KENNY・G
   惹かれあう男と女の出会いと別れを「かなしみ」に変換して
   ~イントロは両腕を体にからませ~ 大人の余裕で、7分半
(8)危険な二人 沢田研二

冒頭、札幌大通り地下街で、女性4人組の演奏;
タイムトゥセイグッバイ サラ・ブライトン
クリスマスキャロルのころには
ゲレンデがとけるほど恋したい
クリスマスイブ

その他、印象的な選曲;
Bon Jovi It's My Life
CHICAGO キャサリン・セタ・ジョーンズ
コーリング ユー
ボラーレ ジプシー・キングス




 




「強香バラ&アロマ&ハーブ」① ~センティッド・ガーデン(香る庭)のはじまり

2017-03-12 12:35:11 | マルガリータの庭・3月
おだやかな春の陽気です。
バラの芽だしにあわせて、バラのコンパニオン「ハーブ」や「アロマ」の香りもしてくるような昼前、
  久しぶりに「センティッド・ガーデン(香る庭)」「ハーブ」の本をひっぱりだしたりして、
とりあえず今日のところは手持ちの「強い香りのバラ、ハーブ、カラーリーフ」の様子をうかがいに、
庭をまわってきたところです。

<香るバラ>
・ブルームーン
 

・ハイディ・クルム・ローズ
 

・ダニーハーン
 

・ゲーテローズ
 

・ブルーライト
 

・アンナプルナ


・フランシス・デェプレイ
 

・ミスティパープル
 

・ラ・ローズ・ドゥ・モリナール
 

・ボレロ
 

・アベイ・ドゥ・ヴァルサント
 

・ツル・ジョセフィンブルース
 

・ギネ
 

・ブリッジ・オブ・サイ
 

・コンパッション
 

<ハーブ>
レモンバーム


レモングラス
 

ローズマリー




ラヴェンダー
・ミスキャサリン
   

・ホルゲイト
   

・ポゴング
 

・ヒドコート
  

・ソーヤーズ
  

・ストロベリー
 
<香るカラーリーフ>;これからの成長が楽しみ;
エチオピアンアロマ;香りが少しがきついという方もあるかも、
  

レプトスペルマム(ティーツリー)
 

<香る低木>
エニシダ
 



3月のバラ③ おだやかな春に元気ハツラツ~新芽、新葉、

2017-03-11 14:43:19 | マルガリータの庭・3月
朝晩の寒暖の差はありますが、陽射しのぬくもりなどは暑いくらいで、
装いも、ダウン派、コート派、革ジャンまでさまざまです。
 バラもそれぞれ、毎日見るたびに様相が変わってせかされているような気分で、
 こんなバラにあんなバラもあったと、さながら「バラ・補遺集」のようで順不同です。
 ~消えかかったり汚れたタグに、なくなってしまっているものとか、今が補修の時期…

もう、凍らないでしょう、久しぶりに水を張った水泉;


陽射しも高くなってきて;


パーゴラのジュランビル


<ブラックティー> 去年ダメにしたツル・ブラックティーの生まれ変わりになるか、
  

<マダム・ミユキ> 黙っていても良く咲く、
  

<ペレニアルブルー> ツルをこんなところに植えてしまった
  

<トットちゃん> 名花です☆
 

<サイレンス・イズ・ゴールデン> 植え場所が窮屈そうで失敗、
  

<ジュランビル>


<クィーン・エリザベス> 強剪定して樹高を抑えたのですが…
 

<ファビアン・ローズ> 地植え初年度、
  

<グリーン・ローズ> 目立たなくて~
  

<ビブラ・マリエ>
  

<アッシュ・ウェンズデイ> 今年はだいぶ整理して、
 

<アンジェラ> 毎年伸びすぎる、


<ナッティング・ハムズ・ブライト>OR 今夏、どこまで伸びる?
 

<サハラ’98> 長尺から初年度、
 


3月のバラ② ウッドデッキの鉢バラ・チェック

2017-03-09 14:36:37 | マルガリータの庭・3月
3月に入ったと思ったらもう9日、
大苗・新品種とか球根、ツルの芽だしに気を取られているうちに、
ウッドデッキの古参バラも存在をアピールしてきました。
 今春は梅の開花も例年より2,3週間早く、桜も早そうです。
 ~バラも早いかもしれません。

<リモンチェッロ> 修景バラ、超元気でいずれは地植えでしょう。
  

  

<パラダイス> いい色です。
  

<ホーム&ガーデン>
     

 
<ロイヤルプリンセス>
  

<スーリール・ドゥ・モナリザ>
  

<ゴールド・フィンガー>
  

<コンスタンチェ・モーツァルト>
  

<ノックアウト>
 


<庭の映画>「マンスフィールド・パーク」Mansfield Park 2007 英 TV版

2017-03-08 13:25:59 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
 

「マンスフィールド・パーク」 2007イギリスTV版




原作は同名のジェーン・オースティン円熟期の大作;1814刊行
裕福な伯母夫妻の養子となった少女が、やがて兄のように慕っていた青年への密かな愛を成就させるまでを描くロマンス。
 時代は、ナポレオン戦争(1796~1815)の大陸封鎖、奴隷貿易廃止の影響で、地方地主の西インド諸島のプランテーション経営が危機に瀕していたころ。

「社交界に興味を示さず田舎を愛す主人公」「知的で善良、誠実な男性」「都会からきた伊達男」とオースティンゆかりの人物を配しながら、 
 シンデレラ物語、2人の息子と3人娘の教育問題、地主階級の威厳のなさ、等々、見どころがたくさんあってジェーン・オースティンの意欲作といわれているようです。

<庭園>をみていくと、
 「マンスフィールド・パーク」とは「公園」ではなく、
ノーサンプトンシャーの従男爵サー・トマス・バートラムの屋敷、カントリーハウスの名称で、
「周囲5 マイルに及ぶ本格的なパーク、広々とした現代的なお屋敷、立地条件もすばらしいし、 立派な樹木が、外からの人目をさえぎっていて、イギリスの銅版画集に載せられる価値が十分ある」

「マンスフィールド・パーク」の庭自体はあまり重要視されていないのが残念だったが、
あえて問題ありで取るに足りない威厳のない内実をうかがわせるためという評をみて、少し納得した。
 それでも、自然の美しさを備えた18世紀の堂々たる風景式庭園の典型が、一瞬かいま見えた時は、DVDを「一時停止」にして、少しずつ戻してカメラ、
 ~実際のロケ地情報を探しています。









監督 イアン・B・マクドナルド
ビリー・パイパー;ファニー
ブレイク・リットソン
ジョセフ・ビーティー
ジェマ・レッドグレーヴ
<ストーリー>
ファニーは10歳の時に伯母夫妻の養子となり、マンスフィールド・パークにやってきた。格式ある屋敷で孤独を感じるファニーの心の支えは、一家の次男エドマンドだった。ロンドンから隣に引っ越してきたクロフォード兄妹と親しくするうちに、ファニーはエドマンドへの敬慕がいつのまにか愛情に変わっていたことに気付く。ところが恋愛を処世術の道具とするクロフォード兄妹は、平穏なマンスフィールドに大きな嵐を呼ぼうとしていた…

≪MEMO≫
「マンスフィールソ・パーク」におけるアイロニーの技法 -オースチンの英国地主階級への批判ー



冬戻り-1℃、快晴のもと、春を告げるミモザ、ユキヤナギも緑に萌え、ツルバラも始動

2017-03-08 10:27:27 | マルガリータの庭・3月
昨日からの予報で身構えてはいたが、本当にマイナスの寒い朝だった。
寒いが空はすっきりと青く冴えわたって、いまは陽射しもたっぷりであたたかい。
庭も日ごとに春の予感にあふれて、

・「春を告げる花」ミモザ・アカシア(デクレンス)の濃い黄色が朝陽に映えてまぶしい。
 先日、花付き2m超をミズホで手に入れたもので、
  花がない季節、しだれ梅と競うようにめだって、圧倒的な存在感☆




 ・ユキヤナギも緑に萌えて




 ・アジサイの芽、堂々と、


・大型つるばらもいよいよノビノビと、
 ・<ロココ> 
  

 ・<ジュリア>
 

 

 ・<モッコウバラ>
 

 ・ポールズ・ヒマラヤンムスク
 

 

 ・<アメリカ> <フロリダ>
 

・フロッカスも白が開花準備、黄色も元気印、




・ローズマリーの紫には冬からずっと癒されている;


・満開のクリスマスローズにあたる朝日


・バケツに張った氷に映る青空☆とエニシダの鉢
 



<MEMO>ミモザアカシア
ミモザは、広義ではマメ科アカシア属の常緑樹のことで、「ミモザ」の名はフランス語に由来する。
ところがフランスでミモザと呼ばれるのは、フサアカシアのことで、
ミモザアカシアといえばアカシア・デクレンスを指す、銀葉アカシアとかもあるし、混同してしまう…

 

<山の映画> 「モンブランの嵐」 Avalanche Sturme Uber dem Montblanc 1930独

2017-03-07 17:14:46 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
「モンブランの嵐」 Avalanche Sturme Uber dem Montblanc 1930独
  

久しぶりのドイツ映画、さらに戦前1930年の古い映画、
「モンブラン」の映画がなかなか見つからなくて行き当たった作品だった。

トーキーはほんの部分的に使われているだけ、ほとんどサイレント映画、
CGになれた目には、白黒の山とアクロバット飛行の「ど迫力」はまぶしいくらい。
あの優雅でどっしりとしたモンブランの荒れた姿も想像以上、

女優・レニ・リーフェンシュタールをはじめて見られ、
ファンク監督の行く末を知って、ナチス時代の不幸をあらためて考えた。








 <シャモニ>

監督: Arnold Fanck アーノルド・ファンク
撮影: Hans Schneeberger ハンス・シュネーベルガー
キャスト
Leni Riefenstahl レニ・リーフェンシュタール (Hella)「聖山」「死の銀嶺」
Sepp Rist ゼップ・リスト (Der Wetterwart) 「死の銀嶺」
Ernst Udet エルンスト・ウーデット (Der Flieger)「マッターホン」
<ストーリー>
アルプス連山の中でも山容の美しさを持って音に高いモンブランの峻嶺に観測所がある。そこには一人の若い観測者が寂寥の中に寒気と戦いながら観測を続けていた。或時ヘラという美しい女天文学者が父親と共に飛行機で飛来し、此の観測所に滞在した。同じ学問の使途である二人はやがてお互いに愛を感じ始めた。ところが或日のことヘラの父親は断崖から足を踏み辷らして千仞の谷底に墜ちて惨死した。父の死は悲しめるヘラをして山に決...

<庭の映画>「英国式庭園殺人事件」 The Draughtsman's Contract 1992 英

2017-03-06 11:57:41 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー



ピーター・グリーナウェイ監督の)「英国式庭園殺人事件」、
<屋敷と英国式庭園を描く画家の12枚の絵の中に浮かび上がる、その屋敷の主人の死をめぐる完全犯罪の謎>といったミステリー仕立ての一編、

この庭も古典庭園から英国式風景庭園への移行期のもので、
実際は、その中間の17世紀末のオランダ式庭園を舞台にしたものという。
オランダ式の特徴を画面に見ていく作業も、愉快だった。
 この時代、オランダ人の画家、版画家「キップとクニフ」のような人々が英国の庭をスケッチして回った。
原題The Draughtsman's Contract 「画家の契約」も、史実をふまえた時代の「キーワード」だった。

◎「オランダ庭園の特徴」
・ 緑への執着;芝生、果樹
 
  
・ 常緑樹、オレンジを守る<オランジェリー>、
・ 耐寒性常緑樹<つげ>の刈り込み、
  
 
・ 鉄格子細工の門、
・ 庭から望む並木道、噴泉、はるかな田園、
  

監督・脚本 ピーター・グリーナウェイ 製作デイヴィッド・ペイン 撮影カーティス・クラーク 音楽マイケル・ナイマン
アンソニー・ヒギンズMr. Neville
ジャネット・サズマンMrs. Herbert
アン=ルイーズ・ランバートMrs. Talmann ヒュー・フレイザーMr. Talmann ニール・カニンガムMr. Noyes
<ストーリー>
名誉革命後の17世紀末、画家のネヴィル(アンソニー・ヒギンズ)は英国南部の郷紳(ジェントリー)、ハーバート家に招かれる。主人のハーバート氏は不在で、代わりに出迎えた夫人のヴァージニア(ジャネット・スーズマン)とネヴィルは、夫が戻るまでに屋敷の絵を12枚完成させること、報酬は一枚8ポンドに寝食の保証、そして夫人はネヴィルの快楽の要求に応じる、という内容の契約を結ぶ。
 翌日からネヴィルの仕事は始まったが、彼はそのうち屋敷内の微妙な人間関係に気づく。...


「上越」の銘酒に「ノドクロ」に酔った2月末日

2017-03-06 11:16:30 | グルメ、酒
もう一週間前、先月2月28日の飲み処・食事処「上越」の酒と肴、魚をメモッておきます。
新潟の酒と冬の「ノドクロ」は美味しくてついつい飲みすぎてしまった。


 恵比寿駅から<アトレ>の先~急坂を登りきったあたり、寒い夜に足取りも軽く…

・越乃『景虎』 超辛口 
  
 ワイングラスでいただく趣向の『景虎』は、瓶の底の方だったが、旨みは十分残っていた。

 

・純米酒『高千代』 からくち
   

 
 酒のみには、「村上鮭とば」だけでもいけそう☆

・純米大吟醸 『恵信』
 

 
 まるごとの「ノドクロ」☆

・オルタナ純米 『サビ猫ロック』五百万石
  
 わけわからない名前で恐る恐る~ と、マルガリータ好み

 
ここで<シチューとパン>、これにも驚いた。

・中採り直詰め『山間』

 ダメ押しの一杯、味を思い出せない(笑)

3月のバラ①油断ならない3月の始まり スパニッシュビューティー クニルプス、ツル・アイスバーグ… 

2017-03-04 11:53:12 | マルガリータの庭・3月
昨日の天気ときたら…、2月から3月の季節の変わり目を身に沁みて感じた。
暦通りといえばそのとおりなのだが、
明け方までの雨は「雨水・うすい」;2月19日ころ、立春に続く2ばんめの気候の変わり目、雪が溶けて雨となる日 のなごりか、
 雨上りの朝はキラキラ晴れて、気持ちの良い朝だった。
 




陽射しも春めいてワクワク、芽吹き時の美しい庭をカメラ片手におもわず長居して、
バラ鉢など日光浴に最適な場所を探して、素手で思いつきでやっているので刺し傷を何か所もつくり、
 ~もっとも最近は、たしかな春の足取りを探しに、何かにつけて庭を見て回るのだが。

ところが午後から冷たい北風の強風が吹きだして、冬に逆戻りしたように、
「春は名のみの風の寒さや~♪」
こんな時は手持無沙汰から、気分は春の高揚のままに、庭の模様替えとかウッドデッキの張り替えとかを企てて時間をつぶすことになる。

これもまた、ほんのひと時の優雅で、
3月6日ころの「啓蟄・けいちつ」;暖かくなり虫が穴から這い出してくる日 はもう足元に、
ソワソワと落ち着かない3月の始まりです。

早咲き大ツル・スパニッシュビューティーも順調です、
  

遅咲きスタンダード・クニルプスもがんばっている、
 

同じく遅咲き 「ゆきあかり」も
   

ツル・アイスバーグの伸長ぶりに感嘆し、
  

ロゼ・ピエール・ド・ロンサール
  

ルージュ・ピエール・ド・ロンサール
  

リバプール・エコー
  

レオナルド・ダ・ビンチ
  

バビロン・ローズ バベル・バビロン
  

コルデス・パーフェクタ ;パーフェクトな新芽
  




 
 
 

<庭の映画> 「ベルサイユの宮廷庭師」 A Little Chaos 2014英

2017-03-03 11:26:55 | 映画note 庭園、山岳、ミステリー
 

<ベルサイユ>は1660年代に入って着工、一応の完成が90年代、
「太陽王」ルイ14世が権力と財力をほしいままに、当代随一の造園家ル・ノートルに作らせた。

<古典主義庭園の最高頂点>だが、ときはすでに次の時代の庭園様式へ移行しようとしていた。
 ~自然庭園、英国庭園のイレギュラーな庭園へ
  1625 ベイコンの「随想録」;「庭について」
  ミルトン 「楽園の喪失」
  1630年代 ウィルトン・ハウス庭園
  1694年~ チャッツワース庭園
  
映画でもル・ノートルが「わたしはもう古い」云々と言っている場面がある。
伝統と調和を重んじ、無機的、幾何学的な彼が、サビーヌの有機的な色彩の庭にかぶせるように情愛を感じていく。
 噴水に囲まれた野外の舞踏場。硅石とアフリカやマダガスカル産の貝を階段状に積み上げたデザイン、
 大家ル・ノートルとほんの小さな無秩序(原題 a little chaos)を愛するサビーヌの感性が融合した新しい庭作り。
 脚本アリソン・ディーガンの手腕に感銘を受けた。

そんな庭園移行期の主人公サビーヌのロカイユの木立「舞踏の間」のフィクションは、庭園史上も興味深いし、
ケイト・ウィンスレットとマティアス・スーナールツのロマンスに加えて「二度美味しい」映画だった。





監督アラン・リックマン
ケイト・ウィンスレット: サビーヌ・ド・バラ
マティアス・スーナールツ: アンドレ・ル・ノートル
アラン・リックマン: ルイ14世

<ストーリー> 映画.comより
ベルサイユ宮殿の庭園建設家として抜擢された女性庭師の物語を、「愛を読むひと」「タイタニック」のケイト・ウィンスレット主演で描いた。「ハリー・ポッター」シリーズで知られるイギリスの名優アラン・リックマンの監督第2作。
17世紀フランス。国王ルイ14世は、栄華のシンボルとしてベルサイユ宮殿の増改築を計画していた。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートルとともに「舞踏の間」の建設を任されたのは、無名の庭師サビーヌだった。伝統と秩序を重んじるル・ノートルはサビーヌと対立するが、彼女の持つ自由な精神に次第に惹かれ、中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにする。監督・脚本のリックマンはルイ14世役で出演もしている。