~昨日の続きです~
1188様のルーツを訪ねる旅でもありました。
代々、柏崎、山中の長岡藩時代、天領をまかされた庄屋の家柄で、
司馬遼太郎「峠」の山中騒動のくだりでは、農民から糾弾される悪庄屋として登場します。
I邸のご当主M様は、時代が時代なら本家の庄屋を継いでいた方。。
M様のお父上が1188様のお父上の長兄で… つまりM様と1188様はいとこ同士ということです。

庭にある最後の庄屋のお父上を称える碑文
一部、戦後の米軍占領下に削り取られたところがあり、これについては日を改めて書きます。
さてバラのお庭です。地元の園芸誌、新聞にも紹介されていますから朝から来園者が来てます。

雑誌は今月号、新聞はつい最近らしい。
探究心旺盛なDNA を受け継いで、一年ごとに様々な工夫を重ねてきた賜物とお見受けしました。
私の注目種は
・ランブラー ガーデニア;とにかく四方八方に伸びまくっている。
村田バラ園が注文品の代わりに送ってきたが、今ではこちらでよかった~とか。右壁面上方に伸びている。
・デンティ・ベス;一重の大輪、女性の愛好者も多いという。

創意工夫の数々
無農薬栽培の梶みゆきさんを信奉してらっしゃって、
すべて自然界の摂理のままに、という考えを実践されています。
バラ歴4年目の私の質問にも、丁寧にこたえて下さり、
「口がすべった」“不耕起栽培”の実験農場まで、案内してくれました。

耕さない!寄せるだけ。
これは優れもの、土おこしに雑草取りに使い勝手抜群、帰りにホームセンターで購入、1280円。
養生中の「夢乙女」、ざっくり掘って「これ、持っていきなさい」
たっぷり2時間の“講義”の後は、庭でとれた山菜づくしのおもてなしでした。

昔ながらのおもてなし料理の数々、
「今度、練馬のお庭を見に行きましょう」と言われました。
これからの作庭の大きなはげみになります。