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マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

京都・源光庵;悟る窓と迷う窓

2014-10-18 23:49:22 | 京都 大阪 神戸 奈良
JR東海の「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンはもう何年にもなるそうだが、紅葉シーズンに向けて一段と熱が入っているようだ。そのテレビCMでも新聞全面広告でも、この京都の洛北源光庵の真っ赤に染まった丸い窓と四角い窓をトップ画面にもってきている。そういわれてみれば…、と思い出すかもしれないくらい、あちこちで。
京都で一番の「俵屋」で昔日の雰囲気にひたった後は、今話題のお寺まわりも自然に足が向くというものだ。

 

紅葉には1か月早いのが残念だが(写真は2012,11,22撮影とある)、早朝9時過ぎというのに個人の参拝客がひきも切らず、それも若い人が多い。

  



丸い窓の「悟りの窓」は何事にもとらわれない、おおらかな気持ち、丸いかたちは大宇宙を表現し、四角い窓の「迷いの窓」人の一生を表しているとも。丸窓と四角い窓は同体で、「迷い」の後に「悟り」、また「迷い」と繰り返す人の一生を表しているという。

  (絵です)

上の文中にもあるが、丸い窓から見る庭と四角い窓から見る庭は、まったく違う庭のようにも見えるのも不思議、禅宗の庭に含まれる意向は謎解きを仕掛けられているようで楽しい。

 

 

本堂天井板;
   


京都・俵屋の美学

2014-10-18 23:41:45 | 京都 大阪 神戸 奈良
ついに俵屋初体験、年の功か、恐れ知らずか、
少し緊張気味だったが、思ったよりリラックスした雰囲気で偉ぶったところもかしこまったところもまるでなかった。
玄関番に仲居に油断ない立ち居振る舞いで、それでいて自然で洗練されて、老舗中の老舗の「おもてなし」とはこういうものだと納得。
坪庭、茶室、やや薄暗い部屋に内庭、すでに満杯の湯で満たされている槙の湯船、
谷崎潤一郎;『陰翳礼讃』、建築家乾正雄;『夜は暗くてはいけないか』が思い出されるような暗めの室内に、床の間の掛け軸は、「狩野探幽」、江戸初期

   



  

 

夜膳

 先付 向付

信楽饅頭 焼物

穴子白蒸し

鴨摘みいれ鍋  
 
                                             

朝膳

 俵型の干菓子

湯葉の下に大量の豆腐。
 京風は木綿と絹の中間、美味しい☆朝の湯豆腐は京都旅館の定番☆ 炭で温め、つゆも一緒に、しつらえも初めて見るものだった。

 まるごとの鰺とハタハタ、厳選されたお魚☆

大阪・ホテルグランヴィア大阪;夕景・夜景・朝焼け

2014-10-17 05:43:59 | 京都 大阪 神戸 奈良
大阪駅直結のホテルグランヴィア大阪の23階から、
読書の合間に撮ったものだ。やっぱり水の都は夕景が一番似合う。西方の河口に向けて夕陽が落ちるとき、河の上を這うように光がこちらがわに反射するさまは2年前にはじめてみて感動したものだった。マルガリータのつぶやき・大阪薔薇めぐり

≪夕景≫




≪夜景≫


≪朝焼け≫

青もみじの京⑭嵐山朝散歩

2014-06-08 14:00:07 | 京都 大阪 神戸 奈良

星のやから川岸を歩いて渡月橋を臨む;サギ?と鮎釣り人


誰もいない渡月橋から≪嵐山(左)と小倉山(右)≫


≪竹林≫


  ・ホテルグランヴィア京都のポストカードと見比べてほしい☆
    
     池原昭治の「民話絵」;テレビ「まんが日本昔ばなし」の原作・演出・作画担当




青もみじの京⑥坂東玉三郎・舞踊公演

2014-06-06 23:46:01 | 京都 大阪 神戸 奈良

  





<南座HPから>
6月に京都四條南座で「坂東玉三郎特別舞踊公演」として、5日(木)~12日(木)は「組踊と琉球舞踊」、15日(日)~21日(土)は「地唄三題」が上演されます。
例年、南座で上演される「坂東玉三郎特別舞踊公演」、今年は、前半後半にわけて多彩な舞踊が披露されます。昨年、沖縄と東京で初演された新作組踊『聞得大君誕生(ちふぃじんたんじょう)』と、琉球のニライカナイ伝説を題材とした玉三郎の構成・演出による創作舞踊『蓬莱島(ほうらいぬしま)』が上演されるのが前半。後半は、昨秋のこんぴら歌舞伎でも上演された『鉤簾の戸(こすのと)』ほか、人気の地唄舞三題を玉三郎がお魅せします。