梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

梅之旅日記’08 桜島探検

2008年07月26日 | 芝居
宇部から貸し切りバス、山陽新幹線、九州新幹線を乗り継いで、昼過ぎに鹿児島へ入りました。
これからは自由行動、さっそく先輩や衣裳方さんたちと「かごしま水族館」へ。ずいぶん前に大阪の「海遊館」で見て以来のジンベイザメさんに会えました! 水槽の真上から見学できるチャンスに遭遇したのですが、悠々と泳ぎ続けるお姿を、フラッシュ禁止のカメラで捉えるのが難しく、いい写真が撮れなかったのが残念…。というわけで、じっとしている皆さんのお姿をご紹介。クラゲさんは私が一番尊敬する生き物です。

「かごしま水族館」は、こじんまりとしているものの、なかなか楽しい水族館でした。イルカさんもラッコさんも可愛いけれど、ここでしかみられない、硫化水素を栄養分として生きている<ハオリムシ>を実見できて嬉しかった~。
あと、海辺の生き物に直接手を触れることが出来るコーナーでの坊ちゃん嬢ちゃん方! いくらもの言わぬ生き物でも、オモチャじゃないんだからね! ナマコさんを締め上げたり、ヒトデさんを投げて遊ぶとは何事ですか! みんな生きてるんだよ~!

続きましては水族館そばの港からフェリーに乗って桜島へ。衣裳さんの運転で、レンタカーでの島一周です。のっけから、湯之平展望台の眺めに圧倒され…。


そして海を眺めながら入る<古里温泉>の景色に感動…。浪の音を聞きながら入れるお湯、開放感は抜群!


過去の大噴火のすさまじさを伝える史跡もたどり(3メートル近くも火山灰が積もったのですね!)、夕暮れ間近の浜辺をブラブラしたりしているうちに、あっというまの3時間。しかし、どなたかは知りませんけど、なんでわざわざ“うし”なんて書く必要があったの?


日没とともに本土へ帰り、黒豚しゃぶしゃぶで「お疲れさま!」 あ~あ、また芋焼酎で酔っぱらっちゃった~。