梅之旅日記’０７ 『ジャブジャブと…』

ホテルから貸し切りバスで【呉市文化ホール】へ。連日の２回公演です。
以前もお話ししました、３年前の西コースでもお邪魔した会館ですが、前回のときは、洗濯物を屋外に干せたのが、今回はＮＧに。大通り沿いに洗濯機を仮設したり、物干し場を作るのが、景観とかセキュリティーの面で厳しくなったのでしょうか。
どんなお役であれ、演じたあとは肌着などが汗でびっしょりになるのは当たり前。お風呂に入ればバスタオルだって湿ります。巡業にとって＜洗い物＞は大きな負担です。
一昨年の中央コース巡業の日記でも少々触れましたが、巡業関係者共用の洗濯機、乾燥機は、旅の荷物として常にトラックで運ばれております。そして、スペースさえあればロープを張り巡らせた干し場も仮設いたします。役者といわず地方（じかた）さんといわず、一番の肉体労働である大道具方さんも、みんなで公平に利用しています。

今回は天候に恵まれていますから、それほどでもないのですが、天気が悪いとせっかく洗ったものが乾ききらなかったり、途中で雨に降られて台無し…ということもしばしば。今日のように会館の都合で表に干せないときなども、いまいちスッキリしないことがあったりします。

ホテルの自室に持ち込んで手洗いすることすらござますが、ともかくも、毎日の芝居を気持ちよく勤めたいということ。汗クサいのは嫌われるモト！？　いいえ、そういう次元でなしに、最低限のマナーでございます。