梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

有意義な1日でした

2007年09月26日 | 芝居
本日は歌舞伎座千穐楽の舞台を拝見させて頂いたり、マッサージや買い物など、1日の大半を銀座で過ごしました。
夜の部の切狂言『二条城の清正』。私が、師匠のもとに入門することが決まった、平成10年9月歌舞伎座でも上演されており、私も本名で序幕の武士を勤めさせていただいた思い出深い芝居。清正はやはり播磨屋(吉右衛門)さん、師匠は豊臣秀頼でございました。今日の舞台を拝見しながら、ちょうど9年前の光景がだぶって見えてくるようで、不思議な感覚でした。

夕食は、久しぶりに門前仲町の<ココナッツ・パーティー>で。今日は大変な大入りで、マスター大わらわでございました。なにせお一人で切り盛りするお店、ときにはお客さんがウェイターになることも。そんな和気藹々の雰囲気が大好きなのです。
今週のマスター思いつき「キノコとトマトの煮込みスパ」が量といい味といい大満足。1人じゃなかったらスペアリブも頼んだのだけれど…。来月になったら仲間と来ようっと。

明日からは国立劇場10月公演のお稽古開始。珍しいお芝居に参加させて頂きます。稽古場便りをお楽しみに…。