タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

半日の清遊?

2020年04月14日 | 山歩きから
広島県でも新型コロナウイルスの感染者が急増しています。

県知事から、ウイークデーも外出の自粛要請が出ています。

山歩きは別と言う考え方もありますが、登山とて例外ではないと言う意見もあります。

タカ長の考えはどちらかよく分かりませんが、裏山に人が集中するのもどうかと言う思いもあり、感染リスクの少ない家族とマイカーで出かけました。

行き先は3月26日に出かけて気に入った、東郷山の南側です。今日は寒山(さぶやま)まで行きたい、と言う気持ちはありました。

    

白井林道から東郷山のほうを見ると、木の上に雪が残っているのが見えました。

しかし、空は快晴、絶好の清遊日和です。

    

林道をゆっくりと歩き、前回の山歩きで様子の分かってきた、東郷山と寒山をつなぐ尾根に登りました。

そして右へ。このあたりは気分の良い尾根歩きです。

    

ルンルン気分で歩いていたら、だんだんと傾斜がきつくなり、、、、

それでも登っていくと岩場が現れました。

    

イメージとしてはこのような急登です。ここでひと思案。

雨上がりの道は足場が悪い、、、、、、、、

と言うのは単なる言い訳で、、、、、、

ポンコツ登山隊としては、これ以上は無理と判断して、いさぎよく敗退することにしました。

そのような決断をするのを残念に思う気持ちもあり、そこに若さの名残を感じました。

しかし、無理は出来ません。歳よりは安全第一。

女房殿にケガされたら、明日からではなくて、今日から生活に支障が出てきます。

と、思いを定めたら未練も何もありませんでした。

ふり返ると、雪をべたりと付けた県北の山が、樹間ごしに見えました。

    

無事に林道へ下りました。

小腹がすいてきたので、この近くでおむすび1個の軽食。

前方に見えているのが大峰山です。

このあたりを歩くのなら「半日の清遊」と言えますが、あの850メートル峰を登るとなると、清遊とは言い難い気がしました。

    

それにしてもこのあたりの春は遅いのでしょうか?木の芽はまだ吹いていないように見えました。

林道のそばにはスミレなどの花も見えましたが、咲き始めの雰囲気です。

もう少し下の方でオオイヌノフグリが咲いていました。

ワラビはやっと出始めた感じです。まだ、背丈10㎝に満たないものを数本見つけただけです。

1ヶ所でセンダイムシクイの声が聞こえたような???

そのような状態ですから、また何日か先に出かけるつもりです。

ここは近いし、新型コロナウイルスの問題もないでしょうから、ここらで息抜きをするのは良いことだと思います。