タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日も裏山

2017年06月20日 | 山歩きから
雨になりました。

その雨が降る前に仲間たちと裏山歩きです。

代り映えのしない山歩きと言えばその通りですが、それでも毎回十数名の参加者があります。

この裏山歩きが私たちの活動の基本になっていることを皆さん自覚されているからでしょう。

    

その裏山歩きの距離はこの時期になって少しずつ短くしています。

と言うようなことを言うのはタカ長だけかもわかりませんが、とにかくわがままを言わせてもらってます。

    

距離よりも回数、暑い時期の低山歩きは辛いと言えば辛いのですが、、、

距離は短縮しても回数は減らさない、、、、と自分に言い聞かせながら歩いています。

   

   

人さまに誇るほどの花もない裏山ですが、、

それでも何か咲いています。その中で、、今日は、、、これ、、、、

    

イチヤクソウが見ごろになっていました。

何枚も撮った中に何とかピントがあったのがありました。

これだけで満足、、、、

代り映えのしない裏山歩きですから、この程度のことでも嬉しいのです。

これと言ったいいことが無くても、とにかく継続、、、、

しばらくは継続するのが辛い時期ですから、自分に負けないで、、、、継続、、、継続、、、です。


今日も幸せ

2017年06月19日 | 日々雑感
広島県の北部、北広島町方面をドライブしてきました。

一番の目的はゆきあい苑さんを訪ねることでしたが、、、

そこに行き着く前にドライブを楽しみ、ササユリなどの花を見ながら行ったので、、、

そのうえゆきあい苑さんではオジサンたちの作業の手を止めて話しこんだので、12時に予約している工房ぶなの里での昼食時間には丁度良いことになりました。

今日は山歩きなどはしないので、時間をもてあますのではないかと、チョッと心配していたのですが、好き勝手なことをしながら遊んでいると、時間の流れが速くて、ヒマを持て余すことなどまったくありませんでした。

    

そのゆきあい苑さんは夏姿で、、、、

    

ミズバショウは葉ばかり、この時期の葉はご覧の通りです。

しかし、その他にもたくさんの花があり、、、、

    

その花を撮ったり、、、

    

その花についてゆきあい苑さんの「営業担当」、、、つまり奥様と話していると、時間などあっという間に過ぎていった、ということなのです。

その花の写真はたくさん撮ったので整理はこれからですが、、、、

    

タカ長の好きなブルー系の花をひとつ紹介します。何とかシノブ、、、、と言うような花だと思うのですが、、、

タカ長がおかしなコメントを書くと、花に詳しい仲間からのキツイ指導がはいるので、ここはコメントなしということにします。

    

次回行くのはこの花、キレンゲショウマが咲くときです。

そのときは今日の倍以上、十数名で行くことになるはずです。

    

そのあと森の中の「工房ぶなの里」で昼食タイム、、、、

    

小さなレストランですが、オープンデッキでの昼食は風もさわやか、暑くもなく、寒くもなくとても快適でした。

次回仲間たちと来るときはこのオープンデッキをが貸し切り状態になるはずです。

    

そのあと尾崎沼に行きました。

いまは水連が見頃でした。

    

    

ここを訪ねるのは久しぶり、、、、

ここでカキランを撮ったことはよく覚えているのですが、今日行ってみるとどこで撮ったのか、、、

そのようなものが見られるような環境ではないような、、、、素人のタカ長にはそのようにおもわれました。

次回行くときは植物に詳しい仲間を連れて行ったほうが良さそうです。

 

今日はのんびり

2017年06月18日 | 日々雑感
    

昨日歩いた熊城山からは山陰の名峰三瓶山や、今春きつい思いをして登った石見冠山がよく見えました。

そのほかの山もたくさん見えましたが、2009年から行っていない山ですから、、、、

つまりたびたび行く山ではないので、頭の中に山の地図を描くことができなくて、それ以外の山の同定はしませんでした。

無責任ですが、要するに「たくさんの山が見えた」ということだけです。

    

家でのんびりしているときは読書をします、と言いたいのですが、最近は読書量が激減しています。

「悲しみの上に人は輝く」(青山俊童著・PHP研究所)を買ったの少し前のことですが、まだ読了していません。

このような本は小説みたいに一気に読む必要はないと思いますが、それにしても時間がかかっています。

正法寺住職というその肩書を見て買っただけですから、この著者のファンとは言えないようです。

それでも示唆に富むことばが満載、ゆっくりと味わいながら読むのが良さそうな本だとタカ長は感じています。

    

不信人なタカ長でも「和顔施」とか「愛語施」という言葉くらいは知っています。

しかし、この本では「捨身施」とも言えることが書かれています。

たとえば、いま頂いたさくらんぼは体ごと供養、つまり捨身(わが身を捨ての)供養をしております、と語られ、、、、

そのものがそのものとしての役をつとめあげた時、布施をすることができたといえるのであり、私たちは朝から晩まで布施のただなかに生かされていることを忘れたくないと思います。

と言われるこの概念はタカ長には新鮮で、その内容には妙に納得した気分がしました。

不勉強なタカ長は「布施のただなかで生かされている」という認識までは持っていませんでしたが、、、、言われてみればその通り、、、、

私たちが生きるために欠かせない食べ物はすべて、その身をしててくれているからこそ私たちの口に入るわけですから、この説明には説得力があり、タカ長のような凡人にもよくわかるのです。

    

タカ長が好きなタカは人を喜ばせるために飛んでいるのではないのでしょうが、、、、

その姿を見たものは幸せな気分になるのですから、「和顔施」とか「愛語施」と言えるような布施をしてくれていることになりそうですね。

    

同じようなことは花についても言えることで、、、、

このように考えたら、見るもの聞くもの食べるもの、そのすべてが布施といえそうです。

そのような心境で生きていくためには、すべてのことに感謝しながら生きる心がまえが必要なようですが、、、

まだまだその心境にはほど遠いタカ長、、、、いろいろな機会ととらえて勉強しないといけないようです。


季節違い???

2017年06月17日 | 山歩きから
熊城山に行きました。

広島県のマイナーな山なので、県外の人にはお分かりにならない山かも分かりません。



その山の登山口とも言える森です。

緑深い森ですが、これではこの写真に何の意味があるのか分かりませんね。

    

この道をもう少し進むと、、、

先ほどの木の幹が見えてきます。

何やら特徴ある幹そして枝、、、、。

そう、この山のウリは山頂ではなくてこの森、天狗シデの森です。

    

近くにはこのような説明版があります。

この木はイヌシデの一変種で、突然変異で生まれたようなことが書かれています。

    

幹を見ても、、、、

    

枝を見ても、複雑に曲がっていて、その様子を見るのがこの森を訪ねる楽しみなのです。

しかし、いまは葉が茂っていて、イヌシデを楽しむには適した時期ではないのかも分かりません。

タイトルの「季節違い」と言うのはそのような意味もあります。

ここを訪ねるのは初めてではないのですが、次回は葉が茂る前、新芽のころ来ると、、、、

このイヌシデの幹や枝を見るにも、、、この山の自然を楽しむにも適した時期だと思われます。

   

天狗シデだけでなくこの山の自然を楽しんできました、、、、、、

と言いたいのですが、ご覧のように天気が良すぎて、暑くて、、、、

タカ長ほか数名は山頂手前の落葉樹の森で昼食タイム、健脚組は山頂を極めたあと私たちに合流しました。

今日の鳥はホオジロ(左)とオオルリ、、、、、そして、、、、

   

蝶は、、、よく知らないのでコメントできません。

他には何種類もの花を撮りましたが、天気が良すぎて撮りにくかったですね。

    

足もとに咲く花を除けば、ヤマボウシの花が目立ちました。

その中にはピンク系の花もありました。そのほかいろいろな花を楽しみました。

    

と言いたいところですが、帰りは林道を利用して、、、

道のそばのフキを採りながら帰りました。

今日はのんびり歩きの山でしたが、それでも歩数は1万歩ちかくになり、、、

季節外れともいえる晴天のためか、数字よりは疲れた(?)山歩きになりました。

今日の山は脚力のない人が主人公の山ですが、この程度の山は皆さん歩くことが出来るようです。

最近ブログ村のランキングが少しずつ上がって来ました。もう少し上がると嬉しいです。

と言うことで、タカ長ブログを訪ねたついでに、下記をクリックして頂くと嬉しいのですが、、、、、、。

    




    

不真面目に、不真面目に

2017年06月16日 | 山歩きから
暑くなってきました。

空気感もすっかり変わったようです。

今日は四国の山どころか、広島湾内の山もハッキリ見えない状態でした。

そのような中の裏山歩き、、、、仲間はマジメに歩く人が多いのですが、、、、

タカ長は不真面目に、不真面目に、仲間の後をごそごそとついて行く感じです。

仲間たちに遅れるのは写真を撮っているから、と言うことですが、写真は撮らなくても、暑い時期だからもう少し不真面目に歩いても良いのに、、、

と言うのがタカ長の思いなのです。

でも、皆さんはマジメです。

    

鳥がいれば鳥を見て、花があれば花を楽しみ、、、

何もなければ空気の流れを肌に感じ、、、、その風の声を楽しむ、、、

と言うのがタカ長の思いですが、この心境になる人は少ないようですね。

    

    

そのようにして撮ったイチヤクソウ。

その他には、、、

    

マタタビの花。

マタタビ酒に関心を持っている仲間が出来たので、今年は久しぶりに作ってみようかなぁ???

疲れた旅人がこれを飲むと「また旅が出来るようになる」と言われるくらいの強壮剤になるようなので、、、

高齢になったタカ長にも役に立ちそうですね。

    

その他にも路傍の小さな花を撮っているのですから、、、

いつも仲間たちに遅れがちについて行くことになるのです。

でも、ここは勝手知ったる裏山、、、、、

不真面目に、不真面目に歩きたいなぁ、、、、と考えているタカ長です。


梅雨と言えば

2017年06月15日 | 日々雑感
梅雨と言えば紫陽花。

拙宅の紫陽花もいまが見頃、と言いたいのですが、これだけさわやかな天気だと違和感があります。

紫陽花には雨が似合う、のではないかと思います。

    

わが裏山も紫陽花の季節ですが、、、

ここで見られるのはコアジサイです。こちらもいまが見頃だと思われます。

    

しかし、カラカラの空気の中ではそれらしく見えなくて、、、

特に日向のコアジサイはそれらしくなくて、日陰の花を探して撮っています。

    

そして、、、、撮ってきた写真をパソコンで加工、、、

色を実際より濃い目にすると、少しは気に入った写真になります。

色はブルー系で、、、、そして、、、この繊細なところが好きなのです。

    

わが裏山の夏の花と言えばスイレン、、、

山上の池は「スイレンまつり」と言うことになっていますが、こちらは咲き初めの状態か?

    

夏になるともっと賑やかになる、、、、とタカ長は思っているのですが、、、

それもこれもタカ長の独断ですから、あまりあてになる話ではありません。

それにしてもこの天気、、

梅雨前線が九州の南のほうにあるのに梅雨明け、、、、

素人の感覚とはずいぶん違いますね。


世の中何かと騒がしい?

2017年06月14日 | 山歩きから
今日も裏山を歩きました。

今週は4回山歩きをするつもりですが、そのようなことが出来るのは、裏山にさわやかな風が吹いているからかも分かりません。

依然として蚊取り線香の出番ナシ、です。

    

わが裏山は展望地には恵まれていないようですが、そのことは同時に、太陽の直射を受けないで歩くことが出来ることを意味しています。

尾根道を歩いても、このように樹間から広島湾の島を見るだけ、、、、

電力会社が伐採したところを除けば、ほとんどのコースはこのようなものです。

    

そのようなコースを歩きながらこのようなビラを見つけました。

先日見つけたものは完全なものでしたが、ひと雨降ればこのようになってしまうのでしょうか。

タカ長にはこのハングルを読むことが出来ませんが、、、、

「北の核が、、、、何とか、、、、」そのようなことが書かれているようです。

ハングル文字のビラを日本上空でばらまくことは考えられませんから、韓国でまかれたものが風にのって飛んできたのでしょう。

タカ長も裏山で何枚か見ていますから相当数とんできたのかも分かりませんね。

このようなものは、タカ長の記憶では、、、遠く子どものころ、、、、つまり戦争のころ、、、

空から降ってきたことがあります。ずいぶん昔の記憶です。

    

展望が良くなった伐採地で休んでいたら自衛隊の艦船らしいものが目につきました。

画面の左から右へ、、、、左は呉の方向で、右は山口県の方向です。

これがどのような艦船で、どこからどこへ行くのか知る由もありませんが、、、、、

何かと騒がしい東アジア情勢と関係があるのでしょうか?

その艦船の上に見えている山脈は四国だと思われます。松山方面か佐田岬方面か、そんなところです。

その佐田岬には伊方原発があり、もしそこで福島のようなことが起こったら、この距離ですから、、、

わが裏山にも被害が及ぶことが想像できます。

そのようなことは嫌ですね。

梅雨だと言うのに

2017年06月13日 | 山歩きから
    

広島地方は梅雨入りしていますが、わが裏山では今日もさわやかな風が吹いていました。

気温はそこそこ上がりますから、汗かきのタカ長はいつものように、汗をふきふきの山歩きになります。

しかし、山上で昼食をとるときは、日陰にいると寒いくらい、タカ長はわざわざ日向に出て、全身に太陽を感じながら食べました。

    

山上の古刹からの展望も遠くまで見通せて、、、

遠く四国の石鎚山まで見ることが出来ました。

この画像では無理ですが、、、、

    

目のいい人はこの中に石鎚山を確認できるはずです。

と言っても目の付け所がお分かりにならないはずですから、、、、

    

もう少しズームしてみます。これで分かるでしょう?

タカ長は現場で、、、、裸眼で見ることが出来ました。

皆さまもこの画像で確認できるはずですが、、、、、

    

目の悪い人はこの画像をどうぞ!瀬戸内の山のはるか上に見えているでしょう。

天狗岳から弥山にかけてのスカイラインが見えますね。

と言っても、弥山のあたりに少し雲があるようですが、、、、、。

梅雨と言うのにこの時間の湿度は、気象庁の予報を見ると47%になっていました。

明日もこの状態が続いて、最低の湿度は38%と言うような予報も出ています。

これで梅雨?これではタカ長の蚊取り線香は出番がありません。

    

わが町の埠頭に大型船が接岸中でした。

最近わが町にやって来る大型船も多くて、タカ長たちの耳に届くようなニュースにもなりません。

わざわざ見に行ったことが今ではウソのようですね。



    

ウチョウラン展

2017年06月12日 | 日々雑感
広島市植物公園にウチョウランを見に来ました。

今日のタカ長は朝から夜まで忙しいので本日はこれで終わりです。

帰宅しました。取り急ぎ写真を2枚紹介します。

    

    

友だち夫妻の作品です。上がご主人、下が奥様のものです。

このウチョウラン展は6月15日(木)まで開かれています。ぜひお出かけ下さい。

よろしく、、、、、です。


タカ長はこれから「夜の部」の始まりです。

青春の岩峰(3)

2017年06月11日 | 山歩きから
仲間が先日登った大峰山の写真を送ってくれました。

    

まわり縁の岩場はこのようなところです。右下はもちろん断崖絶壁です。

この角度からは分からないのですが、人が立っている岩が最下段の岩の上に庇のように張りだしており、その下に座ると少しの雨はしのげます。

と言ってもとても狭い空間で、足腰が弱ったこの歳になると「定員1名」の状態でした。

若いころはこの上に3~4名座っていたような記憶があるのですが、、、、、。

    

これも仲間が送ってくれた写真です。

下から2段目と3段目で写真の撮りっこをしました。

このあたりの岩場は青春のころの想い出が色々あるのですが、、、、先日、、、

この大峰山を登りながら、この麓に住んでおられた鳥の先輩を思い出していました。

彼は熱心なバードウォッチャーで、ご自分の足元を熱心に見ておられました。鳥に関してはこのあたりの「主」と言ってもいい人です。

    

この岩場から撮ったクマタカの背面が見える写真を見せてもらったことがありますし、、、

この近くの山で、どこからかさまよって来たイヌワシを一緒に見たこともあります。そのイヌワシはタカ長が生まれて初めて見たイヌワシでした。

イヌワシなどお目にかかる機会などほとんどないので、その時撮った写真を専門家に送り同定してもらいましたが、、、

その結果は5~6年生のイヌワシ、と言うことでした。

その時のことはタカ長の貴重な記憶ですが、もう一つ忘れられない思い出があります。

    

その鳥友はどのような事情か知りませんが、作家椎名誠の奥様である渡辺一枝さんと親交があり、、、、

その渡辺一枝さんからチベットへ遊びに来るよう誘われていたのです。しかし、、、、

歳をとっているとは言っても男一人で渡辺一枝さんを訪ね、一緒にチベットを旅行することは出来ないから、二人(タカ長とタカカノ)を加えた3名で行こうと頼まれ、、、

その話が彼の定年を前に少しずつ具体化していたのです。

ところが、彼は定年を前に病魔に襲われ、定年と同時に入院生活、、、、薬石効なく帰らぬ人になってしまったのです。

人生100年時代、定年後は鳥三昧の生活を夢見ておられたはずですが、その夢の日を一日も経験しないまま他界されたのですから、、、、

彼のことをもい出すと、今でも目頭がゆるんできます。

破天荒(?)な渡辺一枝さんとチベットを旅したら、さぞ面白い旅になったはずですが、、、

その夢は夢のまま終わってしまいました。

その思い出は青春のころのものではありませんが、タカ長は大峰山やそのまわりにはたくさんの想い出を持っているのです。